4.「鉄火旅」というタイトルがカッコいい。鉄火場のシーンはそんなに多くはないけれど。頼みの剣にまつわるエピソードもそそります。相変わらず白黒はっきりしすぎた勧善懲悪ドラマで、傷一つ負うことのない大立ち回りが待っているわけですが、秀逸はラスト。これだけ正義のためにがんばったのに、誰に感謝されることもなく、夕暮れの中を1人去っていく姿が美しい。人生とはこんなもの、と教えられるようでした。 【眉山】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-05-03 22:41:24) |
3. 立ち回りが壮快だった。 娯楽映画として、文句なしの面白さ。 【タックスマン4】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-01-15 11:47:17) |
2.ひたすら面白かった。やっぱ時代劇って面白いんだと再認識。なんでこんなに面白いんだろうか。さすがシリーズ化されてるだけあるね。たけし座頭市が面白かったんで勝新版座頭市も観なきゃ失礼だなと思い勝新版座頭市で初めて観たのがコレ。何から観ればいいのか分からず裏のストーリーを読んで面白そうだったから借りた。「市の仕込み刀があと1人しか斬れない」という謳い文句の内容。市って日本中で超有名人なんですね。座頭市だと知った途端ヤクザの親分が敬語になってる。さすが座頭市だな。仕込が刀が折れて市が斬られて死んだと思ったら夢だったのには少し驚いたけど後1人しか斬れないからそんな夢を見るようになった市の恐怖感が出てて良かった。見せ場の殺陣はもはや言う事ないぐらいの素晴らしさ。早い早い早いひたすら斬るのが早い。こりゃぁ誰も敵わない訳だ。鉄火場で賭けをしていて丁に賭けたのに壷を空ける瞬間に丁半を入れ替える・・・市お前は何ていうセコイ奴だ。思わず笑っちゃったじゃねぇか。それで8両(今の価格にすると160万円)も稼いでたらそりゃ狙われるって。しかも次に鉄火場で賭けした時は1000万円くらい稼いでた。もうこれだけで食っていけるじゃん。 |
1.第15作。「斬りたい奴は ワンサといるのに 仕込み杖に寿命が来た!」というのが今回の煽り。市の斬鉄剣のような仕込み杖は東野英治郎の師匠作の名刀ということが明らかになるが、あと一人斬ったら折れると言われる。ということで今作では比較的大人しいが最後の大殺陣では東野が仕立てたニュー仕込み杖で斬りまくる。「俺には廻る目がねぇんだ!」と廻り廻りヤクザを蹴散らす爽快感。そしてラストカットが綺麗です。夢の中で市が斬られるシーンがあるのも面白かった。 【バカ王子】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-10-29 21:03:13) |