212.《ネタバレ》 アル・パチーノとロバート・デニーロ この大物俳優の競演というだけでシビレル 二人が初めて会って話す場面は 何とも言えない緊張感があってたまりませんね~ 追うものと追われるもの 立場は違えど その道のプロである二人が 交わす言葉やしぐさに「似た者同士」を感じさせる まさに二人の演技力の賜物 いやーカッコイイ &白昼の銃撃戦の大迫力さはスゴイ+ロスの夜景がきれい 全体的に ちぃと長いかなぁというのと あんまり人が撃たれるのが好きじゃないんで こんな点数ですが ものすごーく濃いぃ、充実した内容で見応え十二分でゴザイマシタ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-05-17 07:51:14) |
211.《ネタバレ》 「ヤマを踏むプロ」とそれを「阻止するプロ」。両極端にいる二人が相まみえた時、互いに信念を語り合い、それが生死を分ける覚悟であると悟った瞬間、追う者と追われる者にあってはならない共感、絆が生まれた。それはこの生き方しか出来ない(違う生き方をしようとはするが)二人にだけ分かる暗黙の了解であり、互いをリスペクトする気持ち。マイケル・マン監督は事が起こる前にこの二人を向き合わせ、静かに語らせる事で二人の運命の必然性を描いたのだ。家庭を築き、女性と過ごそうとするも自ら突き放してしまう男たち。自分を迎えに来たクリスに罠だという事を気付かれない様に教えたシャリーン。この映画で本当の意味で男女の愛を描いたのはこのシーンだけではないか?こうして自分勝手な男たちに振り回されて結局「不幸を見るのは女」という構図を描いておく事で、監督は徹底した男たちの美学、生き様を描き切ったのだ。そして極め付けのわだかまりを残して立ち去る事が出来ず、その結果己の掟に従い理由(わけ)も言わずに女の元から立ち去るニール。ヴィンセントの銃弾に倒れ、家族でも愛する女でも無い、好敵手に看取られながら息を引き取るニールの最期。自分にはあの手をニールが差し出し、二人が握りしめ合ったのは健闘を讃えあい、互いに「またいつか会おう・・・。」と言っている様に思えました。信念を曲げてまで生きる事に意味は無い、というメッセージと共に、もはや「伝説」と形容するに相応しい、白昼のL.A.銃撃戦を織り交ぜて語り尽くされた男の美学溢れる作品。自分にとっての最高傑作です。 【miki】さん [DVD(字幕)] 10点(2012-05-08 18:07:54) (良:3票) |
210.《ネタバレ》 男の哀愁の映画だった。もう、デニーロもアルパチーノの渋くてその演技を堪能。二人がお茶してる場面なんてしびれる。どんどんテンポアップしてく演出は見事だった。逆に見せ場の銃撃戦だけじゃないよね。哀愁の感じが良いよね。みんな背負って。無関係に近い黒人のくだりも心にズンと沁みる。展開結末は容易に読めるけど、でもなんとかデニーロに計画達成させてあげたかった。好演だからこそ。 【タッチッチ】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2012-05-02 22:14:38) |
209.パチーノとデニーロが同じ画面で、ってだけでテンション上がりますので、すでに観る前から自分の中で点数は高めになっちゃってるわけですが。いやさすがのお二人、どちらかが食ってしまうことなくまさに竜虎相搏つ。アル・パチーノの方が走れてたかな。あ、ハナの三度目の嫁に納得いかないぞ パチーノがダンナなのに文句言うなーずるいーっなどとぼんくらな見方ができるのもスター映画の良いトコロだと思います。 【tottoko】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-04-17 14:50:34) |
208.銃撃戦のリアルさが最高です。実弾射撃の音を使っているらしく、本当に自分がその場にいるような感覚がした。映画としてはラストが盛り上がりに欠けた感じがした。しかし主演の二人とも、大好きな俳優のため、時間の長さも許容範囲だった。もっと二人が一緒に映るシーンもあってはだめなのだろうか。 【バトルコサック】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-02-22 04:21:28) |
207.男同士の熱いドラマはよいのだが、さすがにこの内容で3時間というのは頂けない。編集次第でもっと良い作品になったはず。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-01-22 00:36:58) (良:1票) |
《改行表示》 206.《ネタバレ》 これが男の美学なら、女の人が呆れるのも無理ありませんね。 ドラマ性を保ちつつ銃撃戦もド派手に。 これだけ長尺にも関わらずじっくり楽しめました。 パチーノとデ・ニーロってキャスティングじゃなかったら全然評価が違っていたかもしれませんが。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-12-21 09:10:47) (笑:1票) |
