11.この原作を一読した時、監督のリチャード・ドナーは、当初これを「時空を超えた愛」の物語として映画化したかったのだと思う。その痕跡は、随所にうかがえる。特に、本来は主人公であるはずのポ-ル・ウォ-カ-を差し置いて、最も目立っているのはその友人役ジェラルド・バトラーであり、彼と、14世紀の女性との“ロマンス”の方が、メインプロットであるはずの「主人公の父親を過去から救出する」という展開以上に印象的だってあたり。しかし、映画はそのことにより決定的な弱点を抱え込むことになった。結局それにより、どっちつかずの曖昧な印象を与えることになってしまったという…。たぶん、あくまで「SF大作」にしなければならないという有象無象の“プレッシャー”が、監督であるドナーを迷わせることになったんだろうか。本来この監督は、『レディホーク』に見られるごとくハリウッド屈指の「ロマンチスト」なんだ。『スーパーマン』だって、あのスーパーマンとロイス・レーンの“夜空のデート”場面の美しさを思い出してほしい。そんな彼が、もし、マイケル・クライトンの原作や、昨今のSFアクション的ノリなんぞに惑わされず、自分の撮りたいようにこの作品を撮っていたら…本作は、実に実に感動的な映画になったことだろう。くり返す、その痕跡は至るところに見出せるのだ。だからこそ、本当に残念です…。 【やましんの巻】さん 7点(2004-01-08 13:08:47) (良:3票) |
10.《ネタバレ》 SFアドベンチャーとして観てません(^_^;)マレク&クレアのラブストーリーとして観ました。だって他は対して面白くない。だって教授は無責任だし。だって社長はわがままだし。だってケイトとクリスは歳が離れててなんで好きになったのか分からないし。マレク、かっこえぇ♪川を二人で下っている時の会話。かわいい。それに片耳の騎士が自分だと気づいた時に笑顔なんだよ。戦ってる最中なのにさ。あ~他はどうでもいい・・・。 【がんな】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-05-12 14:56:12) (笑:2票) |
9.ジェラルド・バトラーが有名にならなかったら存在すら知らなかった作品です。 ところでDVD鑑賞中に一旦停止しないで台所へ水を飲みに行って帰ってきたらいつの間にかクレアとマイクは恋に落ちていました。 何で????? 【るる】さん 10点(2005-03-16 13:34:31) (笑:2票) |
8.《ネタバレ》 ちょっと・…イマイチ!! なんか物足りないんだよね・・・・あのおとこの人(というかジェラルドバトラー!かっこよすぎる・・・・)いつのまに、あの時代にのこるほどあの女の子のことすきになったの・・・?ふつうできないよ、テレビもけーたいもない時代に突然のこるなんて。。あんな人いいね、かっこいいね、すてきだね。あたしもそのくらい愛されたいですよ 笑 【ギニュー隊長★】さん [映画館(字幕)] 5点(2004-12-17 15:39:39) (良:2票) |
7.《ネタバレ》 基本的にバック・トゥ・ザ・フューチャーなんですが、こう言うのも結構イイ。 次々とつじつまが結びついていくのが非常に気持ちいいです!!
