34.《ネタバレ》 ストーリーとしてはんまぁ~悪くないと思うし、つい誰が犯人なんだっ!?とひきこまれていく映画だった。それに主人公3人の演技はナカナカ良かった!!が、映画全体のつくりとしては、僕はあまり好きではなかった。特に最後のパレードはなんだったんだ??ってかんじでした。 【もりまりも】さん 6点(2004-08-18 00:35:59) |
33.《ネタバレ》 見終えて戸惑った。深い作品なのかそうでもないのか。人間の実像を飾らず描こうとしたのか、エンタテインメント性のほうをメインとしているのか。後味の悪いストーリーだと片付けていいのか、あるいはそれこそを主張したかったのだと評価すべきなのか。どのようにも受け取れ、そういう意味で見る側を選ぶ作品だと思う。 父としてはあれほど強くなれたジミーも自らの罪には弱く、不幸を身にまとっているあいだは仮借なく正義を求めたショーンも人並みの幸福を手にした瞬間からただのサラリーマンポリスに成り下がる。妻たちも、善良だけれどクレバーとはいえず、子どもへの愛に自らをごまかし、その子どもからは愛の報いを得られないセレステ、天使の顔の下に悪魔も潜ませているアナベス……ここで訴えようとした「人間の真実」がこうした善悪・強弱入り混じったものだというのなら、不易の人間の姿というよりは、それこそすでに幾多の映画で描かれてきた、少々、「いまさら」の感があるアナクロなものに感じる。 ストーリー面では、かなり早い時点で犯人や結末が見えてき、サスペンスとして物足りない。あるいは、ほんとうは話せるのに話せないふりをしてきたという設定等は、いくらなんでもムリがある。 といったように、さまざまな意味で戸惑いを感じる作品で、イマイチしっくりこないものが残るのである。また、登場人物の誰一人に対しても共感することができなかったのも、そうした戸惑いの原因かも。ということで、前評判ほどではないと思え、6点也です。 【delft-Q】さん 6点(2004-08-18 00:24:43) |
32.非常に後味が悪い。一つにはラストの詰めが甘いのだ。ミステリーとしても人生を考えさせる物語としても、ものすごくいい加減に、終わりにされたような印象がある。現実の不条理を描きたいのだとしても、ああいうラストでは納得しにくい。映像も音楽も、重厚すぎるほど重厚。ただ、ミステリーとしてはストーリーがイマイチなので、演出に騙されたような気がしてしまう。作り込んだ映像も素晴らしいカメラワークもあざとい演出に感じるし、なんというか、すべてがクドイという感じが強い。この題材でココまで作り込む必要はないんじゃないだろうか。これが現実だ、という諦観をしたいようにも思えないので、イーストウッドが何故この映画を作ろうと思ったのか、よく分からない。ショーン・ペンの演技が過剰で、これ見よがしで、うざったい。その分、大学出の、きちんと捜査を行う刑事などという珍しい役を振られたケビン・ベーコンの存在感が出ているし、ティム・ロビンスの演技の秀逸さが光る。三者のバランス、という意味では、これで良いのかもしれない。セレステとアナベスという二人の妻も、最初は似ていてだんだん対照的になり、最後はハッキリと明暗が分かれるというのが印象的だった。 |
31.3人を中心に回る展開や、「いったい誰が?」というスリルにはとても引き込まれたのですが、やはりラストが……。「父親ならやってしまう」と思いつつも、ちょっと浮かばれないのもまた事実です。寂しいな、という納得までは私は行きませんでした。 【まつもとしんや】さん 6点(2004-08-12 12:54:47) |
30.カッコつけた映画だよね。だから、難しい!やはり、ショーン・ペンの演技は凄いね。1回見ただけじゃ、あまりわからない。何回か見たら、細かい描写などがわかるような気がする。COOLな映画だった。 【カフェ俺!】さん 6点(2004-07-26 13:09:56) |
29.主役3人の演技はすばらしい。しか~し、終わり方大嫌い。 【スミス】さん 6点(2004-07-25 15:04:05) |
