4.ダイアン・キートンの、科白と科白のあいだの沈黙の間の取り方、表情の変化の豊かさにただただ魅了されました。素晴らしい映画なんだろうとは思います。が、この映画を語るには私はまだまだ青二才過ぎます。二十年経ったら出直してきます。願わくはそのときまでJTNEWS が発展的に続いていることを。 【南浦和で笑う三波】さん 8点(2004-03-29 23:18:28) (笑:1票) |
3.《ネタバレ》 クイールと迷ったあげくに見た作品です。 ぶっちゃけ正解だったかも!面白い作品でしたよ★見てからコメディなんだ?!って気付いたけどね(笑)。本当の恋愛をした事はないが恋愛上手の63歳と正面から愛をぶつけてくる36歳。離婚後全く愛を知らない54歳の女性をこの二人が取り合う。えぇ~、素晴らしい63歳&53歳です!50代の女性を初めてセクシーだ思えた。そして若い内、今の俺は考える事なんてしないで正面からぶつかって恋愛しなきゃ!って思った。シリアスな場面。ユーモアあふれる場面。様々で素晴らしかった!それにしても言葉の魔術師。。。結局はそれになりたいなぁ。なれるかなぁ。。なりたいけれどなれないなぁ(^_^;)。。。 【王子】さん 8点(2004-03-29 22:35:04) |
2.《ネタバレ》 白い石と黒い石を拾うエピソードなど細かいところでおもしろい点が多かったです。エリカが恋に落ちたあたりからキートンがまるで少女のように見えてかわいかった。ラストでキアヌの引き際があまりにもあっさりしていてちょっとがっかりしてしまいました。都合がいいと言ってしまえばそれまでのお話ですが、この映画のように年配の人たちも積極的に恋をすればステキなことですね。 |
1.超高齢化社会に於ける、あるべきロマンティック・コメディの指針を示した傑作。本作の優れている点は、熟年カップルの恋愛をほのぼのプラトニック系のいい話にまとめるのではなく、恋愛感情の高ぶりや切なさ、素直になれない幼さ、若いライバルとの恋の鞘当、そしてセックスまでもを若いカップルの初々しさと全く同様に描いている所。会社をいくつも経営している男と売れっ子女流劇作家の、海辺の別荘を舞台にしたヤッピー・ドラマ風設定なのも若者に対抗してて良し(ま、夫に先立たれて息子夫婦と暮らし、四六時中嫁と喧嘩してるおばさんと、リストラされた挙句女房に逃げられて、それでも家のローンが残ってるおじさんのラヴ・ストーリーじゃ誰も観ないか…)。序盤はジャック・ニコルソンが徹底的に笑わせてくれ、中盤からはダイアン・キートンの独壇場。とかく評判の悪いキアヌ・リーブスも、誰もが惚れてしまう様なハンサム医師を好演。とにかく、50~60代の人も後30~40年の人生を残してる訳ですから、まだまだ恋愛適齢期です、8点献上。 【sayzin】さん 8点(2004-03-12 16:50:42) (良:2票) |