14.実力俳優3人の濃厚な競演、監督クリント・イーストウッドの真摯な映画作りに対する姿勢により、相当に濃密で優れた映画であることは間違いないのだろうが、やはり個人的にはこの映画は好きになれないという結論に終始する。そのあまりに救いの無い顛末には反感を覚えるしかなく、決して良い映画とは思えなかった。致命的だったのは、ラストにきてチグハグなケビン・ベーコン演じるショーンのキャラクターだ。あの描き方では説明不足だし、他の2人とくらべると人間描写に完成度がなかったように思う。ケビン・ベーコンの演技は素晴らしかっただけに残念だ。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 3点(2009-06-25 16:16:32) |
13.何を伝えたいのだろう。。重いテーマがあるようにみせかけた上でそれなりの俳優を揃えたことでなんとかとりつくろわれたとしか言いようがない、、気がする。モーフィアスに2点と3人の主演?男優に1点。ストーリーほかには点数なし。 【俵星現場】さん [DVD(字幕)] 3点(2006-10-08 01:50:36) |
12.「ミリオンダラー・ベイビー」を観たのを機会に再度鑑賞。この映画ほど観るたびに評価が変わる映画も少ない。1回目はデイブの悲惨さとジミーの妻の勝手ぶりだけが目に付き、2回目はアメリカ的正義を強要されているようで不快に感じ、3回目はミリオンダラー・ベイビーの後に観たためか、これまた評価が一変。これほどに「生きる」ことの罪の重さが圧し掛かってくる映画少ないと思うに至りました。生きることは決断の連続であり、それにより大きな罪を背負ってしまうことがある。誰かの責任という訳ではなく、神ではない人間が背負うには重過ぎる罪を背負って生きていくことをこの映画は痛切に描き出した、イーストウッドの力量には驚かされる。好きかと言えば好きではない映画だが、再鑑賞に耐える厚みを備えた傑作です。ただ、好きではないので点数は相変わらず低め。 【ペリエ】さん [DVD(字幕)] 3点(2005-12-06 18:48:02) |
11.アカデミー監督に言っている場合ではないが、クリント・イーストウッドって良い映画監督なんだろうか?この人の作る映画は、どうも全体的に野暮ったく、44口径ぶっ放してたころの感覚と、これまでの経験だけで、何もオリジナルを取り入れずに焼き増しだけで映画を造っている気がしてならない。この映画もまったくそれで、テンポが悪い上にストーリーに斬新なところはなく台詞も平凡で、どこかで観た事があるようなシーンの継ぎはぎで、観出してすぐに底が割れてしまった。役者の演技も上手いだけで、ショーン・ペンもケビン・ベーコンもティム・ロビンスも、その演技を既にどこかの映画で使っているものばかり。ミリオンダラー・ベイビーがハズレたら、僭越ながらイーストウッドにはダメ監督のレッテルを貼ろうと思う。 【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2005-08-10 07:54:10) (良:1票) |
10.大体この手の映画で共通しているのが展開がかったるくて最初の10分で飽きるという事。 終始クビひねりっぱなしで正直何が言いたいのか分からない作品。 (アメリカ帝国主義の縮図だと言うのであれば納得であるが些かチープ) 映画の本質、つまり落とし所に欠けてるという事が観る者を満足させ得ない原因か。 ある意味レビューを書いてて余計に訳ワカラナイ気分になってきた(笑) ティム・ロビンスの演技は観る人によっては秀逸なのかも知れないが 私にとっては単に気持ち悪いだけ。(ショーシャンクまんまの演技) ショーン・ペンの演技は観る人によっては重厚なのかも知れないが 私にとっては単にヤンキーなオッサンそのまんまの大根ぶり。 そしてケビン・ベーコン。 3人の中で一番リアルな演技だが普通過ぎて感情移入できない。 一番悪い奴なんだけどね。 さらにクリント・イーストウッド。こういう人なの? ダーティ・ハリーの豪快さは何処へ行った? この作品で何を感じろというのか? せいぜいマイケル・ムーアと仲良くやってくれと言いたい。 |
