506.印象に残るのは剣闘シーンのみ。 【次郎丸三郎】さん [DVD(吹替)] 6点(2010-10-11 09:48:58) |
505.主人公の、強い生き様と悲哀を感じた。…やはり極悪上司に仕えた中間管理職は大変だ。 【くまさん】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-10-09 09:17:39) |
504.《ネタバレ》 冒頭の数分間、ラッセル・クロウ演じるマキシマスの表情を追うシーンだけで本作の成功は約束されたも同然と私には思えた。 それ位、本作に於けるラッセル・クロウの演技は神掛かっている。 皇帝自身が闘技場で戦うなんて史実的には噴飯ものなのだろうが、私はあの終わり方が最良と信じる。 【たくわん】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-09-21 16:16:30) |
503.70年代から歴史書をもとに構想を持っていたフランゾーニの脚本を気に入ったリドリー・スコットが、映画界では久しかった古代ローマの世界をスクリーンに立ち上がらせる。 風格ある彼の映像美は現代物よりもSFや時代物でより威力を発揮するのをあらためて感じた。 ラッセル・クロウ演じるマキシマスが異常なまでにカッコよく見えるのも、人望厚いキャラクターと彼の手腕であろうし、皇帝コンモドゥスの父親殺しも嫉妬に歪んだ者の闇の淵を見せる。 それでも一度見れば十分な気がするのは、人物や物語が抑え気味で品はよくても今ひとつ面白味には欠けるせいか。 ルッシラの位置づけもそれほど珍しいものではない。 「ブレイブハート」のように少々やりすぎと思えるようなアピールをしないことが好ましきところでもあるのだが損をしているところでもあり、アカデミー作品賞を受けても監督賞にまでは手が届かなかったゆえんかもしれない。(スコットの無念そうな表情が忘れられない) 凝ったコロシアムの戦闘シーンより心に残るのは、スコットが夜ベッドに横になっている時に浮かんだというマキシマスが薄れゆく意識の中で故郷の麦畑にさざめく麦の穂に触れるシーンで、郷愁と詩情をたたえる。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-09-10 00:00:01) |
502.今時「史劇」なんて誰が観るんだ…と公開前は思ったものだが、いざ劇場へ赴くや、瞬く間に興奮のるつぼに叩き落されていた。虎や戦車との戦いはどうやって撮ったんだ!?凄すぎるぞ、リドリー・スコット!そして、男前のラッセル・クロウ様にもうメロメロ。こんなに興奮したのはチョウ・ユンファの『挽歌』以来だよ!文句なし10点!! 【フライボーイ】さん [映画館(字幕)] 10点(2010-09-06 18:03:24) |
501.見る前から何でアカデミー賞を取ったのかと思ったのですが、見た後ではますます不思議です。見てる途中、「早く殺しちゃえばいいのに・・・」などと不謹慎な事を何度も思ってしまいました。でも無理やり生き延びさせて、再度は逆にやられちゃうなんで馬鹿馬鹿しくて話にもなりません。ほんとこんな内容の映画で手に汗握って興奮したり感動したり出来るなんて・・・ほんと不思議です。 【仏向】さん [DVD(字幕)] 1点(2010-08-01 11:30:24) |
500.《ネタバレ》 かなり期待ハズレです..ラストも有り得ない.. 脚本がショボすぎる~... 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2010-07-23 15:12:05) |
499.大作ヒーロー映画の極み。戦闘シーンが臨場感があり、感動的で良作。 【朴モグタン】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-07-15 00:06:13) |
498.《ネタバレ》 映像はお金かかってんなぁ~的印象で、スケール感の大きい壮大な映画ですね ラッセル・クロウの控えめでシンプルながら骨太な男 ん~カッコイイ 賞受賞も納得 ま、個人的に ちと展開の波がなく退屈で長い ほとんど戦いのシーンばっかり であったかなと思いマス 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-03-07 08:45:45) |
497.《ネタバレ》 このラッセルクロウはやっぱりカッコイイ!!こんな軍人だったら皇帝も目をかけちゃいますよね。ホアキンの異常な野心、愛情の表現が小物っぷり悪党がイイ味だしてました。 【とむ】さん [ビデオ(吹替)] 7点(2010-02-07 00:42:20) |
