14.ラッセル・クロウがハマリ役。映画館で見るべき映画、大迫力の映像。感動する!とか期待しないで見ればとても楽しめると思う。 【いざ、ベガス】さん 7点(2004-03-13 18:11:15) |
13.いやあ、すごい迫力。映像もそうだけど、音響がね。っちゅうか、音というよりは地響きなんだけど。映画早々ド迫力の海戦シーン、ボコボコにやられて、いきなり沈没するんじゃないかとヒヤヒヤ。でも戦闘が終わるとすぐ見事に修復されちゃう。これは何だか宇宙戦艦ヤマトを思い出させますね。映画の大半は船上か船中が舞台、多かれ少なかれ同じようなシーンが続く訳で、今時の映画にありがちな、トリッキーなカメラワークを発揮する場もなかなか無い。映画の観客も船に閉じ込められ続け、そろそろ船を降りたくなってくる。とそこへガラパゴス諸島。なんという爽快感、これはもうバッハの音楽でもかぶせるしか無いではないか。そうそう、音楽と言えば、この映画、クラシック音楽を多数引用してますが、何と言っても効果的に使われているのが、ヴォーン=ウィリアムスの「トーマス・タリスの主題による幻想曲」。これは見事にハマリまくり。よくぞ引用したね、こりゃ一本も二本も取られました。それはさておきこの映画、ラッセル・クロウが活躍しすぎる難点はあるとしても、観客を無理に感動させようと恣意的になってないところが好感持てます。あまり強く特定の人物に観客を肩入れさせようとはしていない(皆無ではないけど・・・)。おかげで、気がついたら映画の終盤では登場人物それぞれに、何となく思い入れができ、クライマックスは意外にも感動していまいました(意外だ)。う~む。何ゆえこれほどまでに互いを傷つけあって戦わねばならぬのか~。ところで、嵐のシーンもホントによくできていますが、監督がピーター・ウィアーと思って観ると、どうしても『トゥルーマン・ショー』を思い出してしまう?? 【鱗歌】さん 8点(2004-03-12 23:13:12) |
12.何かピンと来なかったなぁ。ストーリーは非常に単純な海洋冒険活劇だと思うんですけど、本作には娯楽映画の構成要素が完全に欠落しています。そのくせ、艦長の苦悩や乗組員の人物設定、いくらでも弄り様のある少年仕官の物語等について話も膨らんでいかない。全ての素材を唯ぶち込んだだけで、生煮えの状態で出された煮物の様です。もっと単純なヒーローモノでも良かったと思います。ところで、舞台設定をいつの時代にしようとも、悲惨なリアリズムが戦闘シーン演出の定番と化してしまったのが「プライベート・ライアン」のもたらした功罪ですね。という訳で、5点献上。 【sayzin】さん 5点(2004-03-12 16:49:51) (良:1票) |
11.どうも観てる最中「バウンティ/愛と反乱の航海」と比較しながら見てしまったので、物語性に欠ける感じがした。かといって戦闘シーンが盛りだくさんな訳でもないので、作品が全体的に中途半端で消化不良している。脇役陣も片腕の少年がちょっといいぐらいで、全体的に皆影が薄い。ラッセルクロウに噛み付く輩が一人や二人いてもよさそうだが、最後まで絶対権力者のままだし。映画館で見れば音響効果で船内気分が多少味わえるかな?という程度。 |
10.砲撃戦や嵐のシーンは大迫力で、文句なく凄いです。その他にも荒っぽいエピソード多数。いっそガラパゴス関係は削除して全編これ戦争活劇にまとめたほうがよかったのではないか。なんか無駄が多くて散漫な印象。クロウ艦長のめっぽう強い桃太郎侍ぶりにはちょっと萎えた。 【青い車】さん 7点(2004-03-05 21:06:08) |
9.あれ?ちょっとちょっと、皆さん何言ってるんですか!ただのアクション映画だとか、戦闘シーンだけとか、ドラマ性がないとか、何言ってるんですか!この映画の愛すべきキャラクター達が織りなす人間ドラマがちゃんと描かれているじゃないですか!むしろそっちが主でしょうに!プンプン。まぁいいや、人それぞれだし、、、、。やっぱりピーター・ウィアーは素晴らしいストーリーテラーですよ。頼りがいのあるジャック・オブリー船長、でも彼の心の葛藤がすごくいいよね。大嵐の中でさ、縄を切って仲間一人を見捨てちゃうとこ、すごくこうじーんとくるよね。リーダーはたいへんなのよね。それとスティーブン医師。彼もいいよね。ガラパゴス諸島で調査する姿、すごくいいよね。あの人が運悪く銃で撃たれたとき、撃った人に「おいてめぇ何やっとんじゃこりぁぁぁぁ!!」て心の中で叫んじゃったよ。そしてなんと言ってもブレイクニー君。腕切断してもあの前向きさ、そしてやさしさがさ、いいよね。このキャラにほんと親しみまで湧いてきちゃったよ。この映画、アメリカではいまいちヒットしなかったみたいだし、アカデミー賞も結局とれなかったけど、たぶん原因の一つとして見てて痛いシーンてのがあるんだよね。こういうのってアメリカのお客さん好きじゃないから。アカデミー会員も保守的だし。でも本当に忠実に描こうとしたら、こういうのはちゃんと描かないといかんのよね。だからこそピーター・ウィアーさんはそんじょそこらの並監督は違うんだよね。ほんと、いつもノミネートばっかりで終わってるけど、絶対、いつかはオスカー差し上げて下さいよ。貰うに値する人なんだから。 【あろえりーな】さん 7点(2004-03-05 20:04:05) (良:1票) |
