8.とにかく悔しい。今日まで日本人として生まれたことを良かったと思ってきたが、この映画だけはイギリス人として観たかった。共同記者会見の場面の「やってくれたぜ、プライム・ミニスター」感などはどうしたってイギリス人のほうが入りこめる場面。というわけでこれは国粋ラブコメ映画(こんな言葉あるのか?)の大傑作。乳首が映ったとかどうとかで大騒ぎしている子供の国とは俺たちは全然格が違うのだよ、とでもいいたげなのがビンビン伝わってきて可笑しい。普通、ラブコメというのは、観る人の境遇を選ぶものが多いが、これについては、今、自分がハッピーであろうとなかろうと、とにかく一人は感情移入できる人物が登場するつくりになっているのがうまい。外国の女に求婚するのは、現地の言葉を習得してからというのも、米国人に対する皮肉になっているような気がした。ビデオになったらじっくりと再見したい。 |
7.ああ、良かった!!私いろいろと映画を観ていますが、この映画ほど映画館の中がほのぼのとなった映画は他になかったのではないでしょうか?笑いあり感動ありで、ホントいい!かなり劇場の中が笑いと感動に包まれていました。また、この映画はメッセージ性もあるし、音楽もいいし、映像も素晴らしいし、役者もよし、トータルバランスも素晴らしい。おすすめの作品です。 【ハル】さん 10点(2004-03-01 12:44:17) |
6.何度も泣きたくなり、何度も好きな人に会いたくなりました。映画の様にうまくはいかなくても、それぞれのクライマックスにむけてそれぞれの答えを出すために行動している主人公たち。 何気なく見た映画だったのに、終盤のあたりでは、自分の気持ちと正直に向き合わなきゃなぁ…、素直じゃなかったなぁ…とか、色々考えさせられている自分がいました。見た季節がクリスマスじゃなかったとしても、クリスマス独特の幸せな気持ちを貰えてしまう映画です。 【jiji】さん [映画館(字幕)] 10点(2004-02-23 12:03:29) |
5.全てがハッピーというわけではなかったけど、とても楽しい映画でした。ハッピーエンドのカップルが誕生する度に、感極まり胸が熱くなりました。久しぶりに泣いた映画でした。トーマス・サングスターがかわいかった。DVD出たら買って損はないと思う。 【リトルスノー】さん 10点(2004-02-18 11:24:34) |
4.もう泣いてしまいました。非常に愛に満ちていました。たまりません。最初の方でのALL YOU NEED IS LOVEもすごいよかったし、ヒュー・グラントも何かクールでよかったし、サムのシーンもよかったし、みんな個々に輝いてました。カップルで泣き、愛をいただくことができ、感謝・感動、そして良き思い出ともなりました。よって10点! 【アンリ】さん 10点(2004-02-12 02:18:58) |
3.おぉっと!公開前の現段階で、評価めちゃめちゃいいすっね★もちろん私も高得点です。映画を見終わって何よりも「幸せ」だなぁと感じることができたから…。涙あり、そして笑いありすぎの本作品。もう一度見たいと思えます。今度は登場人物を丸暗記して(笑)日本ではバレンタイン前公開ですが、やっぱりクリスマスシーズンのが良かったかも。まぁいつ見てもいいとは思いますがね。人間不信を感じたらこの作品を見ることをお勧めします。 【西川家】さん 10点(2004-01-29 17:21:04) |
2.登場人物がめちゃめちゃ多い中で繰り広げられるそれぞれの愛の形。人数は多くてもその人たちもそれぞれにつながっていて、見やすいし、笑えるし、そして愛がいっぱいの映画でした。ヒューグラントも相変わらずのチャーミングな演技だし(でもこの人シリアス物はやらないのかな?)、ビルナイは最高に笑えます。他にも笑えるネタ満載だし、悪者が一人も出てこないしよかったです。オススメ! 【mamik】さん 10点(2004-01-25 22:13:05) |
1.試写会で幸運にも見ることが出来ました。だって、あと何回でも見たい! と思わせてくれる素晴らしい映画でしたから。 とにかく、ここには《愛》というものが人にもたらすものの、ほとんどすべてがある。それは「喜び」であり、「慰安」であり、「優しさ」であり、時には「苦痛」や「絶望」であり…。ドストエフスキーは愛を失った心を「地獄」と言ったけれど、いくつもの《愛》が交叉する、一見すると他愛ないこのロマンチック・コメディは、その実そんな「地獄」を直視することで成立しているのだと思う。そう、きっと誰もが一度は愛に惑い、見失うことの絶望を、「地獄」を知っている。だからこそ、それが一方でどんなに苦悩やせつなさをもたらそうとも、人は愛さずにはいられないのだ…と。 個人的には、リーアム・ニーソンの父親と息子のエピソードが最も好ましかった。いや、誰もがこの「小さな恋の行方」を、それこそ愛さずにはいられない、と断言しておきましょう。もちろん、その他の様々な《愛》のカタチの、そのどれをとっても、人生のささやかな“現実”と“真実”がしっかりと盛り込まれている。 それをここまで軽やかでスウィートな「コメディ」に仕立て上げたリチャード・カーティスの脚本・監督に、今は最大限の賛辞を贈ろう。そしてこう言いたいと思う。 「…この映画のおかげで、今少し人間を、世界を、信じていけるような気がする。ありがとう」と。 【やましんの巻】さん 10点(2004-01-17 18:33:22) (良:3票) |