56.いや~いい映画でした。何がいい?って聞かれてもよくわかんないんですけど、やっぱりこのラッセ・ハルストレム監督が作る独特の雰囲気ですかね、音楽で言うとピンク・フロイドみたいな。完璧ヤラれました(同監督のマイライフ・アズアドッグはようわかりませんでしたが)。特にギルバートとベッキーがキスするシーン、涙が自然と溢れてきました。しかも爽やかなの。もう完璧監督の思うツボだよ、やだなぁ(笑) |
55.8年ほど前に見た時は、まったく感動しなかったし、デップのエラもすごく気になった。多分、その頃の私は子育てに忙殺されていて、別世界に連れていってくれない映画なぞ見る価値はないと思っていたんだろうな。「主演の人、顔が濃くて嫌!」とか文句言いながら.....。ところがびっくり。今回見たら、もうどっぷり。自分が家族を築いてきたことで、少しは判ってきたこともあるってことなのかな。それに、J・デップが本当にいい。もう、抱きしめてあげたいくらい。年とるって、いいこともあるのね。守備範囲も広くなるし。 【showrio】さん 8点(2004-04-16 22:49:52) (笑:1票) |
54.《ネタバレ》 非常に良かったです。レオナルド・デカプリオが凄い。若くしてこれ程の演技をしていたとは知りませんでした。彼に対する意識が変わりましたね。ジョニー・デップも大変良かったです。不倫はいただけませんが、あれ程の状態でひねくれもせずに献身的に家族に接してるのは「なんて凄いヤツだ」と感じました。私なら絶対無理ですね~ 【ゆうしゃ】さん 8点(2004-04-13 15:47:43) |
53.《ネタバレ》 ジョニー・デップとレオナルド・ディカプリオが俳優として注目されるきっかけとなった作品という話を聞いていましたが、なるほど納得ですね。特に、難しい障害者の演技をこなしたディカプリオは見事でした。せっかく母親も自分でベッドへ行く気になったのに、それが仇となってしまうなんて…私も最近母親を突然亡くしているので急にいなくなる、消えてしまうというショックは身に染みて感じました。 【鈴都丸子】さん 8点(2004-04-04 17:28:44) |
52.《ネタバレ》 ジョニー・デップもジュリエット・ルイスもレオナルド・ディカプリオも今では考えられない初々しさ。今のジョニー・デップはジゴロみたいな役回りが多いし(それはそれで渋くて良い)。この映画は誰でも持っている家族に対する情を上手く描いていると思います。親子間・兄弟間で気にいらないこともあるかもしれないけれど、やっぱり家族は家族。血は水より濃いのです。自分は親兄弟と仲良くないですけれども、「うん、うん」と頷きながらこの映画を観ていました。ラストで母親をさらし者にしないために家ごと火葬してしまうシーンは、ギルバートの母親への頑なで他人に理解して欲しいと思わない強烈な愛情を感じてしまって、涙、涙でした。 【中岩無洋】さん 8点(2004-03-29 11:34:59) |
51.若干不謹慎だが、仮に身内にこんな弟や母親がいたら家族は大変だろうなと思ってしまった。夢があってもあきらめざる得ないだろう。内容は重いのであるが作品自体は何故かさわやかな感じがするのがとても印象に残っている。 【hrkzhr】さん 8点(2004-03-24 10:43:14) |
50.ディカプリオうまいねぇ。演技派じゃん。ストーリーもいいけど彼の演技だけでも見応えある。 【仮面の男】さん 8点(2004-02-23 18:17:27) |
49.いろいろ考えさせられた映画でした。この出演者が大好きだったし、好きな映画のひとつです 【リノ】さん 8点(2004-02-16 01:01:10) |
48.《ネタバレ》 結構長く感じてしまったのですが(いつもならここで大幅減点)それも嫌じゃないと言うか、自分でも不思議な感覚に浸ってしまいました。なんて表現したらいいのか、私の稚拙な文章力では難しいのですが、独特の雰囲気があってそれにうまく協調してしまって、あの世界に入ってしまったような錯覚がありました。それにしても、皆さん書いてるし、見る前から色々評判では聞いていたけど「レオ」上手い! それに「ジョニー・デップ」かっこいい! もとい、彼も上手い! それにしても今まで見た彼の中で一番かっこよかった(笑) ヒロインの眉毛は最後まで気になりポイントだったし、過食症のお母さんはかわいそうだったけど…。(最愛の人をいきなり亡くしたら私もこうなりそうでいたたまれなかったです…) 皆がそれぞれ自分の新しい人生に踏み出せてよかったなぁと普通に思いました。お母さんもそれでもきっと自分が枷になってる事分かってたから、家族をその重荷から解放してあげられて、彼女なりに幸せな最後だったと思えるし…。家を最後に燃やすのは決別の意味もあるだろうけど、やはり最後までお母さんを笑い者にされたくない(自分がずっとそうしてきた事を多分悔やんでいたであろうから)と言う母への最後のプレゼントだったと私は思います。後味がいいとは言えないはずのラストも私は嫌いじゃなかったです。自分が一番不思議です…スローな展開の映画苦手なのに… 【あかりん☆】さん 8点(2004-02-02 00:20:35) |
