《改行表示》 4.民族・宗教の違いが理解の妨げになっている。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-11-02 16:11:04) |
3.地味な映画を想像してたら、モブ・シーンで始まったことに驚いた。このオープニングのお陰で一気に物語に引き込まれる。そして映像を見ながら思ったのが、「これってセットじゃないんだろうなぁ」ってこと。この風景を撮影するのに多分ロケハンも必要なかった筈で、タリバン政権崩壊後と言っても、国の荒廃は本作の映像通りだと思う。もう一点、本作から感じたのは「劇映画の力」。知識としては知っているタリバンの女性虐待も、こういう形で見せられるとストレートに胸に突き刺さってくる。何故こんな政権が生まれてしまったのか、今一度考えてみる必要がありそうです、6点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-02-25 00:12:01) |
2.少女はアフガンのどこにでもいる少女で、映画的でないラストはリアルな現実を感じさせられる。ただアフガンの歴史、宗教、民族、文化をよく知りもしないで、まるで違う価値観の私が簡単に可哀相と思うのは無責任すぎる気もする。タリバン政権崩壊後、アフガンは世界最大の大麻生産国、麻薬輸出国である。 【亜流派 十五郎】さん 6点(2004-12-04 11:57:56) |
1.ネタバレ 「そんなことを言われても、僕には何もできない」という思いと、「こういう大事な問題を、自分の問題として受けとめ、共感するべきなのかな」という思いが葛藤しました。この手の映画にはこういう葛藤が付き物なので、僕は映画代金を募金したと思うことにしていますが。なにはともあれ、僕とアフガンの前にはスクリーンという壁があって、これはどうしても乗り越えられないんだと痛感させられました。映画自体としては、「私の人生最悪よ」とブーブー言いながらも、しっかりと生きている女性たちの姿が印象深かったです。このようなたくましい女性たちがいる限り、人類滅亡の危機はやってこないでしょう。 |