ピーター・パン(2003)の投票された口コミです。

ピーター・パン(2003)

[ピーターパン]
Peter Pan
2003年上映時間:113分
平均点:5.68 / 10(Review 25人) (点数分布表示)
公開開始日(2004-04-17)
アクションアドベンチャーファンタジーファミリーロマンス小説の映画化戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(2004-02-21)【c r a z yガール★】さん
タイトル情報更新(2019-11-10)【イニシャルK】さん
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監督P・J・ホーガン
助監督コンラッド・E・パルミサーノ(第二班監督)
演出コンラッド・E・パルミサーノ(スタント指導)
キャストジェレミー・サンプター(男優)ピーター・パン
レイチェル・ハード=ウッド(女優)ウェンディー・ダーリング
ジェイソン・アイザックス(男優)フック船長/ダーリング氏
リン・レッドグレーヴ(女優)ミリセント伯母さん
リチャード・ブライアーズ(男優)スミー
オリヴィア・ウィリアムズ(女優)ダーリング夫人
リュディヴィーヌ・サニエ(女優)ティンカー・ベル
ジョージ・マッケイ〔男優・1992年生〕(男優)カーリー
ハリー・イーデン(男優)二ブス
進藤一宏ピーター・パン(日本語吹き替え版)
青野武スミー(日本語吹き替え版)
佐々木優子ダーリング夫人(日本語吹き替え版)
駒塚由衣ミリセント伯母さん(日本語吹き替え版)
戸田恵子ナレーション(日本語吹き替え版)
原作ジェームズ・M・バリー「ピーター・パン」
脚本P・J・ホーガン
マイケル・ゴールデンバーグ
音楽ジェームズ・ニュートン・ハワード
編曲ピート・アンソニー
ジェフ・アトマジアン
コンラッド・ポープ
撮影ドナルド・マカルパイン
製作ダグラス・ウィック
パトリック・マコーミック
ユニバーサル・ピクチャーズ
コロムビア・ピクチャーズ
製作総指揮ジョスリン・ムーアハウス
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
特撮ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果 / アニメーション)
ソニー・ピクチャーズ・イメージワークス(視覚効果 / アニメーション)
デジタル・ドメイン社(視覚効果 / デジタル・アニメーション)
フォトンVFX(ミニチュア)
エリック・ブレヴィグ(視覚効果スーパーバイザー)
美術ロジャー・フォード(プロダクション・デザイン)
ガーソン・ユー(タイトル・デザイン)
デヴィッド・スワンソン(小道具補)
編集マイケル・カーン
ポール・ルベル
ガース・クレーヴン
録音ゲイリー・ライドストロム
その他ピート・アンソニー(指揮)
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【口コミ・感想】

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1
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3.《ネタバレ》 常々「ファンタジーとは哲学である」と思っているが、これには度肝を抜かれた。ピーターパンといえば小さい頃に子供向けに編集されたものを読んだのと、アニメ劇場(ハ●スだったっけ?)で見ただけで、舞台も見たことがないし、一般のノベライズも読んだことがなかった。だがまさか、あのピーターパンがこんなにもバリバリの哲学ファンタジーだったとは!(原作にかなり忠実と言われているくらいだから原作もこうなんだと思う・・・)  
腐るほどの財宝を持つが孤独なフックと、裕福とは言えないが家族に囲まれるウェンディの父(キャストは必ず同じでなければならないらしい)という大人ふたり。永遠に子供のピーターと、時計(=時間=死?)に追われ続けるフック。ピーター(子供)とフック(大人)の間で揺れ動くウェンディの心と行動。それから「大人になったウェンディの横にいるのはお前でなく”夫”だ!」というフックの突き刺さるような台詞。すげぇですよ。これが原作通りであるなら原作の質の高さも窺い知れるというものだが、それをファンタジックさを壊さずに無理なく映像化できたんだからこの映画化の意味は大きかったと思う。もっとも、エンターテイメント性よりは哲学を優先した気がしないでもないけど。    
そんなわけだから、当然ながら子供向けとは断じて受け取れなかった。冒険活劇の要素は少ないから、子供が観てもあんまり楽しくないと思うし。それくらい哲学ですよこの話。  
でもこの作品がピンポイントに心に来るのは、もしかしたら人生のある一定の期間だけなのかもしれないとも思う。そのピンポイント期間に観られたのは幸運だったかも自分。
通りすがりのクラゲさん [映画館(字幕)] 9点(2006-04-29 00:22:16)(良:1票)
2.子供の頃、家にはディズニー映画「ピーター・パン」をダビングしたビデオテープがあり、僕と妹はそれを本当に言葉どおり繰り返し繰り返し観たものだった。今考えると、それは僕にとっての一番最初の映画体験であり、映画に対するすべての基盤かもしれない。それから20年後、新たに僕の前に現われた「ピーター・パン」は、再度素晴らしい映画体験をさせてくれた。僕にとっての永遠のおとぎ話の実写化には、いささかの抵抗があったことは否めない。しかしそんな不安は見事に打ち消された。“完璧ではない”映像世界は、まさにおとぎ話にふさわしく、とても居心地が良かった。
僕はもうとっくに子供ではなくなり、自分でも気づかないうちに大人になってしまった。ふとそのことに気付くと、なんだかとても寂しい。だからせめて、「ピーター・パン」を観るときだけは、遥か遠い純粋さを取り戻そうと思う。
鉄腕麗人さん [DVD(字幕)] 8点(2004-09-19 04:02:37)(良:1票)
1.この手の映画にあれこれ理屈をコネるなど、野暮って言われそうなんで、代わりに「10点」満点を献上して、ぼくがこの映画から受けた感銘に応えたいと思います。何なら、「今年のベスト作品(のひとつ)」と言い切ってもいい。ビジュアル面では明らかにディズニーのアニメ作品に追従しているかもしれないけれど、この映画には、いかにもディズニー的な「アメリカン・」ヒーロー然としたピーターはいない。永遠に「子どものまま」でいるとは、「時のとまった者」のことであり、それは「死んだ者」のことだ。そして、ネバーランドとはまさしく「黄泉の国」にほかならない…という、深い、深い、深い悲哀の感情と感傷こそを、ぼくは本作から受けとめる。そう、12歳で死んだ子どもは、永遠に12歳のまま彼を知る者の心の中で“生き”続ける。それが、ピーター・パンだ。その透明な孤独を、純粋な哀しみを、それゆえの愛しさを、ぼくはこの映画とともに共有し、慈しみたいと思う。…ピーター・パンが「死んだ子ども」だって? そんなこと原作にだってどこにも書いていないじゃないか! とおっしゃるだろうか。あまりにも強引なこじつけだと。…ならば、こう言い直させていただこう。この、一見するとただ可愛らしいファンタジーには、少なくともそういった、見る者の感情を揺さぶり、内省へと導き、切ないまでの感動で打ちのめすエモーションが満ち満ちていると。美しい、本当に、心から美しい映画だ。(…理屈はコネないと言いながら、長々とスミマセン。)
やましんの巻さん 10点(2004-05-06 17:38:55)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 25人
平均点数 5.68点
000.00%
114.00%
228.00%
314.00%
414.00%
5728.00%
6520.00%
728.00%
8416.00%
914.00%
1014.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.33点 Review3人
4 音楽評価 7.00点 Review3人
5 感泣評価 4.00点 Review2人

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