76.《ネタバレ》 ・ |
75.幸せそうで幸せでは無いグレイプ一家。それでも一人一人が生きている。"不幸依存症"から抜け出そうと生きている。幸せを掴みたいと生きている。必死に生きている人達に向かって「面白かった」と言うのはちょっと気が引けてしまう。 【tetsu78】さん 8点(2004-12-30 19:41:09) |
74.《ネタバレ》 家族の問題を抱えて片田舎から出られないでいる一人の青年・ギルバートと、全米中を旅して回っている自由の象徴のような女の子との淡いラブストーリーがアクセントになっていていいですね。アーニーにお前はもう一人でなんでもできるえらい子だろう、とお風呂へ一人でいれさせ、一時の逢瀬に癒されるギルバート。深夜遅く帰宅して彼が見たのはお風呂からあがれずバスタブで冷え切って震えている弟アーニー。このシーンでの二人の演技が1番印象的でした。 それから母親の死を発見したときのアーニー、あそこは泣けました。いやーほんとに号泣しました。何度も「マミー?」と呼びかけ突っついたりするのに何の反応もせず、やがてアーニーは目の前の現実を知り、泣き叫ぶ・・・うぅぅぅ今思い出すだけで目頭が・・・(涙・涙・涙) 【MK】さん 8点(2004-12-05 17:29:00) |
73.ディカプリオの演技が素晴らしかったです。この頃の彼が一番好きかも。 【tonao】さん 8点(2004-10-27 19:17:27) |
72.ジュリエット・ルイス素敵ですね~。じんわり染みてくるかんじの映画。 【太郎】さん 8点(2004-10-20 13:25:03) |
71.基本的に、演技的には、特殊な人格を演じるより、そんなキャラを受ける方が難しいと思っている。「レインマン」のトム・クル、「ディアボロス」のキアヌ、「シックス・センス」のブルース等々。そういう意味では、ジョニー・デップは、本作が最高の演技だと、今でも思う。レオ君の演技も衝撃的で新鮮だとは思うが、それを受ける本作のジョニ・デは、見事だった。普通の若者でありながら、ちょっと普通じゃない家庭事情の長男の役を、淡々と、けれど、隠そうとして隠せない難役を見事に演じているのが素晴らしい。なのに・・。ジョニ・デってば、本作でオスカーにノミネートされたのがレオ君だったのが、ショックだったのかなぁ。その後の、デフォルメ過多な役選びってば、いったい・・。いえ、シザー・ハンズも、十分デフォルメ過多ではあるんだけど・・。とはいえ、パイレーツでノミネートされたんだから、その路線であってるのかなぁ。それでも、やっぱり、本作のジョニ・デが、最高だと思うなぁ。 【由布】さん 8点(2004-10-13 00:25:17) |
70.《ネタバレ》 アーニー(=レオナルド・ディカプリオ)をお風呂に入れたままにしてしまったギルバート(=ジョニー・デップ)を家族全員で非難するシーンとアーニーを殴って家を出て翌日のアーニーの誕生日に帰ってきたギルバートがボロクソ言われるシーンに正直腹が立ちました。 「こいつら全然ギルバートのありがたみをわかってねえ。」って思いました。ギルバート以外の家族は特にアーニーの面倒なんかほとんど見ないのに、そういう時だけ好き放題言う身勝手さがとても見苦しかったです。できればグレイプ家の両姉妹に何か天罰みたいなのが下って欲しかった。と、それぐらい無心に家族に尽くすギルバートに強く感銘を受けました。 絶対見てるほど簡単なものじゃないですよ、あそこまで太ってしまった母親と精神障害の弟の面倒を見るのは。 ギルバートぐらい家族に尽くしながら暮らしている若者がもし自分の家のそばに住んでいたら絶対「大変ねえ」って言われてると思う。現にまともに世話をしていたのはあの家ではギルバートのみ。もっと評価してあげて欲しかった。 ベッキー(=ジュリエット・ルイス)はそんなギルバートに「道」を示してあげる役割だったんだろう。まさにアーニーと一緒にトレーラーを待つあの道のように、先を示すものとして。 それにしてもこの時点で完全に「子役」のディカプリオとその2年後の「バスケットボール・ダイアリーズ」でのディカプリオの姿はやはりというか完全に別モノですね。たまげました。デップは今と違ってひげとかなくて妙に端正な顔立ちだし。一昔前の映画ってこういう俳優の変化を見るのが楽しいです☆ 【TANTO】さん 8点(2004-09-23 22:49:04) |
69.なんか淡々としてた。ディカプリオの演技リアルだ。 【ベルガー】さん 8点(2004-09-23 18:42:58) |
68.(ちょっと長文) グロテスクで悲惨、そして死に魅入られた獄中の様な日常から人間の生きる意味を浮かび上がらせる、爽やかな人生賛歌。原作・脚本のピーター・ホッジスは、まるでジョン・アーヴィングの小説並の完成度でこの物語を紡いでいる。この映画には不要な人物がどこにもいない(写真だけしか出てこないグレイプ家の長兄にさえ重要な役割が与えられている)。不要なエピソードが一つも無い。だからもちろん不要なカットも無い。ラッセ・ハルストレムも撮るべくして「サイダーハウス・ルール」を撮ったんだなぁ、と納得。アーヴィングが忙しいんならホッジスに脚本を任せ、ハルストレムと共に既存のアーヴィング映画を全部リメイクして欲しい。その後、新作にもトライして欲しい。そう思った程、ずば抜けた出来の映画でした。それにしても、きっとジョニー・デップやレオナルド・ディカプリオが出てなかったら、この地味な作品がこれだけの人にレヴューされることも無かったでしょう。そう考えると、スターってホント重要ですよネ、8点献上。 【sayzin】さん 8点(2004-09-12 00:04:55) (良:1票) |
