4.とても、静かな映画でした。 落ち着いて、感情を動かされることが少ない映画でした。
衝撃をうけることもなく、ひやひやすることもなく、それほど緊張感もありませんでした。これが、現実なのでしょうか。
「人の死とは、美しいなどというものは、本などの文学の世界だけであって、実際見てみると、臭いだけです。」と、いう言葉は、特に印象に残りました。 が、そのシーン以外、共感するシーンとか、なかったんですよね。
作りの甘さが全体的にある感がして、現実味が私には足りなく感じました。 頭を低くして歩くシーンがあったら、その後のシーンは、全部頭を低くして歩いてほしいんですよね。作品全体の緊張感が、伝わってこなかったんだよね。
それでも、イタリアの戦争の様子というものを、見れ、少しでも、イタリア人の価値観が得れて良かったと思います。 【杉下右京】さん [地上波(吹替)] 6点(2010-04-21 10:25:29) |
3.第二次大戦中のイタリアというとどうしても華々しい活躍が少ないため取り上げた作品は少ないのですがこの映画はそのイタリア軍の兵士の視点で描いた作品です。実際エル・アラメインというアフリカの激戦地にいたにも関わらず、彼らの行動はほとんど戦局には影響しません。しかしそれでも前線の兵士達がイギリス軍の攻撃に怯えながらも必死で生き延びようと戦っていたのが作中の登場人物達から伺えます。見終わった後、自分の口の中にまで砂漠の砂埃がまとわりついてるようなザラザラとした感覚が残りました。普段とは変わった視点で第二次大戦を見直してみたい方にお勧めです。 【MEL】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-10-03 23:06:43) |
2.マニアの方ならいざ知らず、私の様なパンピーにとっては、同じ同盟国だったのに今一マイナーな印象のイタリア軍の、北アフリカ戦線エル・アラメインでの戦いを描いた戦争映画。「炎の戦線」というタイトルとは裏腹に、ここで描かれる物資不足の部隊の戦いはひたすら地味。砂漠に掘られた塹壕に身を潜め、時たま狙撃し合うか、時たま迫撃砲を撃ち合うかだけ。これが本当の消耗戦。この戦いが戦局に影響を及ぼすとも考えられず、正に砂漠らしい不毛の戦い。私は別の戦争映画の、米兵捕虜に届いた小包を見たドイツ士官の台詞を思い出した。「奴らは国で母親が焼いたケーキを、海を超えて一兵卒に届けている。しかし我々には、本国から弾薬さえ届かない」。戦争の勝敗はロジスティクスで決まるのです、6点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-08-26 00:09:41) |
1.砂漠がいい味出してます。 【リーム555】さん 6点(2005-03-01 13:13:50) |