4.《ネタバレ》 (お知らせ: このレビューは映画同様、Vol.1の続編です。まず、Vol.1のレビューを先に見ることをお勧めします・・。)
「血まみれ」だったVol.1に続き、この映画を一言で説明すると、 「<Vol.1から続く> 血・・・・・・・・が無い、(アレ?) <The End>」という映画です。 つまり、用意していた「血糊」をVol.1で全部使い切ってしまったのではないかと思う程、又は、タランテーノが撮影前に「マーニー(ヒッチコック作)」を観たせいで「赤いもの」が嫌いになったのではと思う程、血が流れない健康的な映画なんですよ。 【STYX21】さん 4点(2004-09-18 10:16:52) (良:1票) |
3.1とはかなり雰囲気が違っていた。パイメイにうけた。 |
2.《ネタバレ》 クエンティンのスタイルは立派に確立されていて、それはそれで高く評価されているし、個人的にも面白いとは思う。(ただ、「現代アジア映画をアメリカに紹介した男」みたいに、関係ないアジア映画のDVDにまでウンチクたれに出てくるのは、ホントにやめてほしい。「アジアってすごくね?かっこいくね?んでもって、それをアメリカに紹介したオレ!すごくね?」という声が聞こえてきそうですごくいや。)しかし、最初は斬新に思えた彼独自のスタイルも、ここまで繰り返されると飽きる。だから、新鮮な気持ちで作品として楽しむというより、クエンティンのやつ、次に何したいんだろうなぁ、などと考えながら見ることしかできなくなった。作品のスタイルには、とうの昔に飽きているが、話題性だけにひかれてふらふらと見に行っちゃった、という感じで、見に行ったことを恥じたいという気にすらなった。今でも話題をさらえるのはすごいと思うけど、作品の質というよりはこの根強い話題性に頼っての興行という感じがした。映画界の寵児、というよりはもはや映画界にスポイルされた男と呼ぶほうがしっくりくるクエンティン。このしぶとい話題性が吸引力を失くす時のことを考えて、まともに作品作りしたほうがいいと思うよ。「映画監督」なんだから。 【黒蜥蜴】さん [映画館(字幕)] 4点(2004-05-23 16:24:21) |
1.《ネタバレ》 まぁ、よくここまで好き勝手に撮れたなぁ。今回も香港テイスト、イタリアンありで、タラはこの2本に大満足なんでしょうね。結局、ちょっとスケールの大きい男と女の痴話げんかって感じ。バドはブライドをあっさりし止めるのを見て、腐っても元一流の殺し屋を認識させたけど、あっさり殺されてガッカリ。エルにあげた飲み物の氷に毒を盛ってあって、解毒薬ネタでなにかするのかなぁと思ったんですが、エルの方が上手だっただけ?パイ・メイも毒くらい、香りや風味で感付いてもいいいいと思うんですけどね。タラお得意の能書き合戦も、長くて飽き飽きして退屈だった。今回は私には合いませんでした。ユマの老け具合と、ダリル・ハンナの相変わらずな美しさが対照的。ユマの方が10歳くらい若いはずなんですが…。で、本名を隠していた意味はなんなんでしょう? 【ロカホリ】さん 4点(2004-04-27 20:47:37) |