67.ジョニーデップ主演で唯一「シザー・ハンズ」に匹敵する作品ではないでしょうか。自分には知的障害児の弟もおらず、引きこもりの母もいないので、ギルバートに完全な形で感情移入できたかどうかはわかりません。それでも、ラストで家ごと母を火葬するシーンは、ずっと心に焼きついています。 【K】さん 8点(2004-07-24 08:42:33) |
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66.ジョニー・デップ演じる長男の苦労伝わってきました。家族で見て欲しい一本です。ディカプリオをこの映画で初めて知ったんですが、失礼な話ですが最初からそういう人が演じてるのかと思ってしまいました。あまりにも上手かったもので、あしからず。 |
65.人に勧められます。派手なシーンは無いけど、家族愛ってすごいと思う。普通だったら家族から嫌がられそうな超肥満の母と白痴の弟を必死に守るギルバートにグッときた。こんなに尽くすことってできるんだろうか。ディカプリオは本当に天才。今まで馬鹿にしてた人もそう感じると思うよ。たださ、女の子、あらすじとかに書いてあるほど存在感は無かった気がする。 【ネフェルタリ】さん 8点(2004-07-12 09:02:39) |
64.《ネタバレ》 母親が自力で2階に上がりようやく希望の光が見え始めたかと思ったら衝撃的な結末に・・・しかしそのことによりギルバードは周りの環境などによる束縛から解放されベッキーと旅立つことができたのでしょうね。ギルバードが「いい人間になりたい」という希望の言葉があったが、私はギルバートほどいい人間はいないと思う。 |
63.《ネタバレ》 1回目見た時は、最後の家ごと燃やす場面はあまり感動できなかったけど、2回目見た時はなんかジーンときたなぁ。 ディカプリオやジョニー・デップがいいのはもちろんだけど、個人的にはジュリエット・ルイスのあのヘアスタイルが最高にいい。 【夏目】さん 8点(2004-06-14 21:01:01) |
62.ギルバートの家族を思いやる力量に感動。あれほど心が強く、 思いやりのある人間は滅多にいないと思う。彼は本当に凄い人だ。 【ボビー】さん 8点(2004-05-21 20:06:39) |
61.ささやかで、身近な愛情に満ちた、良い映画だと思った。 ディカプリオの演技は完璧。無垢の力。凄いとしか言いようがない。 キャンピングカーの行列がアメリカっぽくてよかった。 【Beretta】さん 8点(2004-05-20 11:15:49) |
60.《ネタバレ》 気に入った点と気になった点を2つずつ。とにかく「間」を含んだセリフ回し。物語に入り込んでいけました。あと、レオの役者魂。まさに演技の神が降臨してますよね。母親の埋葬の仕方には疑問。世間体を気にしてあのやり方をとったように見受けられましたけど、立派なお母さんじゃないですか。何も恥ずかしがることなどないのに。あと冒頭からアーニーの死を匂わせておいてあの終わり方はちょっと・・・。お前、1年前より元気じゃん、とツッコミを入れたのは私だけ? |
59.いや~良かったです!こういう淡々とした映画って大好きです。ギルバートと、それに関わる人達の心の葛藤を、ただ淡々と描いているだけなのに、こんなにも感動してしまうのは何故なんだろう。。。もうジョニー・デップに感情移入しすぎちゃってヤバかったです…。そして、もう私が書くまでもないのですが、やっぱりレオナルド・ディカプリオが良かったです!すごい演技力にただただ圧倒されてしまいました。ハデなアクションや血が多い映画が溢れる中、こういう映画の存在ってとても貴重だと思います。若い内に出会えて良かった★ 【Ronny】さん 8点(2004-05-12 00:26:17) (良:1票) |
58.私の中で大切な映画です。大事にいつも近くに置いておきたい。家族や友人が幸せで無ければ、自分自身も真に幸せにはなれない。日常の何気ない風景を描きながら惹きつけられる映画。 【なつもも】さん 8点(2004-04-23 21:19:45) |
57.《ネタバレ》 少し前にある御方から「ギルバート見てないのってモグリだよ」なんて言われてしまったのでさり気な~く見てみる事にしました(笑)さすがにアクションやアドベンチャー等といった娯楽映画ではないため見方によってはかなり退屈な映画なんですが、それでも人間ドラマだけで2時間も人を惹きつける手法は本当に素晴らしいです。養う家族がいるために今まで自分を殺してきた主人公がある女性と出会うことで自分の在り方を考える、そしてそれが原因で家族はすれ違いの毎日、やっとの思いで分かり合えたと思ったら、重荷でもありながら最愛の人との死別…しかしそれらは決して物悲しいものではなく、全編を織り成す柔らかな旋律や雄大な自然、感傷的な情景などが重なり合ってとても暖かで、また爽やかなものになっています。普段はあまり好きではない ディカプリオも今回は好感が持てました。 |