4.シンプルと言いましょうか、円盤がかなりすっきりしています。 昔の焼き○ばの器ってこんなだったなぁ・・と回顧っぽくなっているところへあの宇宙人の登場でしょ(笑) 上手く出来てるとは言えない造詣ですが、私は好きです、ゴロンとしていて。 もったりした展開も時代を感じさせ、ほのぼのしたSFとはこのことです。 いまひとつの要素が多いものの、ハリーハウゼンさんのファンとしては捨てがたい一本。 【たんぽぽ】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-01 20:43:46) (笑:1票) |
3.俺には結構センスオブワンダーな映画やった。普通は円盤って発光しててどっか神秘的やねんけど、この映画の円盤はモロ兵器って感じで、なんか007にでてきそーなテイスト。でもそれが逆に新鮮で、しかもハリーハウゼンのストップモーションで微妙に不思議な味があんねん。この円盤と飛行機や街、人との映像はモロ合成やねんけど、白黒映画ってのが功を奏したのか、意外に実在感あって、なんか普通に目の前に円盤きたらこんなんかもって思えるんやけど、俺の視覚がおかしーからなんやろか?そして宇宙人との攻防はモロどっかから流用した映像を使ったりして(ほんまものの大砲撃つシーンとか、災害のシーンとか)普通なら冷めるとこやけど、白黒なのと素早いカットで、逆に俺はリアルに感じてもーたよ。一般人の反応があまり描かれてへんのは、街対円盤ってマクロ的な感覚でまとまっていーんちゃうって思えたし、主役級の人達がちょっと冷静すぎるけど。宇宙人の造詣はシンプルな所が不気味感があって俺にはよかった。しかも簡単に人を殺すのが危なっかしくてさらによいねん。街がストップモーションでつぶれるのも変な感じでくせになりそ。あと人間の脳を改造するシーンがあるねんけど、これが脳みそがパッと映されて、結構ショッキングやったりもするねん。ストーリーはもうえーやろ。ありきたりでも。ただ一つだけ受けいられへんかったんは、宇宙人の弱さ。円盤は弾跳ね返すのになんで、宇宙人は普通の銃にやられちゃうん?最後までラブラブな主役の夫婦に免じて目つぶるけど。とにかく最近のB級SF映画よりははよっぽどよくできてる気がする。宇宙人侵略モノが好きなら、観て損はないと思うねん。 【なにわ君】さん 7点(2005-03-04 00:43:35) (良:1票) |
2.無茶苦茶な設定に中途半端な宇宙人。予算に反比例して職人魂のみを注ぎ込んで作りましたって感じがにじみ出ています。かなり強引な展開など。ハリーハウゼンじゃなきゃ見なかっただろうなあ。 【tantan】さん 5点(2004-06-21 13:16:56) (笑:1票) |
1.さすがのハリーハウゼンも、自分の技術を表現にどう結びつけてよいか困ってしまったのではないか、と思えてくるチグハグな作品。別にこんなところでストップモーション使わなくてもいいんじゃないのーと罰当たりな事を言ってみたくなります。まあそこはサービスと思って深く追及しないにしても---造形の工夫のなさはさすがに気になりますね。冒頭いきなり出てくるUFOが、どうにもこうにも。さらにはロボットみたいな変な格好の宇宙人が出てきてこれまた何とも。もっとデザインに気合入れてくれ。で、最後も盛り上がってるのやら盛り上がってないのやらよくわからんままに、あっけない幕切れ。いっそUFOの空襲をもっと徹底的に描いて欲しかったなあ(だって見どころはそこしかないんだもん)。でも何のかんの言っても、このテの映画には逆らいきれない・・・。 【鱗歌】さん 6点(2004-01-09 23:56:31) (笑:1票) |