4.ラトゥール登場シーン以外にヒッチコックらしさが微塵も感じられないのに驚いています。巨匠監督で超豪華な俳優&一流スタッフを揃えても脚本が素人が書いた糞粗末な代物だとこんなにも酷い作品になる事が記憶に残りそうです。脂肪がつき過ぎてギョッとするお姿ですが、艶のあるお声での語り口が余人には出せない味わいのチャールズ・ロートンに点数の全てを。彼が終始醸し出す気だるく投げやりな雰囲気は演技なのか素なのか気になるところです。 |
3.確かにヒッチコック作品の割には捻りは、少ないといえる。が、役者が豪華。グレゴリーペックはハンサムだし、アリダ・ヴァリはミステリアスな雰囲気が溢れたまらない。彼女を見るだけでも価値はあると思う。 【パオ吉】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-12-22 01:43:46) |
《改行表示》 2.ヒッチコックの裁判もの。結構面白かった。 若きグレゴリー・ペック、チャールス・ロートンも魅力。 【ご自由さん】さん 7点(2004-06-19 21:29:43) |
《改行表示》 1.「レベッカ」、「白い恐怖」に続くセルズニック&ヒッチコックコンビ 第三作。前ニ作はそれなりの評価を受けているが、これは完全な失敗作。ヒッチの作品にはどんな失敗作でも忘れがたいショットやカメラワークが一つや二つあるものだが、これにはそれすらない。ヒッチコックの法廷劇だからといって「情婦」のような展開を期待したら痛い目に遭います。セルズニックのこやかましい口出しに嫌気が差したのか、演出もなんか投げやりっぽいし。本当にあまり語るべき事がない映画なので黙殺されても仕方かったのかな?タイトルもなあ・・・。ところでセルズニック印映画のトップシーンの豪壮な大邸宅は彼の自宅なんですかね? |