5.《ネタバレ》 イザベル・アジャーニはこういった危ない役がとても上手い。一途過ぎる想いが相手はおろか自分自身をも苦しめ、最後は精神病院へ。 【将】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-05-05 18:29:56) |
4.純粋で一途で愚かなアデルのキャラクターが強烈でした。アジャーニ素晴らしかったです。それにしてもお父さんのユゴーは不幸な老後だったんですね...。 【kiryu】さん 8点(2004-11-07 00:02:55) |
3.《ネタバレ》 心の中の光であるイギリス軍人ピンソンを、恋で盲目になったアデル嬢が心を切り裂きながら追いかけるお話です。紙を買っては溢れる想いを書き記す彼女の瞳は、最初から明らかに半分夢の中を漂っていました。心を病んで病院に入ってからも、書く行為は延々と続いたそうです。アジャーニの何かを乞うような、訴えるような瞳は、美しくもあり怖くもあります。ピンソンという男ではなく、恋の持つ得体の知れない闇に捕らえられた人間のおろかさ、悲しさを彼女はしっかりと演じていました。もう30年近く前の映画!アジャーニの才能に驚かされます。 【のはら】さん 8点(2004-02-19 18:03:21) |
2.まさしくイザベル・アジャーニお得意の役どころといいましょうか。いやはや凄まじかったですなぁ。初見は10何年前になりますが、これもある時ムショウに観たくなる作品のひとつ。思いだしては観てます。これは”愛”ではなく”意地”といっていいでしょう。ヴィクトル・ユゴーの娘として生まれ育ったこと、姉に対してコンプレックスを持っていたこと、そしてこれは私の想像ですが、苦労知らずでわりと我ままに育ったんじゃないかな。だからアデルという人はいつも自分の気持ちが一番、相手の気持ちは関係ないし、そんなことは考えられないのね。そして、自分がこう思ってるのにどうして?ひどいわ!誰も私のことをわかってくれないのね。となるのじゃないかしら。それに気付くことなく正気をなくしてしまったアデルはやはり気の毒な人です。アジャーニでなければ30年近くたった今もこの作品が語られることはなかったでしょうね。 【envy】さん 8点(2003-12-21 09:32:03) |
1.情熱的故に狂気に走るアデル、ストーカーの様にピンソン中尉を追い回す姿は、鬼気迫るものがありました。イザベル・アジャーニ、凄いです。 【リリー】さん 8点(2002-10-30 17:21:18) |