59.スピーチを述べることになった。テーマは「世界が前提的に内包する重大な矛盾と欠陥」。最初に紀里谷君が2時間20分のスピーチをし、次に宇多田さんが4分30秒のスピーチをしたが、悲しいことに宇多田さんのスピーチの方が無駄がなく的確で、かつ聴衆の心を動かした、そんな感じだった。てゆうか一言で良かった。「みんなの願いは同時には叶わない」 【ひのと】さん 4点(2005-02-05 22:40:40) (良:4票)(笑:2票) |
58.まあいいんじゃないですかね。邦画にしては音楽や映像は美しい。もっと単純な内容にして戦闘シーンを増やせば良かったと思うけど。確かに映画館で観たら腹たってたでしょうね。DVDで充分です。巻き戻せますから。宮迫と及川の演技がわざとらしかった。寺尾さんは博士っぽくないよ、ミスキャストではないかなぁ |
57.皆さんおっしゃる通り、メッセージ性が強すぎる。キャシャーンが戦うシーンなんて少なすぎるし。でも、思っていたよりも結構良かった。映像が好きです。ダークなんだけど、とても綺麗でした。役者さんもそれぞれハマっていたと思うし。樋口可南子は美しすぎです。思わず女の私が見とれてしまいました。アニメはリアルタイム(?)で観ていましたが、全く内容を覚えていなかったのが幸いとでも言いましょうか…。これはこれでアリかな。子供が観ても意味分からないでしょうけど。 |
56.例えば、小説の地の文で、「曇天の空から大粒の雨が降ってきた」と書いた後で、登場人物に「曇天の空から大粒の雨が降ってきたわ」と言わせる事はありませんよね。もしそんな表現をしている小説があるとしたら、凡人の私など思いもつかない計算があるのか、単に作家がアホかのどちらかです。
この作品は…、言うまでも無いでしょう。この映画はまさにそんな「表現の蛇足」に満ち満ちています。センスの無い人がやると、必ずこういう事をやるんです。何でも一から十まで説明しちゃう(と言っても、それは人物の言動についてのみで、本来もっと説明すべき物語の「背景」についてはおざなり)。戦争の虚しさや悲惨さを表現するのに、「オレは何のために戦っているんだ~。愛する者を守るためなら人を殺めてもいいのか~。何が正義か悪かなんて誰が決めるんだ~」とか、青臭い事をダラダラと説明しなくても、愛する人の屍を前に静かに佇んでいるシーンを撮るだけで、言いたい事は伝わるんですよ、監督さん。言葉で表せば表すほど、この手のテーマは押し付けがましくなるし、陳腐にもなるんですよ。
また映像を評価する声もありますが、多少「絵心」のある人なら、あの程度の「なんとなく小奇麗で、ちょっと悲壮なフンイキを醸し出してもいる、カッコ良さげな絵」を断片的に描く事なんて、それほど難しい事じゃないでしょう。それっぽい映像を繋げるだけで、映画が作れると思ったら大間違い。「映像表現技術の心得」なんて、映画作りにおける「必要条件」ではあっても、「十分条件」じゃないんです。「表現」というものを甘く見ないように。
その他は【すぺるま】さんにほとんど代弁して頂いたので省略します。 【FSS】さん 1点(2005-01-23 19:47:50) (良:5票) |
55.この表現自体を否定する気はありません。皆さんのレビューのとおり、この表現で感銘される方もいらっしゃるのでしょう。ただ余りに回りくどい。映像でグイグイ迫られて、台詞でもたたみ掛けてくる。しつこいんです。それが全編に渡るのですから参ります。あまりに長い2時間20分。一時間とは言わないまでも、30分以上は短縮できるでしょうし、その方が評価も高まるのじゃないでしょうか。それともう一言、いかにも邦画!って感じがしますね。 |
54.単なるヒーロー物かと思って見始めたら、後半はメッセージ色が強すぎて疲れた。もう少し軽めのほうが良かった気がします。 【山椒の実】さん 5点(2005-01-17 00:35:59) |
53.量産されたロボットたちが行進しているシーンや、それらをキャシャーンがブッ壊すシーンは、全盛期世代(再放送世代含む)にとって結構グッと来るものもあるだろう。しかしそんなシーンも集めてせいぜい2,3分だし、そんな所だけが見所で納得できる訳もなく。テーマ性っつーかイデオロギーっつーか美意識ってゆーか、の、諸々が全力でカタルシスを抑えにかかる。豪華なキャスティングも、なんか、勿体無いね。大体、ブライキング・ボスが「ヤルッツェブラッキン!」とか、言わないのは、何でよ? 【aksweet】さん 4点(2005-01-09 23:32:06) |