28.ケツの穴をもっときゅっとしてほしかったのだが・・・ 【やいのやいの】さん 6点(2004-07-16 20:57:48) |
27.イーストウッド待望の新作、個性派三人の競演、アカデミー賞作品ということで、期待を持って見た。が、脚本が間延びした感じでもう一つテンポがないのと、何よりもテーマが暗くて重い。それなりに見応えはあるのであるが、少し退屈、少し後味が良くない。が、ラストシーンの、三家族三様の姿が結構ショッキングで、あとからジワジワと来る感じに何とも言えない雰囲気があり、一度は見て置くべき作品であるのかも知れない。この監督は「ブラッドワーク」のような罪のないエンターテインメントを撮る一方で、「真夜中のサバナ」といい、こういう人間の暗部を探るのが好きなのだなあと思った。それにしても、この映画を見ると、今のブッシュが「中東に民主主義を!」と叫ぶのが何とも空々しく、アメリカナイズされた今の日本がリストラやら少年犯罪やら、どんな殺伐とした社会となっているかを痛感せずには要られない。 【きりひと】さん 6点(2004-07-16 06:01:46) |
26.正直思ったより本がつまらなかった。後味が悪いってこともあるけど、ハリウッド映画にありがちな展開に萎えた。救いは見所である役者の演技の上手さだけかな。 【ピボーテ】さん 6点(2004-07-14 16:29:03) |
25.あーっと、暗いです。少年時代を引きずっているあたり、暗い歴史を繰り返し・・ボストンが舞台ですが、美しいボストンは期待できず。 【ちひろ】さん 6点(2004-07-05 07:26:37) |
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24.後味悪い系ですね。嫌いではないが・・・。 【kasumi】さん 6点(2004-03-29 14:18:34) |
23.《ネタバレ》 ストーリーがコロコロ転がらないので、中5分くらい眠りに落ちてしまいました。ミスティック・リバーという題名と、ラストの曲がぴったり過ぎ。人生の儚さや矛盾、残酷さが伝わってきました。個人的に「シェルタリング・スカイ」とテーマが限りなく近いと思います。そして私はこういう映画が、苦手です。 【もちもちば】さん 6点(2004-03-03 20:07:15) |
22.《ネタバレ》 前評判が高かった割には感動する、ということでもなかったです。似てる作品ということではなく、人物描写の巧みな犯罪サスペンス映画ということでLAコンフィデンシャルを思い出したが、LA~ほど感動しなかった。どうしてなのか考えたが、やっぱり主人公にあまり感情移入できなかったという点につきるかも。ストーリーの構成から行けば、友人を無実の罪で殺したという罪悪感を背負っていくショーン・ペンの苦しさや悲しさに共感できなければこの映画の感動は味わえないんでしょう。ラストのケビン・ベーコンの謎の笑み? もショーン・ペンの苦笑い? も私にはまったく意味不明でした。ただの「短気で粗暴な嫌なヤツ」と「やるべき仕事を何らかの個人的事情で? 放棄したデカ」に見えてしまう。あの場面で、ベーコンはペンの行為を見透かしているように見えるのに、何も言わないのは何故? その辺の不合理さが少年時代のトラウマによって理屈付けられるのか、というと、そこまでは彼らの気持ちに入り込めず、よって、そういう「訳のわからなさ」みたいな中途半端さが残ってしまう。そこが少し惜しい感じがした。ちなみに真犯人も勘のいい人なら中盤で分かってしまう。サスペンスとしてのつくりもやや弱い感じが残る。 【しまうま】さん 6点(2004-02-23 17:47:21) |
