5.《ネタバレ》 私にはすごくいい映画でした。途中から泣きまくった。 ジョン・トラボルタっていうと、どうしてもちょっといっちゃってるキレてる役のイメージが強いけれど、こういう素朴で優しい役もできるんですね。 突然天才になってしまったジョージに対して、周りの人たちがどう接していけばいいのか分からず、疎遠になったり怖がったりするのがよく描かれていたし、ジョージ自身、自分の溢れ出るアイデアや才能を皆と分かち合うことができず苦悩する姿には泣かずにはいられなかった。 自分の中から溢れ出るアイデアを、ただ、みんなのために役立てたかっただけなのに…。 最後、ジョージは死んでしまったけれど、彼はとても偉大なものを遺した。 医学に貢献するのではなく、あくまでも大好きな周りの人たちに。 彼の死後の彼の誕生日パーティーに飾られた、ジョージの笑顔の写真が、それを物語っていると思った。 【みさえ】さん 7点(2004-09-14 12:25:52) (良:2票) |
4.《ネタバレ》 宇宙人と接触した事によって特殊能力を得た超能力者の話なのかなぁと思って見てたら、実は…と驚かされる。天才になったトラボルタがサイコキネシスの仕組みを理解して使っているというのが画期的。特殊能力者に対する偏見との戦いという裏テーマもあり、とても良い話でした。悪役も上手いけど、こういう役も合ってますねトラボルタ。置き去りにされる悲しみを再び体験する事のないよう逃げ続けたのに結局心を開いた彼女と子供達が、またも置き去りにされてしまうのは多少気の毒ではあるが、別れても大きなものを得られる時もある、という事なのでしょう。残された人達が皆幸せそうにしている姿が印象的。 【にしきの】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2016-04-10 13:47:23) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 アクの強い役を演じることが多いジョン・トラボルタだが、本作ではどこにでもいる普通の男を好演している。ジョージ・マレーの人生。田舎の小さい町で暮らし、毎日同じ仕事をして、同じBARに通い、同じ顔と軽口をたたく。代わり映えしない、平凡な毎日だ。家の囲いに迷い込んで住み着いたうさぎと同じく、彼もきっと外の世界が恋しいだろう。でもここは外ほど危険じゃないし、何より自分をよく知った人たちに囲まれて暮らせるなんて、これほど心安らかなことはない。突然、超能力を持ったとしても、それは好奇の目に晒されたり、いいことばかりとはとても思えない。平凡な人生って、実はすごく幸せなことなのかもしれない。きっとこの力は、誠実に生きてきた彼の人生最後の恋のために、神様が特別に与えてくれたご褒美だったと思いたい。 【タケノコ】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-01-11 17:35:29) (良:1票) |
2.トラボルタの悪口を言ってる奴らにロバートデュバルが「あいつの悪口を言えば、枕を高くして寝られるのか!」と怒るところは「そうこなくっちゃ!」と嬉しくなり、ジ~ンと来た。 【ひろみつ】さん 7点(2003-11-23 01:17:53) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 コクーン的なファンタジー映画かと思っていたら全くの間逆で実に現実味のある医学的な映画でした。勿論感動したし、泣けました!が、せっかく一途に思っていた愛が実ったかと思ったら愛と引き換えに主人公が死んでしまうなんて、そんな皮肉な結末、悲しすぎるよ~!!!!そう思いながら鼻水と涙をティッシュで吹きながら大忙しでした。。。まぁいろいろ言ってはみたものの、トラボルタのこういう役とても好きです。 【おぴょっぴょ星人】さん 7点(2003-07-06 23:57:11) (良:1票) |