《改行表示》 4.《ネタバレ》 今から見ればたいへんな豪華キャストなので、それだけでもけっこう楽しめます。しかし小川真由美の存在価値はよくわからないし、竹下景子の設定はあまりに強引だし、蟇目良と神崎愛のコンビは健全かつ健康的すぎて雰囲気に合わないし、傍若無人な松坂慶子の居候を許す佐分利信も不自然。結局、無理やり頭の中で作り上げたお話という感じでした。 ただし、ずっと深窓の令嬢として振る舞っていた栗原小巻が最後の最後に見せた表情には、なかなか鬼気迫るものがあります。この1シーンだけでも、見る価値はあるかなと。 【眉山】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2022-05-02 02:13:50) |
3.キャステングが豪華な上に監督が「砂の器」をはじめとする多くの傑作を生み出している野村芳太郎監督に脚本が監督でもあるけど脚本家としても素晴らしい作品を多く生み出した新藤兼人ということで期待しすぎたか?凄いサスペンスを期待しすきだせいかもしれないけど何だか普通のサスペンス映画的な感じの印象しか残らない。そして、犯人が誰かは予想できるけど、その犯人についても同情出来るだけのものがさほど感じられないのも「砂の器」との大きな違いである。つまらなくはないけど、だからと言ってそう何度も繰り返して見たいと思わせるだけのものも感じられない。それなりに楽しめたから一応は6点付けてみるけどこの監督とこの脚本のコンビならもっと面白い作品に出来たはず。 【青観】さん [DVD(邦画)] 6点(2012-06-28 21:54:06) |
2.内容はTVの~曜サスペンスと同レベルでしたが、キャストが豪華で楽しめました。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-06-29 00:58:13) |
1.原作はエラリー・クイーンの「災厄の町」。昔、よくゴールデンタイムにテレビでやってたんで何回も観ました。出てる人が何気に豪華なのでお茶の間にぴったりって言ったらいいか。出演者の顔ぶれで何となく犯人がわかってしまう、わかりやすいサスペンス映画です。余談ですが自分はガキの頃、この映画と「郵便配達は二度ベルを鳴らす」のタイトルがなかなか区別がつきませんでした。 |