9.ショーン・ペンはデニーロやアルパチーノの後釜を狙ってるんだろうけど…そうはさせん!! 【paraben】さん 3点(2005-01-30 17:52:30) (笑:2票) |
8.どうして日本の映画評論家たちはクリント・イーストウッド作品にはメチャ甘なのだろう? これがベストワンとは。後味悪く、わりきれない。真犯人のオチもチャチ。それに長たらしい。ただ演技陣はしっかりしてたが。 【goro】さん 3点(2005-01-17 00:38:23) |
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7.一言で言ってしまえば駄作なのですが、俳優陣の演技に免じて3点献上。そもそもストーリーが完全に破綻していて、まるでCDとかの「ランダム演奏」を聴いているような眩暈を覚えます。ミステリーとしてもメッセージドラマとしても、明らかにB級以下。監督誰?あっ、クリント・イーストウッドなのね…。 【金子淳】さん 3点(2004-12-30 16:48:25) |
6.長かった。本当に期待しすぎていました。全然面白くもなかった。デイブもかわいそうだし。ショーン・ペンが良くなかった気がします。そういう気になるところがあったのに見続けられたのはいい曲が流れたからだと思う。一番よかったのはローレンス・フィッシュバーンかな。 【Gene】さん 3点(2004-10-30 06:40:45) |
5.しかし、もう、どうにかならんかなぁー。ホーンマ面白くない。だいたいにおいて、イーストウッドやK・コスナーやスピルバーグやトム・ハンクスといった連中の映画はやたら”物言いたげ”で、映画には何ぞメッセージを入れとかなあかん、って感じで、学生の映研の優等生が自己満足でつくったようなものばかりだ。ショーン・ペンやティム・ロビンスもその予備軍じゃないだろなぁ。何もヒッチコックのレベルまで要求はしないが、もっともっとエンターテイメントに謙虚になってもらいたい、と思います。 【メロメロ】さん 3点(2004-10-27 00:31:09) |
4.お金を払って嫌な思いをしに行ったというのが正直な感想。 映画の出来がどうこうよりこんなストーリーを許しちゃいけないとすら思った。べつにハリウッド的ハッピーエンドを望んでいる訳ではなかった。デイブが死ぬところまでは良かったと思うし、犯人探し自体はハラハラしたが、その後が酷すぎ。ショーンのふざけたBANGとジミーの奥さんの台詞に愕然。デイブが本当に憐れ。 この映画が良いって人はやはり「映画通」なんでしょうね。私は映画通じゃなくていいです。(映画館) 【なみこ】さん 3点(2004-10-15 10:03:43) (良:3票) |
3.好きな俳優ばかりで期待してたのに、なんでしょうこの感じは・・。光のない暗さばかりの作品。 【モチキチ】さん 3点(2004-03-12 21:11:35) |
2.この作品、何が言いたいの? ”家族の為なら、間違って人を殺しても構わない”てか? CMでは「この映画は泣けます!」とか言ってたけど、少なくとも”泣ける”ようなシーンは無かったと思う。はっきり言って、アホな映画です。 【Φ’s】さん 3点(2004-02-13 12:55:45) (良:1票) |
1.アカデミー候補と聞いて期待して観に行ったのが間違いだったのか、最後は脱力感だけが残りました。ショーンペンは、演技が大げさで臭すぎます。ラストの、あのしょぼいパレードのシーンは何だったんだ。意味わからん。ケビンの妻とのエピソードは全く不要で、これも意味わからん。娘殺しの謎解きも、しょぼくて、肩透かし。カメラも照明も並以下、テレビドラマ並み。監督の力量。すべてが中途半端。これは、俳優の演技の成熟度を確認する映画です。ケビンだけが、救いでした。 【ひでぼん】さん 3点(2004-01-18 22:08:08) (良:1票) |