49.バスタブのシーンがすごく好きです。 【バイオレット】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-12-27 01:28:33) (良:1票) |
48.いい映画でした! 【よしふみ】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-11-20 01:19:03) |
47.息子にとって父親の存在は実に微妙だ。お手本にしたい気持ちと手本にしたくない気持ち、父親を超えたい熱意と超えられないあきらめ、真似したくない気持ちと知らずに似てきている自分などなど、その複雑な感情は思春期以降、何かしら抱くものだ。この映画、出だしから父親のロマンあふれるホラ話で展開し、大人になった息子の確執もコンパクトにまとめたおかげで、それ以降の描写に充分な時間を費やせた点でよく出来ている。ホラ話が大きければ大きいほど見ているものは現実とのギャップに物悲しさを覚え、息子自身がそれを受け入れるバーが高くなることを意味する。したがってラストの息子自身の作り話が効いてくるのだ。ただ、少し物足りないのは、見ている私たちに息子の心境の変化が少しわかりづらいこと。あまり知られていない俳優だからかもしれない。目で演技の出来るもうひとつ上のランクの人が良かったかもしれない。たとえば、若き日の父親役イアン・マクレガーが息子役でもいいかもしれない。一方、年老いた父が若き日とあまりに一致しない配役も少し気になった。最後に登場する人々がそのままということを考えると、若き日も年老いた現在も同じ俳優で良かったのではと思ってしまう。しかし相変わらず、ティムバートンは意外な作品を繰り出してくる。今回はインコースの高めぎりぎりの直球。思わず手が(涙が)出た。 【やしき】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-11-04 21:34:56) |
46.良かった素晴らしかった~~。最後は感動して目が潤みました。 ここまで純粋にストーリーを組み立てている映画って最近なかなかないですよ。 どこかみんなひねくれて、他の作品とかぶらないようにしようとしている。 この作品も決してストレートではないけど、中身の一つ一つは非常にストレート。 映画の面白さがたっぷりつまっています。 【坊主13】さん [地上波(字幕)] 9点(2005-11-04 20:28:34) |
45.今までのユアン・マクレガーの出演作品で、このユアン・マクレガーが一番好き!ティム・バートンはいい作品つくるね!本当に心あたたまる作品。 【ビリー・ジョー】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-10-31 21:43:57) |
44.映画自体、作り物を撮影して入念に編集されているのだから、ある意味ホラ話。だが、この映画の中で爺さんはそのホラ話に包まれ死んでいく。映画って僕にとってワンランク上の世界、桃源郷。そこに旅立つことが出来た爺さんがとてもウレシそうだった。全てのロマンティストが望む最期であろう。 |
43.《ネタバレ》 まさにホラ話のファンタジーを聞かされている観客と息子はおんなじなんです。
また始まった、どこまでが嘘なのか、恥ずかしすぎるよその展開は~と、
やや引き気味で観ていた私は途中でそれはこの息子なんじゃないかと・・
父の若いころを地味だと(人畜無害とまで思えば言い過ぎか)思い込んでいた私は、
その役者が実はオビ=ワンでもないムーランルージュの男でもない、
ただの普通のそして実に爽やかな往年のあくまでも普通の夢物語の俳優かもと思いました。
ユアン・マクレガーってこんなにかっこよかったんだ!?
そんな普通の夢物語の主人公のドラマなので私は好きですね。
父の語る昔話があまりに飛びすぎている。
ファンタジーはホラ話であり真実かもしれない・・わかりやすく共感できる。
イギリスのトム・ハンクスか?というのはまた違うかもしれませんが(苦笑)
観た方の多くは「フォレスト・ガンプ」に似てるところがあると感じたでしょう。
その面白さとラストになってもシリアスにならず観客に任せる大らかさ。
父のおとぎ話の真実は息子によって解明されていくのだけれど、
そのホラ話に真実が見つかったとき宝石のようにお話は輝きだします。
続きを語ってくれという父に息子は(息子の役が実は一番難しいのでは?)
