4.う~ん、イイ映画。まずタイトルが良い。舞台はフィレンツェってのもイイ。ウフィツィのボッティチェリの前でティータイムなんて羨ましい。ロミジュリやブラザーサンがさりげなく入っていたり、何と言っても豪華俳優陣に、さすがはゼッフィレッリ、と堪能。彼の素晴らしい美的センスや感性の背景には、こんな特異な環境があったとは! 彼の作品ではクライバーとのオペラ『カルメン』と甲乙つけ難く好きだなあ。音楽も良いし、衣装、美術もステキ。もう何度も見たけれど、見る度に酔いしれる。まぎれもない名作だと思う。やっぱりゼッフィレッリ、好きだなあ。 【すねこすり】さん [映画館(字幕)] 9点(2009-04-30 11:17:53) |
3.期待通りの精緻な描写が盛り込まれ、イタリア人気質的とでもいうのかほのぼのとした人情味溢れる映画でした。役者さん達の演技もすばらしいし、F. ゼフィレッリさすがですね。実は、衛星波で放映されている最中に気づいて慌てて終わり30分あまりしか見ていないのですが、必ず全て鑑賞し再レビューさせていただきます。 【黒い鶫】さん 9点(2004-07-18 11:12:37) |
2.若い頃のゼフィレッリの、エネルギッシュで、瑞々しい青春の輝きに満ちた作品にひとかたならぬ思い入れを持っているけれど、年齢を重ねてのこの作品も、地味だけれどもしみじみと本当にいい作品。知っている人が少なそうなのが残念です。美しいフィレンツェの風景や、豪華な女優陣の演技ももちろん見所だけど、個人的には「ロミオとジュリエット」や「ブラザー・サン シスター・ムーン」に触れるエピソードが興味深かったです。父親からの愛情には恵まれなかったかもしれないけれど、こんなに素敵なご婦人達に愛情を注がれて育ったルカ。これがゼフィレリ本人の話だと思うと一際感慨深かくて、彼の映画の美しさの理由が解った様な気がします。 【やむちゃ】さん 9点(2004-07-14 17:46:49) (良:1票) |
1. 派手さはないんだけれど、最後まで飽きずに面白かった。おばちゃまがたのパワーに敬服。シェールもそれまであまり好きではなかったのだけど、とてもよかった。この映画があまり人に知られていないのがちょっと寂しいかも・・・。 【メリー】さん 9点(2002-10-23 22:40:14) |