8.単純に面白いっていうのは、こういう映画だったんだということを、再確認させてもらいました。俳優の演技も出すぎることなく、こちらのイマジネーションを掻き立てられる素晴らしい演技でした。またハリウッドのような大作ではあまり感じられない、「痛覚」の表現が際立っていて、観ているこっちまで痛かった。
敵艦の乗員や内部を最後まで映さないんですが、アレは実にいい手法ですね。不気味さが一層盛り上がるし、まるでスピルバーグの「激突」、のトラック運転手を思い出しましたよ~。 ところでナポレオンがいることから、1800年代だと思われるのですが、ガラパゴスで大喜びしたり、大航海時代さながらなのは、史実通りなんでしょうか?? |
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7.宣伝の少年たちは少年兵ではなく士官候補生でした。あの当時の戦闘艦には将来の艦長や提督を目指して10代前半の子供が乗り込むの常識的な話です。決して人員不足が理由ではありません。とまあ、これは配給会社の罪であり、映画には何の罪もありゃしない。というわけで、この映画、ハセガワ文庫のフォーンブロアーやボライソーシリーズのような話の展開。小説が好きな私には小説でイメージしていた映像を観れたという1点だけで嬉しいと感じます。それに、艦長がもっとも自由に行動できるフリゲート艦艦長であるところも分かってくれている!と好感触です。また、艦長のジャックが食事の際にネルソンとの思い出を語るシーンがありますが、ネルソン提督が戦死したのは1805年の10月21日。映画の時代設定が1805年ですのでネルソンの生死はかなり微妙です。もっとも死ぬ前から半ば伝説化していたネルソンですから、食事の際の世間話で出てきたとしても、納得はします。(「戦死したネルソン」との話が会話の中に無かったと仮定してですけれど)しかし!ボロボロのネルソンの戦闘伝記があるのにはかなり冷めます。(ちなみに現実には1813年に最初のネルソンの伝記が書かれています…)おまけに、エジプトでのネルソンとの思い出も、1798年のアブギール湾の海戦を指すと思われますが、15歳程度の海尉に向かい「キミと同じ年のころ…」と語るジャック艦長は20代前半!?とメチャクチャ冷めまくりました。百歩譲ってネルソンのアガメムノン艦長時代に出会ったとしても20代後半。ゆえにジャック艦長は会った事も無いネルソンに会ったと嘘をついているのだと思ったほどです。とまあ、細かいところに目が行ってしまった私でしたが、戦闘シーンなど見ごたえがありました。女性と見るという映画ではないんでしょうけどね。 【クルイベル】さん 6点(2004-03-02 13:41:57) |
6.まず言いたいのは、決しておもしろく無いことはない…(>_<)//むしろ砲撃シーンや嵐のシーンは迫力満点で、Wow!!っていう感じになった;…だがだが、何もうったえるものを感じなかった…というよりそんなことに触れてもいない(T^T)..つまり、ただドンパチOnlyの映画(ーー;)=まじめな歴史もので、そんなのは僕は見たくないです!!…しかしアクションに救われた映画ということで、5点を献上しますm(__)m@@一言、、残念…。 【ジャンキー】さん 5点(2004-03-01 22:04:09) |
5.本編より予告編の方が面白かった。 【たま】さん 6点(2004-03-01 18:45:22) |
4.私は予告で泣いてしまうことがある。これも予告で泣いてしまった・・・。だってさーあんな純の語りみたいなナレーション卑怯!しかし、本編では泣けませんでした。感動作じゃないじゃん。ユウヒさんも言ってますが、配給会社は詐欺ですね。でも、映画としては楽しめました。とにかく映像が凄い。ラッセル・クロウ三昧ですが、かっこよかったです。あと、LOTRのピピン役の人を見るたびピピン、ピピンと思ってしまった。 【ぼんてん】さん 8点(2004-02-28 20:23:25) |
3.この監督らしからぬ娯楽劇でビックリ!ラッセル・クロウが「俺です」「ラッセル様です」とばかりクドイぐらいに画面を牛耳って、大画面で見る彼の顔はいっそうふてぶてしくデカいっす。 【mimi】さん 7点(2004-02-21 15:29:00) (笑:2票) |
2.ラッセル節炸裂!な映画。砲撃シーンはド迫力で必見です。しかし、この映画の特徴の一つである少年兵たちの存在がイマイチ。別にこのストーリーでは少年兵が出てくる意味は大して無かった・・・。 【ゆうろう】さん 7点(2004-02-18 22:11:14) |
1.予告で見た「フランスとの戦いで、兵力不足のイギリスは幼い少年達を船に送り込んだ」という印象から、人間ドラマを想像していたのですが...。子供たちは既に乗船していて、乗船までのドラマは皆無。あとは強いラッセルクロウに従っていくだけ。ラッセルクロウの漢っぷりだけでしたね。 個人的余談ですがアカデミーにノミネートって騒ぐ映画ほど見たときの落胆が大きいと感じる今日この頃です。 【tantan】さん 6点(2004-02-17 21:27:12) |