53.めちゃ面白いです。ジョニーがショーンに負けたことが悔やまれますがまぁ仕方がないです。どちらもすばらしかったです。私のおすすめです!! 【はりマン】さん 10点(2004-05-19 00:05:17) |
52.観終わったあとにこれだけ余韻が残る映画は観たことがない。2時間の中に詰め込まれた3人のそれぞれの人生の縮図。濃密な人間の内面で魅せていくストーリー。極上の大人の映画だなと感じました。映画が好きで観るようになってからまだ5年足らずの自分ですが、本当にこの映画はすごいと感じることができ、映画の素晴らしさに感謝したい。子供の頃は毎日と言っていいほど遊んでいた友達なのに、いつの間にか疎遠になった経験は誰もが持っているもの。その3人が事件を通して繋がり、絡まり、もつれ合う、大人になってしまった3人は決してあの頃のように無邪気な関係を築けない。このもどかしさがひしひしと伝わってきます。人間にはやはり運命があり、それを受け入れて生きていくのが大人。それを受け入れて生きてこうと思ったときから人は子供ではなくなる。人間は頭が良いがゆえに自分の居場所が判らず、存在意義を求めて日々苦しみます。自分の人生100%満足している人なんてまずいない。なんだか悲観的なことしか書いてませんが、言いたいことは人生とは痛みさえも抱えながら川を泳ぎ続け、一瞬の呼吸の時にどんな顔が出来るかだと思います。もがいてもがいて、もう泳げない、このまま沈んでしまう…と思っても力を抜けばプカプカと浮かんでしまうことはもがいて苦しんだ人しか判りませんよね。今までいろんな人から贈ってもらった大切な言葉をこの映画を観ることでさらに大切にしようと思えました。人生の道標です。 【ちーた】さん 10点(2004-04-13 17:50:02) (良:1票) |
51.後味悪い系ですね。嫌いではないが・・・。 【kasumi】さん 6点(2004-03-29 14:18:34) |
50.好きな俳優ばかりで期待してたのに、なんでしょうこの感じは・・。光のない暗さばかりの作品。 【モチキチ】さん 3点(2004-03-12 21:11:35) |
49.俳優の演技はパーフェクトだと思いますが、後味は最悪に近いですし、評価しにくい作品ですね。ボストンの決して裕福ではない労働者の小さなコミュニティの閉塞感と、そのなかで生きる家族の信頼と不信を描いた映画として見れば、完成度の高い作品。好みの問題なのかもしれませんが、僕はけっこう好きでした。 【ころりさん】さん 8点(2004-03-04 11:27:21) |
48.私も、下でコメントされてるピルグリムさんと同意見です。「スタンド・バイ・ミー」を宣伝文句に使うのは反則だ!かなりがっかりしました。デイブはかわいそう。少しくらい救いがないと、後味悪いだけの映画になってしまう。 【neozeon】さん 5点(2004-02-29 22:36:54) |
47.すごい映画でした。 【解放軍2003】さん 10点(2004-02-27 22:02:41) |
46.好き嫌いが真っ二つに分かれる映画かな。ハッピーエンドがいいよって人にとってはホント後味悪いだろうね。でも俺はこういうの好きだな。映画館出た後もずっと余韻が残ってて、思い切って原作を読んでみた。映画が良かったと思う人には勿論、気に入らなかった人でも小説としてはなかなかだと思えるんじゃないかな。 【仮面の男】さん 9点(2004-02-24 00:58:27) |
45.捜査の中で浮き彫りになっていく、小さく貧しいコミュニティの中に隔離されたそれぞれの過去と現在。「もし…」という形で語られる過去への悔恨。しかし、人の歴史は偶然という名の必然の積み重ね。人は、大河の如く泰然と流れる時に抗うことは不可能な、限りなく弱く小さな存在である。だからこそ合理や善悪を無視し、今を生きることにしがみ付かなければ生きていけない。映画としては、構図が徹底的に計算されていたのに感心したのと同時に、確かに音楽がやや出しゃばる箇所があったのと、主役がラストで一気にローラ・リニーなってしまった様に感じました(ローレンス・フィッシュバーンも良かった)。それにしても、皆さんのレヴューがやけに長い…。本作の鑑賞同様、レヴューを読むのにも非常に疲れました、7点献上。 【sayzin】さん 7点(2004-02-23 15:32:47) |