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496.壮大で面白い映画です。ラストにちょっと物足りなさを感じるのでちょっと減点。 【のははすひ】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-01-22 00:09:33) |
495.《ネタバレ》 最強の映画。 ラッセルクロウがはまり役すぎる。 皇帝の息子コンモドゥスの悪役ぶりも非常にいい。 ラッセルクロウが終盤コンモドゥスに正体を明かすところが最高にいい。鳥肌もの。 音楽もむちゃくちゃよい。
最高でした。満点。 【Yu】さん [DVD(字幕)] 10点(2009-12-31 03:30:08) |
494.《ネタバレ》 マキシマスの迫力を見事に演じたラッセル・クロウ、コンモドゥスの卑屈な強さとシスター・コンプレックスを巧妙に演技したホアキン・フェニックス、ルッシラの高貴な美しさをそのまま体現したコニー・ニールセン・・・ その他の配役も、子役に至るまで、見事にハマっています。冒頭のシステマチックなローマ軍 vs. 根性だけの相手軍・・・ 最初から勝敗を示唆しているような雰囲気づくりが見事です。兵士たちに信頼の視線を送るマキシマスに痺れました。美しい音楽をバックに、とにかく、最初から最後までいいです! 【windance】さん [DVD(字幕)] 10点(2009-11-04 06:06:06) |
493.妻投稿■西暦180年のローマといえば歴史学者のエドワード・ギボンが曰く「人類史上もっとも幸福な時代」であるパックス・ロマーナ=ローマの平和が終わりに差し掛かった時代だ。殺し合いゲームで市民の支持を得るコモドゥスの最期は、今のパックス・アメリカーナの主役であるアメリカ合衆国が戦争という娯楽で国民の支持を得て衰退するのに似ている。■リドリー・スコットは「ブラック・レイン」にしろ「ブレード・ランナー」にしろ「ブラックホーク・ダウン」にしろ、人々が無邪気に信じている「当たり前」の崩壊を予言するような大仕掛けな映画を撮ることがうまい。彼にとってローマの崩壊は、「既存事実である世界基準の当たり前の崩壊」という点で、一番脂の乗った食材だったと思う。■絶対的主人に「貴様らの母親が生んだせいで始まったどうしようもない人生を俺が終わらせてやる」と言われるシーンや、扉の向こうで鉄球がブンブン回っているのが光で表現されるシーンは、前半の圧倒的強さを持つローマ軍と合わせて、「超大国の衰退は外からではなく内部の悲鳴と失禁から始まる」というメッセージ性を表現しているし、ラストはアンデルセン童話のバッドエンドみたいなニヒニズムを感じる。英雄の物語と見せかけてラストは世界が救われたわけでもないという、エメリッヒ作品とは対照的なリドリーの歴史観の集大成じゃないかと私は思うのです。■コロッセオ・・・綺麗ですね。2000年後にブルース・リーとチャック・ノリスが戦うのですね。 【はち-ご=】さん [地上波(吹替)] 9点(2009-08-25 01:03:02) |
492.《ネタバレ》 3~4回観ました。清廉潔白で人望も厚い、だけど正直すぎて不器用な男の復讐劇。 オープニングのクロウのアップの表情が素晴しい。内容はとても単純でわかりやすいので、やはりラッセル・クロウとホアキン・フェニックスの善と悪を代表するようなキャラクターと俳優自身の魅力が大きなポイントだったのでは? 戦うシーンのクロウのかっこよかったこと!感情を抑えられず実父を殺してしまう狂人のようなホアキンの不気味だったこと!紅一点のコニー・ニールセンの美しいこと! できればマキシマスとルッシラの過去を知りたかった。恋仲にあったのは間違いないですね。そう、この作品の最大の欠点は主要人物の背景が描かれてないことでした。史実とは違う内容だから、あえてそうしたのかしら?多くは想像しなければいけなかったのが残念です。 ただね、ここに出てくるコモドゥスは体は大人でも精神は子ども。皆に愛されるマキシマスが妬ましくて目障り、他のことでも自分が受け入れられないと全て人のせい。こんな幼稚な人間のために命を落としてしまうマキシマスが哀れでした。 余談ですがマキシマスの妻役の女優は性格が悪くてイヤな女と噂の当時のリドリー・スコットの恋人。どおりで度々アップで出てきたわけね。でもラストのアップはクロウにしてもらいたかった。長さを感じないハリウッドらしい娯楽大作。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-07-02 20:23:36) |
