ひめゆりの塔(1953)の投票された口コミです。

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ひめゆりの塔(1953)

[ヒメユリノトウ]
1953年上映時間:130分
平均点:7.54 / 10(Review 13人) (点数分布表示)
公開開始日(1953-01-09)
ドラマ戦争ものモノクロ映画青春もの学園もの歴史もの実話もの小説の映画化
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監督今井正
助監督村山新治(監督補佐)
キャスト津島恵子(女優)宮城先生
岡田英次(男優)玉井先生
信欣三(男優)平良先生
河野秋武(男優)仲栄間先生
殿山泰司(男優)照垣先生
清水元(男優)山岡部長
香川京子(女優)上原文
小田切みき(女優)尾台ツル
関千恵子(女優)久田淳子
利根はる恵(女優)安里ルリ
岩崎加根子(女優)花城露子
藤田進(男優)岡軍医
神田隆(男優)橋本先生
加藤嘉(男優)佐々木軍医長
渡辺美佐子(女優)安富良子
原保美(男優)大高見習い士官
武内亨(男優)兵士
原ひさ子(女優)父兄
土屋嘉男(男優)軍医
林孝一(男優)山根軍医
田中筆子(女優)花城カメ
原泉(女優)
灰地順(男優)
原作水木洋子
脚本水木洋子
音楽古関裕而
撮影中尾駿一郎
製作大川博
東映(東京撮影所)
企画マキノ光雄
伊藤武郎
配給東映
美術久保一雄
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2.第二次大戦で唯一日本でアメリカ軍との戦闘があったのが沖縄。戦争末期で日本の敗戦が色濃かったのにも関わらず、沖縄では住民も巻き込んで悲惨な戦闘が繰り広げられた。まだ10代の学生たちも動員され、特にこの女学生のひめゆり部隊の悲劇は有名な話である。昭和27年にようやく独立国家として認められ、こうした戦争映画も作れるようになった。この作品はそうした中の1本。軍人ではなく野戦病院での働きだから、戦闘ではなくただただ爆撃に襲われて逃げるシーンなのだが、その爆撃の映像がすさまじい迫力がある。演じる者の至近で爆弾が破裂し、大地が揺れるほどの衝撃がある。いったいどうやって撮ったのかと思うほどだ。そんな地獄のような日々の中でも少女たちはけなげに力を尽くし、つかの間の平和な時には太陽を喜び、キャベツをボールにしてバレーをしたりする。そんな彼女たちを守り、支えたのは日本軍ではなく教師たちだった。この師弟愛にも心を打たれる。どんなときにも最後まで生きよう、生徒を守ろうとするが、次々と死んでいく。敗戦の2ヶ月ほど前のことである。本土決戦が免れたのもこの沖縄での時間稼ぎがあったからと思えば、沖縄が払った犠牲の大きさにもっと心を寄せ、死んでいった多くの沖縄の人たちを忘れてはいけないと思う。監督の思いもまたそうであったのだろう。当時の今井監督の名声は、俳優たちにノーギャラでもいいから出して欲しいと殺到したことでも分かる。脚本の水木洋子や監督、そしてこういった俳優たちの強い思いが画面からひしひしと伝わってくる。唯一残念に思うのは、学生たちも一般の沖縄人も沖縄言葉で話してないことで、分かりやすくしたとは思うが沖縄の言葉であったなら、これが沖縄の悲劇なのだともっと実感できたことだろう。
キリコさん 9点(2004-01-13 15:00:50)(良:2票)
《改行表示》
1.《ネタバレ》 小学校の教師をしていた私の父は、映画好きであったにもかかわらず、このような戦争映画を見に、私たち家族を連れて行くことはなかった。おそらく戦争中の悲しい苦しい体験をしていたからだろうと今になって思う。 ということで、私が見たのは小学生の頃、親戚に連れられてではないかと思う。映画の内容も、登場人物も誰が誰だかもわからず、いくつかのシーンしか覚えていない。その中で、置き去りにされていった兵士やこども女学生たち、機関銃や爆弾で無差別に殺されていった沖縄の人たち、つかの間の明るい太陽の元でキャベツでバレーボールをしていた女学生たち・・・。ただひたすら負傷兵のお世話をし、逃げまどう。 大人になってDVDで見ると、ああこんな映画だったのだということが思い出される。 今もなお沖縄は米軍基地によって悩まされ続けているが、このような悲惨な現実も知らず、沖縄の人は「ゆすりたかりの名人」と言っている人がいると思うと、本当に悲しくなる。 この映画は、戦争を知らない私たちが一度は見ておかなければならない映画だと思う。
ESPERANZAさん [映画館(邦画)] 9点(2011-03-11 11:12:54)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 7.54点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
517.69%
6430.77%
7215.38%
817.69%
9323.08%
10215.38%

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