9.ラストのベン・アフレックの演技はグッジョブの一言。 嬉しさと寂しさが同居してるような素晴らしい笑顔でした…あんた、漢だねぇ。
【ふくちゃん】さん 8点(2004-06-16 20:07:31) (良:3票) |
8.《ネタバレ》 いわゆる『天才系ヒーローもの』みたいな作品かと思い、序盤からわくわくしながら鑑賞しました。そんで中盤くらいには、『頭良ければ何しても許されると思うなよ。』って憤りを感じ、終盤くらいになると、チャッキー(ベン・アフレック)やランボー教授(ステラン・ステルスガルド)やウィル(マット・デイモン)の本音が次々と明かされて、素直に感動しちゃうような作品でした。 また、本作ではとにかく背景が美しいのが印象に残っています。昔、現代文の講義で『背景や風景は人の心理描写である。』と言っていましたが、この作品を見るとそれがよくわかります。 ショーン教授とランボー教授という二人の教師がウィルを導くストーリーが大変素晴らしく、ラストの結末が意味していることに深い共感を覚えます。 ショーンはウィルを天才として世に送り出すのではなく、あくまで一人の人間として、人生の第一歩を踏み出す決意をさせようとします。ランボー教授はその対極に位置する人物。彼はウィル本人ではなく、その才能を愛します。本作がただのサクセスストーリーを本筋に置き、一人のスーパーマンを賛美するような作品であれば、終盤のストーリー展開は違うものになったのでしょう。ですが、ラストのウィルの選択から、本作は人間賛歌であり人生の応援ソングのような心地よさをもつ作品へと昇華されたのではないでしょうか。 ですがそれよりなにより素晴らしいのは、本作ではランボー教授を決して否定的には描いていないことでしょう。ウィルの才能を見出し、その才能を愛することだって、そしてその才能に嫉妬心や劣等感を抱くことだって、ある種素晴らしいことだと肯定的に捕らえているところに大変な魅力を感じます。 何にせよ心を打つ名作でした。 あまりに社会に迷惑かけすぎたため満点はつけられないんですけど、ヒューマンドラマとしては満点の作品です。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-06-09 00:33:34) (良:2票) |
7.こういう映画を見た後は、如何に自分が今の人生と向き合えていないか、という点にいつも悩まされる。私は天才でも何でも無いんだけど。 【aksweet】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-07-10 04:44:05) (良:2票) |
6.《ネタバレ》 この映画では感動させるわざとらしい箇所がふたつあります。 ひとつがお約束の医者役ばかりのロビン・ウィリアムスが、 「君は悪くない!」とディモンに言うところ。 見ててもらい泣きしちゃったのです。わかってるんだけどね。 そして最後の方で、友達のベン・アフレックが言う、 「俺がお前を迎えに来たときまだここに居たら・・」みたいなくだり。 これ、あまりに青春してて恥ずかしくて、でも泣けてきました。 こんなこと言える友達がいるでしょうか? 自分にはこんな選択をされる過去がありません(天才じゃないし)が、 素直に(なんてこと言ってくれるんだベン)と、感動しました。 この作品は親友同士の脚本でアカデミー賞を取りました。 そのまま親友同士の、ベン・アフレックとマット・ディモン。 うらやましいものです。特にディモンは実生活でもすごい。 ケンブリッジだかイェールだか知らないけど。 いわゆる自叙伝ぽい映画ですね。 もちろん幼少のエピソードなどはフィクション。 エンディングも品がよく、ともすれば青臭い青春映画をきれいにまとめてる。
【アルメイダ】さん 8点(2005-02-25 07:05:58) (良:2票) |
5.《ネタバレ》 男が男に車を贈る。これがこの映画。21歳のウィル。認めた男だからこそへ精一杯の贈り物。手作りに近いしょぼい車は、初めて作った手編みのマフラーぐらい見た目にはよくなくても心に響くものではないか。
もしウィルがランボーやショーンに出会っていなくても、チャッキーらはウィルに車を贈ったかもしれない。でもウィルはその車を生かすことなく映画が終了したはず。エンディングは旅立ちそのものだが、男の旅立ちは車で、というロマンが心をつかむ。 【JF】さん [DVD(吹替)] 8点(2014-08-28 13:40:29) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 助演男優賞はベン・アフレックでしょう。
【θ】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-02-20 00:23:21) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 この映画はロビン・ウィリアムスでもマット・デイモンでも無く、私に取ってはベン ・アフレックと友達連中なのです。 友が旅立った事に気付いた時の、ベン・アフレックの寂しさと嬉しさが入り混じった表情、そして嬉々として助手席に座る友達・・・ 終盤この一連のシーンはいつ見ても爽やかな感動が有ります。 【たくわん】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-02-16 22:56:46) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 以前見た時より良かった。当時は評判と期待のわりには地味だなぁの印象だったので。悪友たちと内容の無い軽口を叩き、嘘や冗談ばかりの会話で自分をごまかし、人を心から愛せず、知識はあるが経験は無い。こんな人間現実には腐るほどいる。私自身も近い人間であることを否定できない。でもウィルは凡人ではなかった。天才だったから識者にすくい上げられたのだ。でもウィルが天才だったことは救いの手を伸べられたきっかけに過ぎず、この作品が持つメッセージは、人を信じて自分を信じることは難しいことでもなんでもなくて、それさえ出来れば自分の進む道もおのずと見えてくるものだ、という一般人(凡人)へのエールである。ウィルがその才能を生かし大企業へ就職するのではなく、初めて心から愛することの出来た彼女(決して美人とは言えない)を追いかけていく「普通の若者」としての旅立ちを遂げたところが良かった。 【ちゃか】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-06-14 16:59:07) (良:1票) |
1.デイモンはまだしも、アフレックにこんな才能があるとは思いも寄らなかった(ごめん)。 【ロイ・ニアリー】さん 8点(2003-12-12 22:41:16) (笑:1票) |