《改行表示》 205.仕事に誠実に取り組んでいたときに仕事が忙しくなり周囲が見えなくなって自分の大事な人を傷つけたり友人と疎遠になってしまったりして周りが見えなくなる時の心境ってわかるようなきがします。 自分は中途半端な人間なのでパチーノのようなストイックな姿勢を保てないですが「俺の時間を無駄にするな!!」とか家族に当り散らしたりとか・・・そして夜の都会に一人佇んで「俺ってカッコいいー!」と自己満足に浸る。まるでおっさんの中2病ですが「ヒートのパチーノみたいでかっけー」っていう自己肯定の雛形になってくれる素晴らしい映画ですね。 【AIRS】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-11-19 21:42:17) |
《改行表示》 204.《ネタバレ》 特濃男汁が飛び散る男による男のための映画。アル・パチーノが刑事になって過剰かつオラオラな演技を披露すれば、デ・ニーロは例のキメ顔を惜しみなくさらしながら盗賊団の首領を熱演する。これが3時間続くのは正直少ししんどいんだよなあ。初鑑賞は中学生の頃だったと思うが、その頃から比べると評価は落さざるを得ない。僕も年をとりました。 この映画のテーマは「仕事と女(家族)」なんだということも今回鑑賞して気づいた。刑事にしても盗賊についてもみんな女のことで悩んでる。女って奴は何でこうも分からず屋かねえ。ジャスティンにしてもシャリーンにしても旦那の足を引っ張ってばかりじゃないか。男ってのは忙しいんだから家のことはお前らがきちんとやれよ。という男の目線には納得できるところもあれば納得できないところもある。ただし、この映画は設定からして、男の味方をしやすく作られているのだ。この映画に出てくる女達は弱すぎる。何だかんだで男におんぶに抱っこなのだ。これじゃ男たちが上に立とうとするのも無理は無い。現代から見ればそういう設定が少し時代遅れに見えてしまう。 でも、この映画が良いのはそんな小難しいところじゃない。とにかくこの映画のアクションシーンの迫力は圧倒的だ。特に銀行強盗のシーンとラストの空港での追跡シーンは白眉である。色々と欠点はあるけど、憎めない作品だ。 【枕流】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-09-19 00:37:19) (良:1票) |
203.《ネタバレ》 ぜんぜん熱くなかった。 【馬】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-09-17 23:51:56) (良:1票) |
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202.辞書を引いてみると、映画の題名である[HEAT]には主に次のような意味があるらしい。1、熱さ 2、(感情の)激しさ、興奮 3、(警察による)捜査、追跡(俗語) 4、発情 なるほど、この映画には、犯罪者側にせよ警察側にせよ、男たちの熱い人間ドラマがある。ハナ刑事の執拗なまでの追跡も実に熱い。そして、この映画を見る人は映画界を代表する二大スター、アル・パチーノとデ・ニーロの対決に激しく興奮し、ついには、その二人のかっこよさに発情してしまうというわけか。まぁ私、男だけど。 【映画省次官】さん [DVD(字幕)] 10点(2011-09-02 23:39:31) |
《改行表示》 201.アクションシーンよりドラマ性が強い作品で、三時間近い長編だが、 犯人たちは結束力が高く、各登場人物たちのキャラ描写がしっかり描かれているのが特徴。 途中で飽きることなく、長さをまったく感じなかった。本作の一番の見せ場でもある、 デニーロとパチーノの絡むシーンに関しては、多少こじつけがましいところがあり、 序盤にもうワンクッション、二人の間の描写が欲しかった気がする。 役者としてのガチンコ対決は見応えたっぷりで、久しぶりに満足感一杯のアクション映画だった。 【MAHITO】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2011-08-21 18:28:56) |
《改行表示》 200.銃撃戦もすばらしいですが、人間ドラマも面白いです。 ただ、減点要素として上映時間が長いです。もう少し、削れたのではないでしょうか。 【doncdonk】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-06-14 12:39:58) |
