5.《ネタバレ》 直前に「ハルク」見てたんで、大丈夫か?エリック・バナ!って思ったんですけど、全く逆でしたね。男気溢れる良いキャラです。 最初から最後までかっこよかったです。
あと、ブラピの鍛え抜かれた肉体美も凄い。良く鍛えたもんです。アクションシーンも結構頑張ってました。
しっかーし、良かったのはここまで。オーランド。君はなんてヘタレなんだ。山崎邦正クラスにヘタレじゃないか。この戦争起こしといて、びっくりするほどのヘタレぶりじゃないか
まー、原作に近い話だったんで、良いんですけど、それでもあのヘタレっぷりにはちょっと。「ヘタレ(2004)」ってタイトルでも違和感なし
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4.《ネタバレ》 神々の意思に運命を左右される時代。アキレスとパリスはそれぞれ自分のやり方で運命に抗おうとするが,そんな彼らの子供っぽい無茶を黙って受け入れるのがヘクトルだ。宿命を受け入れ,家族とトロイの運命をたった一人で背負い勝ち目のない戦いに飛び込んでいくヘクトル。ヘクトルの死体をプリアモスに渡すときにアキレスは涙するが,あれは好き放題やっていたアキレスが,ヘクトルの背負っていた諸々を眼前につきつけられて初めて,自分が背負うべきものを知ったからではなかろうか。そして,ヘクトルを殺さねば背負うべきものを見つけられないという,己の業の深さを知ったからではなかろうか。だから,パリスにかかとを射抜かれ,もがきながら愛する人へとにじりよるアキレスの姿は要するにヘクトルである。アキレスを殺したパリスも,遠からずこのことに気づくのだろう。愚かだが哀しい宿命の輪廻が,歴史を作っていくという真理。そんなことは神々にとっては先刻ご承知のことだろうが,人間ではオデッセウスのような賢者だけがそれを知る。この映画で執拗に繰り返される殺戮シーンも,そう考えればどこか無常を感じさせる。 |
3.《ネタバレ》 事実は知らんけど、和平交渉に行って、お土産に人妻をお持ち帰りしたら、そりゃ怒るわ!その為に民は悲惨な目に遭っちゃう訳だから民は納得行かないでしょう。それとアキレスは何しにトロイまでいったわけ?女性を探しに行ったの?結局女性の為に、泣き所を突かれて死んじゃう訳だけど、どうも釈然としないね!まぁ突っ込み所は結構有るけどスケールが大きくてそれなりに面白かった。 【みんてん】さん 6点(2004-10-16 22:01:36) (笑:1票) |
2.《ネタバレ》 人間どうしの血なまぐさい戦いが古代から脈々と続いていることを眼の前につきつけられる。「後世に名を残したい」願いのある女神の子、無敵のアキレス。「勇者なのか愚か者なのか」戦い死ぬことはどちら側にもなりうるということもわかっている。最大の見せ場はアキレスとへクトルの一対一の勝負だった。肩を矢で突かれ運命を受け入れ死を覚悟したヘクトルの無念、胸をひとつきにされ息絶える終焉・・・しかし眼をとじたヘクトルの死に顔に監督は深い哀悼と美しき花をたむけた。1篇の詩のように、精神の気高さを余韻の残る一瞬の表情。勇敢なヘクトル、見事な死に様だった。無常観・残酷さ・無意味さ。その後アキレスの心境も変化する。勇者でも愚か者でもなくそこには悲劇あるのみ。見届ける女と王は慟哭し涙するしかない。その痛々しさと残酷さに私は愕然とするしかなかった。これが神話となり伝説となり吟遊詩人たちに語られ、現在に蘇る英雄伝の姿なのかもしれない…と映画は突きつける。哀しすぎる、たとえ「勇者」でも。幾千年の時を経て、語られる神話にはどんな現実が秘められていたのか思いめぐらすのもロマンなのだろうか。ところで小道具たち(文字とか神々や妖獣たちを具象化した壁画とか、儀式とか)があまり登場しなかったのが残念。でもラスト、小道具・・・じゃなくて大道具『木馬』が想像以上のディティールだったのが嬉しい。(あの首の曲がりぐあいが好き!)あれはオデュッセウスの策略だったとは・・・。 【ひいらぎ】さん 6点(2004-06-05 01:49:19) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 ん~。ヘクトル(エリック・バナ)がかっこよかった!!ただ、長かったかな・・・。観るぞっという気合が足りなかった、自分に。オーランド・ブルームは、いつも弓を持ってる気がしないでもない・・・。パリスよぉ~、もっとしっかりせんかい。あっ。でも、兄上の仇はとったか。 【海賊】さん 6点(2004-05-27 01:17:59) (笑:1票) |