4.《ネタバレ》 ご苦労にも丘の上にピアノを置いてくれたのは焼きそば焼いてた天国のおじさんってことでしょうが、リアルに考えるとたいへんな作業となります。 潮風にあてるのもピアノにはとてもよくありません。などと細かい指摘はいろいろあるが、実はこの映画で一番ゾクッときたのがそれこそ最後のシーン、ふたりで見つめ合うシーン。おいおいっ!早っ!もー出来ちゃったの!って雰囲気になっている(笑)。全体をとおして説明過多になっていないおかげで情緒あふれる作品に仕上がっているし、サブタイトルに抵抗を感じて未見でいたけど、優しい余韻が残る佳作である。 ついでながらエンドロールでユーミンの曲が流れてきて原田知世や中山美穂の昔の映画を彷彿させた。 【じょ】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-05-09 16:06:35) |
3.最初は居酒屋から天国というあまりに唐突なストーリー展開に「これは駄作かも?」と思いましたが、設定がのみ込めるに連れて話に引き込まれました。天国と地上が同時進行で話が進み、竹内結子が叔母と姪の役でどちらにでも出てるんですが、髪型や雰囲気の違いで二役をちゃんと演じ分けています。突っ込みどころは満載なんですが、全体的な雰囲気がすごくいい感じで僕的には好きな映画です。それにしても香川照之は登場シーンは少ないんですがさすが演技が上手いですね。竹内結子とのビンタ合戦シーンは最高でした。僕も竹内さんにタタカレテミタイ・・・カモ。 【ジム】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-03-24 19:32:04) |
2.なかなか余韻の残るいい映画でした。確かによくよく考えると??は多いですね。でも作品の残す爽やかな印象がそれも打ち消していると思います。現世でもう少し、竹内と玉鉄に接点があれば良かったと思います。それと香川は演技がちょっとオーバーですよね。見ていて疲れます。竹内はあんまり女としての魅力を感じないです。この映画では特におばさん臭が漂っています。同姓に人気があるのかな?このあたりが日本映画としての限界点かもしれませんね。 【たかちゃん】さん [DVD(吹替)] 7点(2005-09-01 12:51:42) |
1.既出のコメントにあるように舞台を見ているような錯覚を覚えましたね。舞台特有の限られた空間でのさまざまな演出…と考えるとそれほど悪くない。設定や演出、出演人、音楽が程よく地味(←これは良い意味で)。総合的に悪くはないんですが、映画じゃなくて演劇として見てみたいなぁ~と感じる映画でした。ということで「7点」くらいが妥当ですね。 【epitaph】さん 7点(2005-02-23 20:23:08) |