父よりもうまいくらいのおとぎ話を聞かせるのです。
それが(父の最期の死に方)というおとぎ話なのでした。
ホラ話が解明されてゆく足取りや息子が「子供のころならともかく20、30歳になって、
何回も(1000回とも)聞かされて、僕にも子供が出来たら息子に何を聞かせればいいんだ」
思わず「そのとおり!」とこの息子に共感しつつそこらからもう感動モードに入りまして、
エンドロールが流れるまで感動しまくりでした・・久々に感涙。
この映画で泣けるのはおかしいかもしれませんが、
ホラ話についていけない息子の気持ちで観てください。
こんな何1000回もホラ話をする(しかも人に好かれるので話をやめない)親父はいらないけど、
この親父のような夢のある生き方もいいのではないでしょうか・・
一番似てるなぁと思ったのは、「マン・オブ・ザ・ムーン」の世界です。
ただしあれはコメディアンの実話で結構シリアスです。
【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-09-11 11:20:03) |
42.良かった!!!想像力は人を幸せにすると思います。そして、想像だとわかっていること。 【kaneko】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-08-21 13:25:55) |
41.《ネタバレ》 有る程度の理解力が必要な作品ですね。父親の突飛な夢話は、実際に彼が体験した話しに空想的(ファンタジー)な尾鰭を付け加えているものである。母親の「全てが作り話ではないのよ」という言葉や、息子が浮気相手と勘違いした女性の話は以外と重要な意味を持っています。父親の語る突飛な部分(ファンタジー)を除けば、形は違えど息子に語った夢物語と同じ意味合いを持つ人生を歩んでいたのです。だから、沢山の人が彼を慕って葬儀に参列したのです。 しかし、これを単なる“作り話”や“夢物語”として片づけてしまう人には感動も何も無いだろう。正に物語り序盤の息子状態ですね。まぁ、そんな鈍感な人は少ないのですが・・・。 【おはようジングル】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-08-15 10:01:35) (良:1票) |
40.《ネタバレ》 奇妙な村、不気味な巨人、合体した双子、そして水仙の花の美しさ。不思議な展開に時間を。忘れて夢中になれます。最後には、ほとんどの登場人物が集まる大団円いや大往生?を迎えるわけですが、そこで得られるカタルシスは、半端なもんじゃぁありません。公開時のキャッチコピー「人生なんて、まるでお伽噺さ。」その意味が良くわかりました。 【一番星☆桃太郎】さん [DVD(吹替)] 9点(2005-06-04 22:40:40) |
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39.《ネタバレ》 フォレスト・ガンプに似ている、と言われると確かにそうですが、1番の共通点はラストで泣けるというところでしょう。彼の魅力的なホラ話すべてと彼自身の最期が重なるシーンはすごく感動しました。現実的なばかりの話より、尾ひれの付いた話の方が魅力がある、と言ったところに息子は共感できなかったわけだけど、彼の足跡をたどり、最後の葬式ですべてが嘘ではなかったと知る、そういったところもすごくよくできていると思いました。サンドラがエドワードの求愛をやさしい表情で受け止めたり、ラストの大男の登場シーンなどファンタジーの雰囲気を壊さない演出にバートンらしさを感じます。それと、バートンの役者選びには驚かされました。エドワードも、サンドラも、ジェニーもどれも納得できる顔でした。 【マイカルシネマ】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-03-31 17:06:01) |
38.《ネタバレ》 すごくよかった!日常を忘れられる2時間でした。なんて素敵な御伽噺。かなりおすすめです。「いい人生だったね」のコピー作った人も素敵ネッ!見終わった後、いい人生だったねウンウン、と思わず言いたくなってしまうもん。サーカス小屋の時間が止まるシーン素敵!お花を敷き詰めてプロポーズ無敵!お父さんとお母さんがお風呂につかるシーンetc・・写真集を見てるのかと思うくらい美しい映像てんこ盛りでした。両親に2人一緒にみてほしいんで、ビデオ借りてきてあげようかな。・・そうそう!私が映画館でものすごく号泣しているときティッシュをくれた横のおじいさんありがとうございました!。。ああっすごくいい一日だった(^^) 【マミゴスチン】さん 9点(2005-03-14 06:18:58) (良:1票) |