21.《ネタバレ》 作りが良いと言われているこの作品ですが、私はそうは思いません。首をひねってしまうシーンは多々あり、とても本当に良い映画だとは思えません。「少年時代に性的虐待を受けたことのあるデイブが、町で自分にした事と同じ事しようとしていた男を見つけ殺害、それが運悪くチンピラのジミーの娘の殺害日と重なってしまう。ショーンの捜査・デイブの奥さんを見てデイブが犯人だと勘違いしたジミーは『ケジメ』に従い彼を殺す」・・・これが本筋ではないでしょうか?主題である「現実の理不尽さ・無常観」などは全く感じれませんでした。恐らく主題がポツン、ポツンとシーンに入れてあるだけで、本筋を理解する上で全く必要無いせいだと思います。やはり監督の腕不足が否めない。もっと主題を主題らしく中心に、そして鮮やかに入れて欲しかった。 【Я】さん 6点(2004-02-21 20:06:10) |
20.《ネタバレ》 私は見終わった後はしばらくは深いため息しか出てきませんでした(汗)期待はずれということではなく、ものすごく強い負の力に私の心が侵されてしまい、人間は何も悪いことをしていなくても災いに見舞われ悲しい最期を遂げてしまうのかと悲観的な考え方にさせられてしまい、食事をしてもおいしく感じなくなるほどダークな気分になってしまいました。そこまで私を落ち込ませる点においてはこの映画のデキは素晴らしいとは思うのですが・・・(汗) 【はがっち】さん 6点(2004-02-16 00:47:19) |
19.《ネタバレ》 最初に思った作品の主題を判りたくない気持ちで皆さんのレビューを拝見させて頂きましたが、やっぱり主題は、人の人生は大きな川の流れ(Mistic River)に流されているもので、そこに善も悪もない、という非常に現実的なものなんですね。とってもつらいことですが、それが現実で人はその中で生きていくしかないのでしょう。でも、それだと、人は自分で人生に影響を持てず、運命に翻弄される存在にすぎなくなり、犬猫と変わらない存在になってしまいます。だから、私はこの映画のラストのジミーの妻の言葉こそ、残酷ですが、人間としてできる最大の抵抗だと解釈しました。信じることを貫くことが、己の人生を切開ける。でも、後味が悪いので他人には薦めません 【KAZU】さん 6点(2004-02-15 18:27:40) |
18.《ネタバレ》 6点ということで観て損はしないです。しかし、後味は悪い。。俳優3人の演技はすばらしく、また映画の構成等も申し分ないとは思いますが、ちょっとダークすぎるかなぁって感じです。いただけなかったのは音楽。場面とマッチしてないのが多かった気がします。 【luminox】さん 6点(2004-02-15 17:30:50) |
17.ちょっとちょっと~(`ε´)ノ彡私にはあの3人が同級生に見えんのじゃあぁあぁぁぁぁぁ!!! マズこれをゆっとかんことにはコメントのしようがなかったの!! え~っと3人の少年→中年物語についてはいっぱいコメントあってそのとおりだなァと思うので割愛。私はアナベルとセレステの2人の女性にえらく目がいった。どっちもどっちってゆっちゃえばそれまでなんだろうけど、なんかね~、切ないっつーか腹立たしいっつーか、なんともいえなく憤っちゃうワケ。3人の違いは幼年期の体験だけじゃなくこのタイプの違う妻(ショーンの妻は唇しか映んなかったけど)にもよるところが大きいんじゃないかと。 う~ん、確かに見所はあったけど、私個人的にはさほどな名作とも思えず...6点。きびしすぎかな? 【ちっちゃいこ】さん 6点(2004-02-14 00:08:01) |
16.俳優陣の重厚な演技がリアリティーをかもし出している分、一層、納得のいかない内容にただ苛立ちと戸惑いを感じた。人生模様?十字架?愛情の傲慢さ?このストーリーを通じて何を言いたかったんだか正直分からない。少年時代に自分自身を失ったデイブが、何かを取り戻しかけたときに、25年前と同じおさななじみによってすべてを失わさせられる、そのやるせなさがただ痛かった。ティム以外の二人は25年前の事件なんて対して引きずっていないんじゃないかと思われた。 【なつこ】さん 6点(2004-02-13 23:54:32) |
15.期待していたほどではなかった。でも、みせるとこではみせていたのでそこそこによかった。間違って殺してしまったトコとかはまだまだ印象深いです。 【アンリ】さん 6点(2004-02-12 02:07:04) |