47.ディプリオを見直しました。いい演技してますね。この演技を見ると彼の出演する作品選びの下手さが残念でならない。 もっと評価されてもいい俳優ではないかと思いました。 対照的にジョニーデップの方は作品選びに信念めいたものを感じますね。ギルバートの表情に胸が締め付けられる思いでした。いろんなしがらみに苦しみ、開放されたいと願いながらも、誕生パーティーでアーニーを思わず抱きしめるシーンは涙です。 【犬】さん 8点(2004-01-20 00:25:48) |
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46.ジョニー目的で見た映画だけど、内容的にも楽しめた。ギルバート兄ちゃんの葛藤がかなり伝わって来た。ディカプリオの演技も天才的だった。 |
45.家の家族はお父さんもお母さんも妹もみんな仲が良いし、円満です。問題はありません。なのに私にはギルバートの葛藤がよぉくわかります。きっと誰もがみんな持っている、心の中の決して大きくはないけれど小さな小さな「不満」みたいなもの。淡々と流れる空気は日常そのもの、温かいミルクのような作品。 【彩犬】さん 8点(2004-01-02 23:46:54) |
44.家族のために自分を抑えているジョニ-に感銘を受けた。状況が状況だけに仕方ないとも言えるが、そうさせているのは家族への愛?大黒柱としての責任感?…。『for the family』がよく表れているアメリカらしい映画だったと思う。 【銀次郎】さん 8点(2003-12-30 03:43:11) |
43.ディカプリオの演技には惹き付けられた。でも、ジョニー・デップが醸し出す静かな雰囲気があってこそかな。家族を支えなければいけないことをいつ頃から悟ったのだろうか。そういう存在で居続けることに諦めを見出しているかのような物腰。でも、彼は空っぽではない。みずみずしい感性が宿っている。そういった諸々を見せるのではなく、観客が感じ取るように仕向けたように思う。スゴイ。 【日雀】さん 8点(2003-12-24 17:29:17) |
42.レオの演技が光ってました。 |
41.ディカプリオの演技に拍手する!この時まだレオの事はあまり知らずに見たけど、演技が上手すぎて、本当の障害者が演じてると思ったほど!ファンになってから見なおしてみると素晴らしいなと実感してしまう。ブラピやジュリエット・リュイスも出ていて今では大物俳優の出演も!この時の助演男優賞は彼がもらって欲しかったな。 【アンナ】さん 8点(2003-12-04 17:10:59) |
40.ごくたまにだが、その作品をビデオで上映することで、作品そのものが風景の一部となり、あるいは自分がその風景に溶け込んだまま、静かに時間だけが通りすぎて行くような映画がある。自閉症の弟は他人との距離感を知らず、太りすぎた母親は自分の力で起き上がることもできない。世間とはまったく違う時間を生きる一つの家族が、この映画の中で風景として、ただ淡々と時の過ぎるのを眺めている。欠陥家族と呼んでしまえばそれまでだが、ギルバート・グレイプはこの家族を家族として受け入れ、愛し、力まず淡々と毎日を送ることで自然に家族を支えている。苦労話は尽きないだろう。彼の人生は辛く惨めなものだろう。それでも必要以上の悲壮感をこの作品が与えないのは、彼が確固とした自我を持ち、絶望もせず行き過ぎもせず、一日一日をキチンと積み重ねているからだ。人は環境を選べないが、環境は人を殺せない。人間として、自分に責任を持ち、与えられた環境を受け入れて行くことがいかに幸福なことであるかを、この映画は非常に控えめなタッチで伝えてくれる。ラッセ・ハルストレムの作品は、いつでも清潔な極上の干草の香りがする。この作品もまた、映像の形を借りた一つの詩なのだ。 【anemone】さん 8点(2003-12-03 23:33:07) (良:4票) |
39.何かと過小評価されがちなディカプリオだが、大女優メリルストリープが『若手の中では突出した存在』と評価しただけの事はある。この映画でのディカプリオはそれを証明している。またデップの演技も物静かでありながら、存在感がピカイチだ。世間に疲れた時や、心優しい映画を見たい時には、きっと見る人に安らぎを与えてくれる映画。 【エルビス】さん 8点(2003-11-18 17:49:34) |
38.心の中では夢や理想を持ちながらも、現実にはごく平凡な人生から抜け切ることの出来ない男。しかも、養わなければならない家族がいて、自分が夢を求めて家を捨てることは、即ち家族の死を意味する。勿論家族のことは愛しているけれども、同時に自分にとって重荷でもある。…長男坊の私としては、ギルバートの境遇が痛いほど分かって、何だか切なくなりました。でも、地球上のほんの一握りの成功者を除いた大半の人間は、こういう平凡な人生を送りながら、その中で自分なりに価値を見つけて精一杯生きる。…と、こんな事をあらためて実感させられた映画でした。家を燃やしたのは、母親を世間の好奇の目に曝したくないという気遣いと、自分をこれまで束縛してきたものとの決別を示すのと、両方の気持ちからでしょう。非常に美しいシーンでした。最後に、アニー役のディカプリオはかなり衝撃的でした。これを見るまでは単なる伊達男だと思ってたのですが(笑)、ちょっと見方が変わりました。 |
37.たんたんとした映像でした。よい映画でした。ジョニーデップ、ジュリエットルイス、ディカプリオ、みんな素晴らしい演技です。ジュリエットルイス、静かな役も素敵です。ファニーフェイスが美しく見えた。 |