491.《ネタバレ》 命を見せ物にするという非情さとそれに興奮する民衆の愚劣さ、そしてそれを覚悟しているグラディエーターたちの哀しさというのを感じました。ただガス抜きとしてのいわゆる「パンとサーカス」というものは当時の為政者にとって必須のものでありました。結局は時代の産物です。とかローマのことを色々調べたことがあるので必要以上に考えてしまいます。 ストーリー自体は単純(でもないか?)なのですが、一応ちゃんと矛盾無く成り立ってます。でも陳腐。それと戦闘シーンやコロセウムのシーンなど、肝心なところで明らかなCGは萎えます。その戦闘シーンもめまぐるしく視点が動いて何が何だかわからん。一つ一つの戦闘も別に特別なわけではなく、音楽や勢いで凄く見せているだけじゃないか? 別にジャッキー・チェンみたいなことをやれとは言わないけど。 なんといっても皇帝が出てくるのはいくらなんでも有り得ない。ストーリーをまとめるためとはいえ、きつい。既視感もすごい。 ただ屈折した愛情を表現したホアキン・フェニックスと、マキシマス役のラッセル・クロウは上手い。ラッセル・クロウなんて最高だった。道理でオスカー取ったわけですね。作品賞は微妙。悪くはない映画だけど。にしても「I am a GLADIATOR」は鳥肌。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-06-29 10:56:49) |
490.幸福な生涯を送った英雄というのは言語学的に矛盾した存在で、英雄というのはみな悲劇的な死をとげて始めてその名に値します。英雄に憧れる人はこの点を忘れるべきではないでしょう。 【きのう来た人】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-05-13 05:43:55) |
489.まず娯楽作品として面白いし、出演者の演技もいいし、映像や音楽もいい。CGも見事です。ラッセル・クロウはもちろん、敵役のホアキンも良かった!主役を喰ってしまいそうなほど存在感があって、強く印象に残ってます。残酷なシーンもありますが、全体の映像がキレイなので不快な感じはしませんでした。最後の終わり方に不満がある人もいるでしょうが、私はあのラストで良かったです。なぜか清々しい感じさえしました。映画を観ていると、たまにサントラがほしくなったりしますが、この作品もそうです。これといって目立った曲はないものの、すごく音楽の印象が良くて気に入ってます。ミュージカルが好きなせいもあってか、私の映画の評価は音楽で左右されることも多いです。この作品は全ての要素において文句ないです。なので10点献上! 【びくーにゃ】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2009-05-01 02:03:59) |
488.《ネタバレ》 家族が皆殺しにあうのが衝撃的でした。ラッセルは戦う男が良く似合う。 【osamurai】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-03-01 14:10:54) |
487.《ネタバレ》 いっせいに放たれる火矢、「ダイヤモーンズ!」と陣形を組み立てる組織的戦術にしびれると同時に、この映画にひきつけられるのは、時代考証の再現性とマキシマスの人間性だけではない、敗者の刹那が描かれているからだと思う。ホアキンがマキシマスと同様の描写力で孤高の暴君を見事に演じている。親の信頼を得られず性格的にゆがんでしまう彼も、ある意味被害者と思えてくる。極論かもしれないが、彼の親は彼への教育法を誤っているのだ。家臣に愛される帝王学を教えていないからこそ、あそこまで歪んでしまったともいえる。単なる悪役ではない悲しみを演じる負け犬顔のホアキンがうまい。ストーリとしては奴隷から皇帝謁見までがとんとん拍子過ぎる感がある。現代の映画事情からすれば、上映時間をなるべく短くして、一日に5,6回は上映できる、いわば回転率を高めたい意図はわかるが、もう少し、途中描写を追加して、皇帝謁見までもっと時間をかけて、なかなか中央のコロセウムまでたどり着けない描写があってもいいのではないかとおもう。復讐できない焦りと苛立ち、そしてそこで知り合うさまざまな人々が「戦士」ではなく「人間」としてのマキシマスにひきつけられる人々が描かれればよりいっそう感動的なものになっていたように思う。完全な余談だが、殺された妻は幸薄そうな女性をイメージしていたがあれれ?と思ったのは私だけ? 【やしき】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-02-21 13:26:45) |