37.《ネタバレ》 ティム・バートンの魅力全開映画。アメリカの古き良き田舎にファンタジーと先ず視覚と感覚にうったえて来る。窮屈な日本で育ったからか、無いものを求めるからか良くは分からないがとにかくすべてが和む感じがした。最高潮は分かってはいても、親父のホラ話が実は全くの嘘では無かったと分かるシーン。親父の威厳が戻り、率直に幸せな気分にさせられる。また一番印象に残ったのは巨人の俳優で、ああいう名脇役がいることで一気に引き込まれる。恋人を強引に奪うのはすべてきれい事で済ませてしまうのもあれなので許せるが、流石にいい大人がホラ話がきっかけで長年仲違いといのはどうだろうかとは感じる。 【まさサイトー】さん 9点(2005-03-05 08:11:05) |
36.観客が期待する以上の物を見せようとあっちへこっちへとブレる事無く、バートンは”俺流”映画を見せてくれるので本当に素晴らしいお気に入りの監督です。今後もどんどん夢に溢れた映画を見せて欲しい。映像的に全編クライマックスなのと、お話自体も起伏に富んだ物ではないので間延びした感があるかな。点数とは関係ないけど、何が残念かって一番やって欲しくない人が字幕担当な事...。バートン作品には関わって欲しくないな。 【リン】さん 9点(2005-02-16 03:50:03) |
35.《ネタバレ》 感動系の現実的なストーリー展開かと思っていたら、意外に回想シーンとかファンタジーのような不思議な世界観を持った作りでおもしろかったです。最期を迎えようとしている父に対し息子が話し掛ける場面、けっこう泣かせてくれます。息子も空想話をすることで自分の父親の今までを認めそれに倣ったわけです。人に幸せを与えるような作り話は大いに歓迎って感じで。私は変わった死に方をするという父の言った事も息子の話した内容と照らし合わせればうなずけます。しかも父の話はただの空想や作り話ではなかったと教えてくれるラストもいいですね。巨人や団長、そして詩人や双子。ちょっと話を大きく膨らませる部分はあったようですが。でも単純に妻に一途で人の為に頑張るいい人ですよ。それがおいおい分かってくという作り方がニクい部分もありますが、心温まる素晴らしい作品でした。 |
34.《ネタバレ》 とにかく、楽しかった。法螺話があそこまでいくと気持ちよく笑える。 それでいてずっとストーリーに温かさが漂う。 ラストシーンは、もし死ぬ時に皆が見送ってくれたらというようないい場面でしたが、 感動してしまった。多くの人と係わった。法螺話で笑っていたのに、爽やかな涙が。 かなりオススメできる映画でした。 【ボビーK】さん 9点(2004-12-19 22:56:39) |
33.う~ん。ほのぼのしててとても良い一作でした。まさに思い立ったが吉日生活!ってモットーがあるみたいで、後先考えずただ自分の意思で行動することは後々で結果の良し悪し関係無く「思い出深い一時」として残るんでしょうね。 【J.ギリガン】さん 9点(2004-12-13 23:05:50) |
32.医師が語った「息子が産まれた日の父の本当の行動」で、それまでティム・バートンが私たちに見せてくれていた夢物語は終わり、「現実」の窮屈さや虚無感が私たち観客を包む。このホラ話だらけの父親を見ながら、かつて小説家太宰治が「自分が明るい時ほど暗い小説を、暗い気分の時ほど前向きで明るい小説を書く。」と語っていた事を思い出した。きっと、父は営業周りで各地を飛び回り、苦労して疲れ果てる自分の姿など家族に見せたくなかったのだろう。息子にも、余り現実に捉われすぎず、自由な発想で生きてほしかったのだろう。その思いが、自分が死ぬ間際にやっと息子に届いて、、父は幸せな顔をして逝った。息子は父親の本当の姿を知った上で、その死に際を自分のホラ話で彩った・・・中盤でも何箇所か涙腺を突いてくるシーンはあったが、この辺りからはもう涙が止まらなかった。もうじき父親になる息子も、きっと辛い顔を見せずに子供と接していくのだろうと思うと、「父が話となってずっと生きていく」という息子のラストの一言に、希望を見出せた思いだった。ぜひたくさんの人に、このティム・バートンの描き出した優しさを感じて欲しいと願いつつ、2004年(に見た映画の)マイベストの作品に9点。 【wood】さん 9点(2004-12-12 21:08:42) (良:1票) |
31.人生は平凡なんだけど、空想くらい楽しいほうがいいじゃないですか。子供のころには楽しめた架空の話も、大人になればサムイもの。あまり接点の持てなかった父親が子供を楽しませるために話し続ける架空の話。すっかり冷めた大人になってしまった私も十分楽しめるものでした。 【バチケン】さん 9点(2004-12-05 17:29:27) |
30.《ネタバレ》 現実世界での親父の葬式のシーンで、ホラだと思っていた昔話に出てきた登場人物達が多少、イメージとは違うものの画面いっぱいに登場した時には胸がいっぱいになりました。皆、彼のことが好きだったんだよなぁ。そしてなかなか素直になれなかった彼の息子もまた。そんな愛すべきオヤジさんに一言贈りたい。「いい人生だったね。」と。 【ライヒマン】さん 9点(2004-12-01 23:33:58) |