《改行表示》 4.出会ったばかりの二人の少年の、あまりに短すぎた夏休みの交友。カトリックのピートは、ユダヤ教のダニーが何とか天国に行けるようにと思いをめぐらす。 常識の世界にどっぷり浸かった大人たちと違った子どもたちの純粋さにハッとさせられる。大人たちは宗教の違いを意識してして、それなりに互いを尊重して共存しようとしている。しかしどこかにぎこちなさがある。二人の少年の世界にはそれはない。大切なのは人として善良に、正直に生きることなのだと教えられる。12000本の脚本の中から選ばれたというのは大げさだと感じたが、印象に残る作品であった。 |
3.大人が信じていることはすべて正しいことじゃない。宗教・人種・その他諸々。まさにその通りですね。でも、それだけしか伝わってこなかった。 【T橋.COM】さん 5点(2004-04-18 01:42:37) |
《改行表示》 2.私はとても面白かったと思います。教会の棚から聖体を盗もうとする主人公に神父が「それはまだ聖体になってないただのパンだよ」というと、彼は「神様はそんなこと気にしない」といいます。大人はいろいろ言うけど、信仰って形式じゃないんだ!といっているようで、ぐっと来ました。 【ゆず】さん 8点(2004-03-12 15:16:06) |
1.《ネタバレ》 昨年の公開作品で、私がとても注目していた作品。一般公募で一千何百本かのシナリオの中から選ばれたと大きく宣伝していた。けれど、実際映画を観て、他のシナリオを蹴落として選ばれた作品が、宗教と白血病の話だったことにガックリ肩を落とした。白血病に関しては、殆ど描かれていなかったため、彼が「死」を迎えたときも現実味がなく、涙も出てこなかった。結局何をいいたかったんだろう。信仰心が薄い私には、特に何も感じられなかった。 【もちもちば】さん 5点(2004-02-21 21:14:19) |