ドキドキ感も味合えたし文句無しです。 【映画坊主】さん 9点(2004-12-09 00:17:13) (良:2票) |
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6.《ネタバレ》 原作は未読ですが(クライトン作品は結構読んでいる方で、どれを読んでもかなり面白いので)、きっと面白いと思うんですよ。それが何だか学芸会ちっくなのは何故でしょう。ストーリーも、夢見がちな歴史オタク少女が書きそうな内容に思えてしまうのは何故でしょう。タイムスリップものにありがちな「過去の女性(or男性)と恋をし、過去に残ることを決めた」人物。何だかウソ臭いんですよね。もうちょっと悩もうよ、みたいな。だって親にも友人にも合えなければ、映画も見れないスキーも出来ない、海外旅行も遊園地も行けないんですよ。矢鱈人物が出て来るのに、どれも没個性的で、どれ役立ち方が中途半端なのも学芸会ちっく。5点は、テンポよくめまぐるしく変わる場面作りのセンスで、文句言いつつも最後までそこそこ面白く見れたので。 【ともとも】さん 6点(2004-08-25 18:09:51) (良:2票) |
5.「メガネは外していけ」って突っ込む所はそこじゃねーよ・・・ 【ダージン】さん 6点(2004-02-25 00:09:00) (笑:2票) |
4.《ネタバレ》 原作は2年前に読んだのですが、映画は時間を6時間と切り詰めている関係か、原作で絵になりそうな梁の上での決闘や槍試合などがなくて、城の攻防をめぐる混乱ばかりで非常にわかり難いものになっています。折角これだけ時代考証に努めたのだからもっとゆっくりしたテンポで見せればいいのに。二人の若手考古学者が身軽な女性と体育会系の古武器研究家で、主人公らしいのはダメ男って笑える組み合わせなのにあまり生きていません。高性能コンピュータで情報を圧縮してワームホールを潜らせると言う技術の解説はもっと模型などで説明する必要があった筈だと思えます。14世紀の城なんてあの程度のものでしょうけれど、結構金をかけている様子なのに説明不足で話題性も乏しくなっているようです。映画の入りは非常に悪かったです。いっそ原作にあったような転送失敗の猫とか見せたほうが、気持悪いけれど話題作りにはインパクトがあったかも知れません。クライトンものにしては失敗作だと思います。次は「Prey」が控えているらしい。 【たいほう】さん 6点(2004-01-21 22:16:19) (良:2票) |
3.バルセロナで見ました。日本公開前なので気を使ってレビューします。良い所もたくさんある映画です。退屈はしないし、ストーリーも破綻してないし、映像は良くできています。台詞も多いので英語を勉強するには良い映画です。さらに言えば冷めた目で映画を観たい人にとってもツッコミどころ満載の映画です。結論としては、あまり映画好きでない彼女(又は彼氏)と見に行く映画としては最も無難な選択です。誰の目にも明らかな展開なので、「この素晴らしさが何故判らないんだ?」とか「こんな最低の映画のどこかいいんだ?」という類の喧嘩が起こる可能性は低いでしょう。観終わった後、心に何も残らないかもしれませんが、それはそれで一つの映画のスタイルなので良いと思います。 |
2.《ネタバレ》 序盤は面白そうなんですよ。 発掘してる遺跡からなぜか現代のメガネレンズと教授のメッセージが!どういうこと??で、スポンサー企業に行ってみると怪しい社長が厨二設定しゃべりまくるいつものマイクルクライトン節。 これからいったいどうなるの?(いや過去に行くんだろうけど!)
とまぁ期待させて始まってくれるんですが、そこから先がいけません。 あれ?僕はこんな話が見たかったんだっけ?と。
要約すると民間人が行ってしまった戦国自衛隊みたいな話なわけですが、民間人の時点でめちゃくちゃ地味。 しかも現代人の知恵や機転でトラブルを解決する、みたいな状況もほとんどないし!この人たちってただ無力じゃん!
なにより個々人のキャラもたってないのがいけません。お前誰やねん?みたいな人がよくわからないイベントだらだらと進めていくのです。 しかもそのイベントが複数が平行していて「現代に帰れるんだろうか?」的なイベントやら現地女性との恋愛イベント等が複数あり、話の主軸が不在なのです。 結局、地味なうえにストーリの軸すらないっていう…とほほ映画になってしまっていて、序盤のワクワクを返せ!的な詐欺映画になってしまっています。
つかこれ、過去に残った男が主役だと思ってたら現代に戻ってきた方が主役らしく…主役が誰かすらわかんない時点でおかしいってばよ! 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-12-21 11:16:19) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 リアリティがまったくない・・。★教授が無理やり過去に行った詳しい理由ほったらかし★いきなりみんなで行くのが説得力なし(軍人だけのほうが成功率高い&秘密にできる)★火薬庫が城のてっぺんにある?!★クレアを助けてしまって、歴史が変わった!→普通にまた捕まる★ギリシャ火薬を作ってしまった!→歴史の重みを知る考古学者の意地が見たかった(機転を利かすなど)。戦局を絶対的にするほどの威力が感じられない★後半、社長が急に悪者に?断固な姿勢の理由が不明★クリスとケイトがくっついた理由不明★クレアが吊るされた話と片耳の像は一緒に存在できないはず★帰る時間がせまったときのギリギリ感がない★考古学者が自分の発掘している時代に行ったことで、価値観がどのように変わるかが一番見たかった→変化なし。・・などなど、つっこみどころ満載で、原作は良いのかもしれないが、ひとつの映画作品としてどうなのかなあ。と思った。 【らいおん】さん 2点(2004-02-26 12:35:50) (良:1票) |