52.DVDを買った友人に借りてみました。一回見てわけが分からなかったのでコメンタリーを聞いてみました。そこで「これはこういう意味なんだよね」という言葉が何度出たことか。「そこが分からないとちょっとねえ」となかばバカにしたかのような言い方。「パクっちゃだめとかいわれるけど影響受けてんだから仕方ないじゃん、何でいけないのよ?」と子供のような発言。その純粋さがこの監督の魅力だそうですがそれにしても一般公開するのが一般向けじゃないというのは酷い。 【がん】さん 0点(2005-01-06 19:45:10) |
51.ひどいひどいと聞いていて、実際見てみるとそうでもない、という作品ではなかった。残念。異業種の監督を否定する気はサラサラないが、せめて勉強くらいはしてほしかった。この撮り方、映画じゃないっすよ。盛り上げるシーンのつくり方も下手糞。後半になればなるほど眠くなるのはアカンでしょ。それなりに、対決シーンはカッコよかっただけに、いけません。ショートフィルムからやりなおしてください。 【ダブルエイチ】さん 2点(2005-01-05 21:10:47) |
50.初監督作品で、かつ6億円でこれだけやった(一時報道された予算50億円は誤報)ということで、努力賞+1点しました。①台詞がメッセージそのまんますぎて、センスがない。説教くさい②予告編を観て想像するよりも、戦闘シーンは多くない③映像は評判どおり幻想的だけど、だからといってハリウッド映画のようなクオリティを求めてはいけない(むしろ、低予算でどう苦心したかを見るべき) という三点を念頭において観れば、なかなか良い作品だと思いますよ。私は、ここのレビューを観て上の点を覚悟していたので、楽しめました。とはいえ、さすがに脚本は絶対に外注するべきだったと思いますが。 【IKEKO】さん 7点(2005-01-02 03:47:07) |
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49.面白かった。そりゃ冗長でツッコミどころ満載かもしれませんが、こんだけエネルギーのある仰々しい日本SF映画も捨てたモンじゃないな~なんて。甘い?こういうアブノーマルで一般受けしないような異端児的な映画やそれを取り巻く土壌は叩かれやすいですが、新しい方向からの芽が生える可能性もありますので負けずにがんばって欲しいと思います。デジタルなバトルシーンは多くのハリウッド系と比較してもスピーディでカッコ良く、暗い異空間背景や俳優陣も贅沢で良かったように思います。ただ愛とか戦争のメッセージが詰め込み過ぎで、ちょっとついて行けない気がしましたので、次回作はちょっと肩の力を抜いたらいいと思います。 【★ピカリン★】さん 7点(2004-12-30 01:38:08) |
48.なかなか、話の流れをつかむことが出来なかった。映像もあの人物だけが浮き彫りになっている感じがして受け入れることが出来なかった。俺には難しかった。 【チク!】さん 1点(2004-12-26 12:05:56) |
47.見る前からだいたい予想はしていたけど、やっぱりそうだった。映像クリエイターの人が作る映画はきまって話が面白くない。映像はわかりました。すごくよく出来てますよ。ええ。この人が作った宇多田ヒカルのPVは前からいいなと思ってたんで、今後は劇映画なんか作らずそれに専念して下さい。 【あろえりーな】さん 5点(2004-12-24 00:00:21) |
46.あまりの酷評に覚悟してみたせいか、まあまあでした。戦闘シーンはカッコイイし、映像も嫌いではない。ただあまりに説明がなさすぎで、全てが唐突。なぜあなたがそこにいる?なぜそこにそんなものが在る?やはり思いつきで突っ走ったという感じがぬぐいきれません。でもこういう映画はなぜか好きなのです。 【かじちゃんパパ】さん 5点(2004-12-16 16:53:49) |
