4.幽霊がどーのーこーとゆう普通の幽霊映画じゃないのがいい。あくまで人間主体のサスペンスなのがいいわ。やばい展開にドキドキできたし。ほんま主人公はバカやけど。でも犯罪者ってバカのよね~。バカじゃなきゃ、警察こまるし。基本的には主人公に感情移入して観てしまうんやけど、主人公のバカっぷりに客観的に観てむかついたりして、そんでもってたまに出る幽霊の映像にちょっとビビッたりして、色々俺自身微妙な立場の映画やったな~。黒沢清にしてはわかりやすいのもグッドやねん。 【なにわ君】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-02-02 14:48:20) (良:1票) |
3.『降霊』という題を文字通りに受け取ってはいけない。この映画の怖さは、霊の怖さではなく、人間の怖さだ。はじめは単なる幽霊物のようだが、だんだん犯罪サスペンスの趣になり、やがて霊媒師の女性の心のゆがみが明らかになる。そして、役所広司の前に本当の幽霊ではない、彼自身の罪の意識が「降霊」する。これは、怖い。 【no one】さん 8点(2004-02-28 05:37:24) (良:1票) |
2.幽霊の描写が不気味。役所広司ら役者陣もいい味出してます。 【新井】さん 8点(2004-01-25 16:00:30) (良:1票) |
1.黒沢清監督がマーク・マクシェーン原作の64年作品「雨の午後の降霊祭」をリメイクしたTV放映作品なのだが、のちに劇場公開された。話ははっきり言ってイライラする展開で気分も悪い。しかし真昼間に堂々と現れる幽霊など、これがなかなか薄気味悪い黒沢監督らしい幽霊表現で結構好き。また黒沢作品常連の役所広司と風吹ジュンが一見普通のようで、まったく普通じゃない夫婦を演じる。この監督の中年夫婦の撮り方は嫌いじゃないかな。神主演じる哀川翔も短い出演ながら良い味を出している常連さんですね。 【カズゥー柔術】さん 7点(2004-01-22 03:56:50) (良:1票) |