4.あまりにも有名なテーマ曲「Walking in the Air」。ボーイソプラノで歌い上げられるあのあまりにも美しい旋律。子供の頃耳にして以来、ずっと忘れられない名曲。この映画の意図するものを汲み取れるのは、ある程度年を重ねて幼年時代から遠のいてしまった人間だけではないかと思う。この映画、2度観ることをお勧めしたい。子供の時に1度、その時は気楽に、そして大人になってからもう1度、その時はタイムカプセルを開くように。 【ひのと】さん 8点(2004-06-20 20:41:44) (良:2票) |
3.「ゆきだるま」の絵本を始めて書店で立ち読みしたとき、不覚にも泣いてしまった。・・・という話を何年も経ってから母親にしたら「へぇ~、あんた意外に繊細なんやなー、信じられへんわ」と怪訝な顔をして言われたことが、この『スノーマン』の絵を見るとイヤでも思い出して不快な気持ちになるのであった。ゆきだるまに泥をかけられた感じだった。あの人にとっては、単にあったかくなって溶けたゆきだるま、でしかなかったわけだ。その絵本がそのまま動画になっている。歌も物悲しくボーイソプラノが沁みる。あー、あんなこと、母親に言うんじゃなかった。言わなければ、この作品ももっと素直に鑑賞できただろうに。 【すねこすり】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-08-04 14:47:08) (笑:1票) |
《改行表示》 2.このアニメが好きで、PS版のゲームを買ってしまったくらいです; 空を飛んでる場面でなぜか涙が出ます…。トトロやピーターパンと空飛んでるのとでは訳が違うんです。なにより歌が絵とマッチしていて素晴らしい。ずっと大切にしたい、動く絵本です。 【ウィマ】さん 10点(2004-12-26 17:24:21) (良:1票) |
1.これもレビューとしてあったのか!これもサウンド・オブ・ミュージックのレビュー同様、私の小さい頃の思い出の映画だから凄く嬉しい。懐かしい。レイモンド・ブリッグスの絵本はどれもユーモアがあって暖かくて大好き。もし将来子供が出来たらまず読ましてあげたい絵本作家の1人かも。スノーマンの好きな所はあの切ない音楽と、サイレントなのにちゃんと伝わってくる、あの色彩の豊かさと暖かさ、キャラクターの優しさと心あったまるファンタジー。まるで子供の頃の夢に出てきそうな話。でもただの夢物語で終わるのではなくてラストにはちゃんと現実がある。そこが好き。ちょっと切ないけど良い映画。 |