45.最初にゆーておきます。キャシャーンはアニメ再放送で小さい頃観たことあってなんか好きでした。んでこれはレンタルして観ました。色々酷評もあったんで、かなりの覚悟を持って観たんですが、俺はどーやら感動しました。てゆーか泣きました。特に最後の皆がなんとなーく幸せそうにしてる映像に(こーゆう演出弱いです)。特撮も、もっとしょぼいんかと思ってましたが、邦画としてはかなりがんばってると思います。ただ酷評されてる部分も理解できます。多分、これのターゲット層はかなり狭いと思います。つまり、荒唐無稽なSF好きで、めまぐるしいデジタル映像も嫌いじゃなくて、邦画もハリウッド娯楽も好きで、単純で直接的なメッセージも嫌いじゃなくて、好きなアニメの設定が大幅に変えられてもそれを大胆なアレンジとして受け入れられて、雰囲気で泣けて、それでいて淡々とした展開で長くてもCG画像なら観ててもあきなくて、悲惨な物語も好きで、出てる俳優さん皆好きで、多少わけわかんなくても、なんか勢いで楽しめて、説明台詞も気にしなくて、この映画の予告映像観て、めっちゃ観てみた~いって感覚が最高潮に達してる状態な人向けです。俺がそれでした。自分のツボがよくわかんないですが、これはデビルマンも実際観てみなわからんかもしれんな~。 【なにわ君】さん 10点(2004-12-05 01:14:41) (良:5票)(笑:2票) |
44.ついDVD改めて借りて見直してみたんですが、んーあかん。そこそこの技量は感じるんですけどね。映像がすばらしいかどうかじゃなくて、「この予算でこんなカッチョイイものに仕上げた俺様!かっちょよすぎるべー」な人を見てるみたいでこっ恥ずかしい。「オナーニ映画」の一言がこっ恥ずかしくて言えません。あっ言っちゃった。すみません。それから映画をくさすのにしょせんPV、という表現を私も使ってますけど、PVは素晴らしい文化だと思ってます。私はPVが映像世界の下層レベルだという意味では決して使いません。80年代に洋楽とPVを同時に覚えた衝撃と感動は少なからず30代洋楽ファンなら同感してもらえると思います。だから今衛星放送をチェックしたりAmazonどっと混むでPV集DVDを注文して半年待ったり(待ちすぎ)要は当時の感動がいまだ忘れられずに。監督氏もそんな一人のはずですが、「これだからPV出身はだめなんだ」とこんなに多くの人に思わせてしまった罪は深い。4点くらいはあげたかったんですが、減点してやる。3点をつかわす。 |
43.5点はかなり大マケです!なぜかと言うと俺はこういうメッセージ性を回りくどく表現してる映画は余り好きではないからです。もう少し解り易くして欲しかった。あとここのレビューではもの凄くはっきり意見が分かれていますが、俺は間違いなく悪い評価しか持てません。映像は「お!これは新しい!」と想い新鮮な感じがしましたが、それも開始10分まで・・・。あとは「う~ん観にくい」といった感想しか持てませんでした。加えて後半の唐沢さんの長い台詞であろう事か俺は一番映画を観る上でやってはいけない事をしてしまいました。そう、寝てしまったのです!・・・だって何言ってるかわかんねぇぇんだもん!すいません(>-<)
【フージー】さん 5点(2004-11-17 23:30:04) |
42.テンポが悪くて退屈。…と思ってたら後半はめまぐるしく話が進んで置いてきぼりにされました。画面が暗い、聞き取りにくいセリフ、ストーリーの繋がりの悪さ、…疲れた!もう1回見ようとは思わないです。とにかく疲れた。 佐田真由美好き。 【くまさん】さん 4点(2004-11-15 16:42:59) |
41.エンドロールが涙に曇りました。 こんなにどうしようもない映画にたくさんのスタッフと素晴らしいキャスト、巨額の費用がかけられたことを思うと泣かずにはいられませんでした。 部屋の整理をしていてふと、中学時代にノートに書いた小説を発見し、思わず読んでしまった時のようないたたまれない恥ずかしさというか虚脱感みたいなものを感じました。まさに中学生レベルの発想力と感性とボキャブラリーの人間に脚本・監督をやらせるとこうなりますという作品ですね。変に格好つけてメッセージ性なんて持たせなくてもキルビルみたいにハチャメチャな話にすれば良かったんじゃなかろうか?その方があのとんちんかんな美術設定も生かせたように思います。 【SWORD】さん 2点(2004-11-11 10:13:47) (良:2票)(笑:3票) |
40.いろんなものをつめこみすぎで全体的にまとまりがない感じ。ごちゃごちゃしすぎてストーリーとかいまいちよくわからなかったり。でもそこらへんは技術や経験をつめばうまくできるようになるんじゃないかなっと。次回作に期待。映像表現は凄いですよ。予想以上。映像と音楽のコンビネーションもうまい。実はストーリーもいまいちわからんかったけど単純ではなくいいものを書いてることは伝わる。8点でもよかったけど映画としての完成度を考えてあえて7点で。次回作に期待ね。 【ばかぽん】さん 7点(2004-11-06 12:46:03) |