6.観る人を極端に選ぶ映画。テーマがすごく精神の内面に向いたものであり、観る人の性格や人生経験、観るときの精神状態、周囲の状況等が感じ方にかなり影響するはずで、とてもセンシティブな映画ではないかと思います。一見するとイタリア映画特有の荒削りな展開のようでいて、しかし、ラストシーンに向かってストーリーの全てが凝縮していき、最後の瞬間、とてもとても深い虚空に不意に放り出されたような感覚に陥り、それまでのストーリーがすべて夢を見ていたかのように突然意味をなくしてしまう。この作品は、映画というメディアで文学的な表現がどこまで可能かという大きなテーマに正面から答えた傑作の一つだと思います。こんなの計算して作れる作品ではないので、映画製作という共同作業によって生まれたというのはちょっと奇跡に近いかも。 【あおやん】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-02-12 06:15:09) (良:2票) |
5.日本チームはダチョウ倶楽部のノリでした。 【くまさん】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-05-17 03:47:21) (笑:1票) |
4.トイレにテレビが付いてたらいつも映像を流してたいですね。雑音も無いし映像もキレイだしなんとなくお洒落だしとなんか自分が排泄行為をしてることを忘れそうです。 【tetsu78】さん 8点(2004-07-04 04:00:46) (笑:1票) |
3.これは、恋の物語。その対象は『海』。2人の男は『海』に恋をする。愛ではない、愛は分かち合えるが恋は違う...恋は支配される事。彼らは心を奪われ、精神の大部分を『海』に支配される。正に恋そのもの。 どんなに『人』に愛されようと、彼らの心は人魚に魅せられ、迎えてくれる事を夢見る。青い闇に親友を見送るジャックは更にその羨望を募らせる。精神を支配された彼の心を恋人は繋ぎとめることは出来ない。ただ、許してやることしか…。イルカに誘われて消えてゆくジャックの姿は神々しかった。 【MAZE】さん 9点(2004-06-14 00:14:33) (良:1票) |
2.人に凄いいいからと薦められて見た。何かよく分からなかった。けど、こういう男性を好きになる女の人の気持ちは何となく分かる気がする。でも絶対旦那向きじゃないよね。恋愛するならいいけれど。 【しずく】さん 5点(2004-03-15 19:40:49) (笑:1票) |
1.追悼ジャック・マイヨール。美しかったですが理解しがたくもあります。もう一度見てみたい気がします。寝室の場面で、初めは彼女におまかせだったジャックが、後半では積極的になっていた部分に成長を感じました。ちょっと不真面目発言?? 【junko】さん 7点(2002-03-18 16:39:10) (笑:1票) |