祇園の姉妹(1936)の投票された口コミです。

祇園の姉妹(1936)

[ギオンノキョウダイ]
1936年上映時間:70分
平均点:7.48 / 10(Review 25人) (点数分布表示)
ドラマモノクロ映画
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タイトル情報更新(2020-05-09)【イニシャルK】さん
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監督溝口健二
助監督森一生
キャスト山田五十鈴(女優)芸妓おもちゃ
梅村蓉子(女優)姉芸妓梅吉
進藤英太郎(男優)工藤三五郎
深見泰三(男優)木村保
原作溝口健二
脚本依田義賢
撮影三木稔〔撮影〕
配給松竹
録音加瀬寿士
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2.ネタバレ 小津をして「俺に撮れない映画は溝口の「祇園の姉妹」と成瀬の「浮雲」だけだ」と言わせた、その作品を鑑賞した。なるほど、人を舐めたやつは舐められる。当たり前の理屈だ。芸妓を舐めた男どもに囲まれるうちに、段々と男を舐めはじめる山田五十鈴扮するおもちゃ。これも当然だ。しかし物語は、男を舐めるなとおもちゃを痛めつけたところで、おもちゃが芸妓なんて商売なければいいのだと嘆くところで終わる。巨匠溝口のこの作品の落とし前何処は如何なものか。ここでラストではいけないのではないか?これでは男を舐めた、男側が作った映画ということになる。それでは男の面子がたつまい。ここをきちんと料理した作品だったらなぁと思った。が、男を舐める山田五十鈴の演技は、恐ろしいほどの演技だった。ぞ~っとした。なるほど、小津さんにこの迫力は出せるだろうかとしみじみ鑑賞後、思った。
トントさん [ビデオ(邦画)] 8点(2016-07-27 00:57:30)(良:1票)
1.溝口健二監督という人は本当に女を描くのが上手いと改めて思った。芸者の世界に生きる一人の女の世界をこうまでして、力強く描く。流石です。芸者に生きる者でも単なる芸者としてでなく、一人の人間として、きちんと描いている。感心させられます。溝口健二監督らしい構図の美しさ、画面構成の巧みさ、溝口健二監督が一流の監督と言われる要員の一つにある構図の見事さとリアリズム、これぞ溝口映画の基本だとこの映画の中でも感じることが出来ます。話としてはかなり古い気がするものの、それでもやはりこの作品の完成度の高さは役者の演技とその演技を映し出すカメラワークとによって見応えのある作品として観ることが出来るし、どのシーンにしても今の日本映画には見習って欲しいと思うほどの美しさと力強さがあります。それにしてもこれだけの愛憎劇の中で見せる当時、若干19歳の山田五十鈴の演技の素晴らしさ、美しさが光ります。
青観さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2006-08-31 19:39:02)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 25人
平均点数 7.48点
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200.00%
314.00%
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514.00%
6312.00%
7416.00%
81144.00%
9520.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人

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