《改行表示》 199.《ネタバレ》 ドンパチだけでなく人間ドラマも豊富だよ、と詰め込んだのはいいですが、詰め込みすぎてそれぞれ中途半端だったように思います。 ヴィンセントと家族の描写、ニールと彼女との描写、ともに浅く、何よりヴィンセントとニールが共感や友情を覚えるほどの関係として描かれていないように思いました。 ラストシーンの握手も無理やり感がありあり。 しかも、延々と引っ張った割には唐突な終わり方で余韻もなく、2大スター競演にしては演出がイマイチのように感じました。 二人が顔を同時に出さないことは、狙ってやった感がありますが、画としてはぎこちなくマイナス要素にしかならなかったと思います。 全体として「ヒート」というほど熱さは感じられず残念。 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-05-07 20:53:38) (良:2票) |
198.パチーノとデ・ニーロ(さらにいえばポートマン)に壮大な自己パロディを3時間も演じさせておいて、ありきたりの落ちまで持っていくのは、一体、どういう神経なのだろうか。この脚本にアメリカ人が違和感がなかったのだとすれば、一生アメリカ人を理解することはできない。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 3点(2011-05-05 17:55:26) (良:1票) |
197.《ネタバレ》 ゴッドファーザーの二大俳優がマイケル・マン監督の下で直接対決。港のサシでの決闘はシビれました。史上最長12分間に及ぶ銃撃戦。狙撃手の視点から覗いた独特のカメラアングル、渇いた銃声などマイケル・マン監督のこだわりが凝縮されていました。評判を違えぬ熱き男の傑作。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-05-08 21:50:12) |
196.《ネタバレ》 アル・パチーノとロバート・デ・ニーロが共演した映画史に名を残す作品。家族を失いかけるハナと家族を得ようとするニール。この対比のさせ方が上手い。そして見どころのアクションシーンは流石としか言いようがないが、本物の銃撃音を使ってるだけあって迫力、緊張感がある。人によっては時間が長いという人もいるだろうが、アル・パチーノ、デ・ニーロが好きな人からすれば全く気にならないし、こんなに嬉しい3時間はあまりないだろう。 【関白宣言】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-02-10 14:36:33) |
《改行表示》 195.アクションシーンの迫力、スピード感は後の「ダークナイト」に強く影響を与えたというだけあり、画面から目が離せないすばらしい出来。 しかし如何せん長い。 主要キャストの家族関係などバックグラウンドを描いて感情移入させていくやり方は良いのだが、必要不可欠でない削れるシーンが多々あったのも事実。 アル・パチーノ、デ・ニーロのファンにとってはたまらないのだろうけど。 もう少し短くコンパクトに仕上げた方が、もっと全体的なスピード感を維持できたのではないかと思う。 あとラストは少しクサすぎるかな・・・ 【おーる】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-01-01 16:27:05) (良:1票) |
194.《ネタバレ》 お互いの面が割れたという開き直りもあったのだろう。いきなりデ・ニーロの車を止めカフェへ誘うアル・パチーノの大胆さに驚いた。そして、その会談は見応えがあった。銃を向け合うのは犯罪の現場だけ。そんな協定でもあるかのように、彼らはお互いの仕事観を語り合う。嘘は言わない。そして、歩み寄る接点が無いことが分かる。でも、そんなことは、最初から分かっていたことだ。実質的には、それを確認しあっただけだ。だた、この会談には大きなプラスアルファがあった。彼らはお互いを観察し、理解した。追う側と追われる側に分かれているが、その本質は同じである。さらに、同じ資質を持つが故に、それぞれが抱える苦悩まで共有したように感じられた。危ない橋を渡り続けるために、身近に人を寄せ付けなかったデ・ニーロ。何度も結婚しているが、毎回同じ理由で家庭を壊してきたアル・パチーノ。デ・ニーロが言った喩えを借りるなら、これも同じコインの表裏だ。この会談の別れ際、二人は、まばたきしたら見逃すくらいの微妙な笑顔を見せる。そこに多くの言葉を重ねるよりも深いコミュニケーションを見た。話は平行線だったけど、お前のことは分かった、という哀しい合図。それは、エンディングでアル・パチーノがデ・ニーロの手を取るシーンへダイレクトに繋がって行く。名優と言われる二人の貫禄が、徹底したプロの男たちの世界を見せてくれる。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2009-10-30 17:31:53) (良:2票) |
193.この映画、はっきり言って長すぎです。伏線の張り方にも工夫が感じられないし、第一あの銀行強盗と銃撃戦はクライマックスでしょう、普通は。あんなところにあのシークエンスを持ってくるから、余計に間延びして長く感じる原因になっています。デ・ニーロとパチーノのカフェでの対決シーンは確かに見応えがありましたが、全体に「男の美学」がしつこすぎて鼻につきました。 【S&S】さん [ビデオ(吹替)] 5点(2009-10-02 00:56:34) (良:1票) |