6.たまに80点取るのび太より、いつも100点の出来杉に幸せはくるべきである。 【笹】さん 5点(2004-01-30 04:40:05) (良:2票)(笑:1票) |
5.《ネタバレ》 退屈なストーリー、魅力に欠ける登場人物、映画として決して面白いとは言えません。ですが、なんとなく最後まで見てしまう何かがあります。『成り行きが気になってしまう』タイプの映画です。 ダメ人間をだらだら見せられてしまう前半にはかなりフラストレーションがたまってしまいますが、それもすべてラストへの前振りだとすれば一応の納得はできます。 主人公が無茶な賭けをしたり、親に見栄をはりまくったりする一連の行動が、すべて親の関心を自分に向けさせるためだとしたら、殺人→自殺を考えるビリーの心理・動機には一貫性があります。反社会的行為や自身の死は、親及び世間の関心の目を自分に向けさせる最終手段だからです。マザーテレサが『「愛情」の反対は「憎しみ」ではなく「無関心」だ』と言っていましたが、ビリーの境遇はまさにこれにあてはまるのかもしれません。 ラストの妄想シーンで、彼が殺人をし、自殺をし、両親が自分の墓参りをしています。ところが父親が『腹が減った』と言ったところで、彼は妄想から抜け出します。所詮、自分の死をもってしても、世界は変わらないことを悟ったのでしょう。そして、そこで初めて彼は、レイラの存在に気づいたのだと思います。 正直映画として面白いとは思えませんが、クリスティーナ・リッチの魅力が存分に発揮されていることもあいまって、一種の妄想映画としての面白さはあるかもしれませんね。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-09-14 18:05:43) (良:2票) |
4.ダメ男映画はけっこう好きな方ですが、なんかこの作品は狙いすぎた感じがして全然共感できなかった。ビンセント・ギャロの「マルチな才能」があまりにも持ち上げられすぎてしまったせいか、もうひとつ主人公が本当のダメ男に見えなかったのも一つの理由かも。おもしろいな、と思ったカットもいくつかあったが、どれも「素人が感覚的に撮った新鮮な映像」を狙ったヘンに技巧的なものに見えてしらけ気味。何より公開ルートがものすごく限定されているわりには、雑誌のタイアップなど全国規模の過剰な宣伝で、ちっぽけな劇場に連日長蛇の列を作らせた某百貨店系列のあざとさには反感というか怒りしか感じなかった。アメリカでこの映画を観たことのある人なんかほとんどいないのに、「今年最高にHOTな映画!」みたいに売りまくっちゃって、安く買って来て高く売ってるだけじゃんか。バカにすんな。と、映画とは全然違うところで評価が下がってしまった。でもクリスティナ・リッチは可愛い。 【anemone】さん 5点(2003-12-14 17:09:47) (良:2票) |
3.《ネタバレ》 登場人物に全く共感できず、途中はかなり退屈に感じられました。こういう雰囲気の映画はこうなってしまうとかなり辛い。しかし、あのココアとハート型のクッキーのラストに、それまでは全くダメな奴だったビリーのこれからの人生に希望が感じられたのが嬉しく、ラストまで退屈に感じられていた事が嘘のように鑑賞後の気分は爽快でした。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-06-12 21:57:37) (良:1票) |
2.何事も吹っ切ることが出来ない小心者でガキで童貞のチンピラが、どんな愚か者でも包み込んでくれる「母胎」の様な女に出会い、ずっと自分の殻に閉じ籠もったまま生きていける安心を得るという堕落の物語。“just the way you are”という言葉は人間性が素晴らしい人に贈るのであって、この主人公がこのまま生きていくのであれば、生きる価値さえ見出せません。終始イライラさせられた映画でしたけど、挟まれたいクリスティーナ・リッチの太腿に+1点、悔しいけど大笑いさせられた低予算「マトリックス」のシーンに+1点の、5点献上。 【sayzin】さん 5点(2002-11-16 19:32:14) (良:1票) |
1.映像や雰囲気は好きなんですが。ストーリー展開に面白さを求める人にはお勧め出来ないかな。でも、ラストはちょっとよかったよ。 【ヒロ】さん 5点(2002-10-18 04:20:11) (良:1票) |