昭和残侠伝 唐獅子牡丹の投票された口コミです。

昭和残侠伝 唐獅子牡丹

[ショウワザンキョウデンカラジシボタン]
1966年上映時間:89分
平均点:6.80 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
アクションドラマシリーズものヤクザ・マフィア
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タイトル情報更新(2024-01-16)【イニシャルK】さん
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監督佐伯清
キャスト高倉健(男優)花田秀次郎
池部良(男優)畑中圭吾
三田佳子(女優)秋山八重
津川雅彦(男優)清川周平
松方弘樹(男優)助川武
芦田伸介(男優)田代栄蔵
保積ペペ(男優)秋山和夫
菅原謙二(男優)秋山幸太郎
山本麟一(男優)左右田弥市
水島道太郎(男優)左右田寅松
田中春男(男優)宮田留吉
利根はる恵(女優)清川千代
清水まゆみ(女優)清川くみ
関山耕司(男優)左右田宗二
今井健二(男優)左右田徳三
織本順吉(男優)田代安川
花澤徳衛(男優)金子直治
岡崎二朗(男優)
脚本松本功
山本英明
音楽菊池俊輔
主題歌高倉健「唐獅子牡丹」
企画俊藤浩滋
吉田達
配給東映
美術藤田博〔美術〕
録音加瀬寿士
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【口コミ・感想】

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1.シリーズ2作目の、まだ様式が固まっていない試行錯誤がうかがえるのが面白い。1作目は終戦直後だったので、本シリーズで戦前が舞台になるのは本作からとなる。任侠ものの味わいには戦前の風俗が大事だと思っているので、そこに感謝(『残侠伝』というタイトルを見ると最初はずっと戦後を舞台にした『日本侠客伝』みたいなものを考えていたのではないか。だから池部の起用も前年の篠田正浩『乾いた花』の好演もあっただろうが、なによりも“戦後”という時代を代表する俳優だったからなのではないか)。本作は宇都宮の採掘場、次作は銚子近くの漁師町と、地方のいかにもやくざが強そうなあたりを舞台にするが、以後の東京の戦前風俗になってやはり一番しっくりする。路線が定まってなかったので池部の扱いが中途半端で、前半健さんに沓掛時次郎的な役を振ったので、屈折する池部とタイプがダブってしまい困っただろう。池部は満州帰りと変な洋装で登場しズッコケるが、道行きシーンではちゃんと決める。本作でいいのは、悪役の水島道太郎にも「石工あがり」という過去を振ってることで、石を平気で傷つける子分を怒鳴ったりする。仁侠映画ではこの手の丁寧さがしばしば見られる。道行きから一家への殴りこみはうっとり見られるが、石切り場での争いは安手のアクション映画になってしまってた。こういう失敗を重ねて様式が固まっていったと思えば、それさえ嬉しく見てしまうのがファン心理。
なんのかんのさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-01-19 09:35:47)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 6.80点
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6120.00%
7480.00%
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