6.見せるところと、見せないところの絶妙なバランスが最高。とにかく主人公がどういう状況に陥っているのかわからず、主人公とともに世界に引きずり込まれる感じがしました。いつのまにか、なぜか、世界が不気味に変容していくかんじです。日常だったはずの世界の不気味な変化の描かれ方はすばらしかった。反戦ホラーという言い方は、なるほど!って感じですね。反戦映画としてはオリバー・ストーンなんかよりもリアリティ(本当は幻想なんだけど(笑))もあるし。 【だれしゅか?】さん 9点(2002-07-16 10:56:31) (良:1票) |
5.悪夢のような映画。悪夢と現実が逆だったと気づかされる、バスタブに氷のシーンでもう戦慄。生理的嫌悪をそそるけど、奇妙に忘れられない、素晴らしい作品。 【RUR】さん 9点(2002-07-14 23:42:13) (良:1票) |
4.ストーリーに色んなファクターを取り入れながらも物語が進むに連れ収束して行くくだりは感動です。ベトナム帰還兵が後遺症に苦しむドラマと思わせておいて実はもっと根本的なところにテーマを置いているところがこの作品のすごいところでしょう。簡単に言えば反戦ホラーかな?登場人物の設定や名前が聖書に基づいておりたぶんこれが物語のキーとなるんでしょうが、その辺はよく解りません。ラストでマコーレ・カルキンが息子=天使の象徴として登場するシーンには痛々しい悲しみと昇天の如き感動を覚えました。 【さかQ】さん 9点(2002-01-06 07:20:31) (良:1票) |
3.ティムロビンスがカッコよかった。とても恐かった。何よりとても引き込まれました。大好きな作品です。 【YUP】さん 9点(2001-08-07 13:45:07) (良:1票) |
2.最初の5分でこの映画の世界に引きずり込まれてしまう。絶対お奨め! 【ケンズ】さん 9点(2001-06-30 01:37:13) (良:1票) |
1.「ギョギョギョ、(みんなのReviewにだまされた!)これはホラーではないか!」と、途中までおっかなびっくりだったけど、何だ、何が起こっているんだと、どんどん引き込まれてゆく。ベトナム戦争で使用されたとされる幻覚剤「ラダー」が引き起こす謎は、最後の光さす階段(ラダー)で昇華された。ジェイコブの安らかな顔は、ようやく家族の懐に帰った兵士の安堵に満ちていた。ネタバレになるのでこれ以上は言うまいが、ああそうだったのかとわかったとたん、泣けてしまった。これは忘れがたい映画になりました。 【ぶんばぐん】さん 9点(2001-06-18 13:59:38) (良:1票) |