44.なんか納得いかないんだよなー。確かに面白い…が、何か腑に落ちん。ちょっと登場人物?つーか映画の中の世界を広めすぎたのでは?それぞれの印象が結構薄い。まぁ恐らくそう思わせるのは3人主人公がいるという事だけが理由じゃない。うーん、うまく表現できんが…。つまり、私の心に響くものではなかった。 【ブチャラティ】さん 7点(2004-02-22 00:48:41) |
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43.名作。数年に一本というレベルの作品です。100年後、『世界名作劇場』とかなんとかで放映されるんでしょう。イーストウッドが人物を撮ることに全てを賭けただけあって、役者陣は皆監督の期待に応える演技をしています。ピントを役者の顔だけに合わせた背景無効の撮り方は、単純にスター俳優のアップに頼っているだけの他の凡百のハリウッド作品とは全く別物。ベランダ、階段、ドアなどの映画的空間要素の使い方は非常にうまいです。ティム・ロビンスやショーン・ペンが暗闇からぬっと顔を表すシーンもありがちな手法とはいえ、効果的。また、アメリカ国旗や十字架が画面の端などに何度も姿を見せるのはイーストウッドらしい。アメリカ映画的アメリカ映画の最高峰の一つだと思います。 【藤村】さん 9点(2004-02-16 16:23:14) |
42.個人的には「ベンハー」のように幼なじみが、後に対立する(ちょっと違うけど)事になるって設定は好きだけど、少年期のデイブの心の傷を他の2人があまり理解をしていない感じがして、そこだけちょっと引っかかった。 【ボーリック】さん 7点(2004-02-16 01:10:28) |
41.観終わったあと素直に良くできた映画と思った。ストーリーはどうであれ150分という長さを感じさせないだけのしっかりした演出と主演3人の演技力によって良質な作品となっている。娯楽作というよりは芸術作品。アカデミー賞よりはカンヌ狙いの映画になっている。監督のイーストウッドも既に獲ったアカデミー賞よりも芸術色強い賞が獲りたいのでないかと思わせる。ただ、この映画の宣伝で気に入らないのが「もうひとつのスタンド・バイ・ミー」というコピー。最悪なコピーだ。配給会社よ、そんな安易なコピーをつけるな!そのコピーのおかげだよ。興行収入が悪いのは。配給会社の人間、もしこのレビューを見ていたら反省しろ!せっかくの良質の映画がだいなし! |
40.本作は“犯罪もの”のスタイルをとってはいるが、所謂その犯行の手口や犯人探しといった事よりも、ある殺人事件に端を発した濃密かつ緊密な人間ドラマにより焦点が充てられている。そういう意味から敢えてこの作品をジャンル分けした場合、“幼な馴染みもの”に“トラウマもの”がミックスされたものと言える。で、平たく言えば、内容的には決して珍しくもなく、かつて何処かで観た事のあるような印象をすら感じられ、ストーリーラインそのものはいたって他愛無く、それらだけを取り上げれば、とりたてて特別な作品だとは思えない。それは、如何にも安手の犯罪映画といった趣であり、しかもその描き方は極めて通俗的ですらある。で、そこからイーストウッドだからこその高い支持ということが汲み取れる。彼の作品の一つの特徴は、決して奇を衒うことなく、評論家ウケするような技巧にはしる事もなく、ましてや大向こうを唸らせるようなケレン味などとはほとんど無縁の、むしろ誰が観ても解かり易いほどのオーソドックスさこそが身上なのであり、その純朴さが多く支持される理由なのだと思う。それにしても本作でのS・ペンの小悪党の極み!(その何という凄味)そしてT・ロビンスの人生破綻者!(その何という曖昧な性格付け)といった役柄は、彼等の演技のいつもながらの得意分野でもあり、まさに本領発揮といったところ。が、彼等以上に惹かれるのはK・ベーコンの従来のイメージを覆した演技である。覆したと言ってもそのアクの強さと万年不良青年ぶりは不変だが、幼馴染みながら両者とは疎遠になっているという微妙な距離感を感じさせる演技は見事だった。ただ前者二人に対しての、「キャラに合った演技を当然のように演じるきることは、なかなか評価され難い」というイーストウッドのコメントには重みを感じるし、彼等の演技力を最大限に引き出した監督としての手腕には、ますます円熟味を増してきたと言える。人間とは根源的には“変わらない”“変われない”ということを、名前を悪戯書きさせることで、彼等の性格とその後の人生を一瞬にしてシンボリックに表現してみせた冒頭の歩道板のシーンなどは、彼のキャリアの中でも最高の仕事だと言えるのではないだろうか。川の流れのように人々を呑み込んでゆくパレード。その晴れやかさ、華やかさの両岸に様々なドラマがあり、秘密があり、謎がある。これもまた見事なエンディングである。 【ドラえもん】さん 8点(2004-02-14 22:47:00) (良:5票) |
39.ちょっとちょっと~(`ε´)ノ彡私にはあの3人が同級生に見えんのじゃあぁあぁぁぁぁぁ!!! マズこれをゆっとかんことにはコメントのしようがなかったの!! え~っと3人の少年→中年物語についてはいっぱいコメントあってそのとおりだなァと思うので割愛。私はアナベルとセレステの2人の女性にえらく目がいった。どっちもどっちってゆっちゃえばそれまでなんだろうけど、なんかね~、切ないっつーか腹立たしいっつーか、なんともいえなく憤っちゃうワケ。3人の違いは幼年期の体験だけじゃなくこのタイプの違う妻(ショーンの妻は唇しか映んなかったけど)にもよるところが大きいんじゃないかと。 う~ん、確かに見所はあったけど、私個人的にはさほどな名作とも思えず...6点。きびしすぎかな? 【ちっちゃいこ】さん 6点(2004-02-14 00:08:01) |
38.俳優陣の重厚な演技がリアリティーをかもし出している分、一層、納得のいかない内容にただ苛立ちと戸惑いを感じた。人生模様?十字架?愛情の傲慢さ?このストーリーを通じて何を言いたかったんだか正直分からない。少年時代に自分自身を失ったデイブが、何かを取り戻しかけたときに、25年前と同じおさななじみによってすべてを失わさせられる、そのやるせなさがただ痛かった。ティム以外の二人は25年前の事件なんて対して引きずっていないんじゃないかと思われた。 【なつこ】さん 6点(2004-02-13 23:54:32) |
37.この作品、何が言いたいの? ”家族の為なら、間違って人を殺しても構わない”てか? CMでは「この映画は泣けます!」とか言ってたけど、少なくとも”泣ける”ようなシーンは無かったと思う。はっきり言って、アホな映画です。 【Φ’s】さん 3点(2004-02-13 12:55:45) (良:1票) |
36.このサイトでも知人の感想でも意外に評判がよくないので不安になりつつ昨日劇場へ。でも、僕には素晴らしかったです!たしかにいろいろ突っ込みどころはありますが、ショーン・ペンとティム・ロビンスの演技で3回泣きました。最後のやるせなさ、哀しさ、人間の業みたいなものもズシリときます。これから原作も読んでみようと思います。音楽も悪くはなかったのですが、どう考えてもシーンと合わない箇所があったので1点減点。それにしても劇場の客入りの悪さ...昨日なんか祝日なのに夜7時の回で20人弱ですよ!評判が悪いから?役者が地味だから?劇場が練馬区大泉だったから?隣の「ラスト・サムライ」は満員でした。 【あおみじゅん】さん 9点(2004-02-13 10:58:38) |
35.期待していたほどではなかった。でも、みせるとこではみせていたのでそこそこによかった。間違って殺してしまったトコとかはまだまだ印象深いです。 【アンリ】さん 6点(2004-02-12 02:07:04) |
34.わーい、ボストンだー。Tim Robbinsいいですねー。トラウマにさいなまれ、自分でもそこからどうやって抜け出せばいいのかわからなくなっている心の葛藤をよく表していたと思う。ジミーは、そうしたデイブのトラウマを解放させた、しかし、それは殺人であり、今度はそれがジミーのトラウマとしてずっと残っていくのだろう。。。自分としては、クリントイーストウッドの音楽、よかったと思うけどなぁ。話しは、ほんとうにミスティックで、それを端的に表すタイトルも良いですね。ショーンペンの刺青「力」しかとこの目でみましたよー。この時点では7点だが、ぜひ何度も見返してみたい。もう一度みたら、点数が変わるかもしれない。。。 【あまね】さん 7点(2004-02-11 04:21:58) |