4. 何度も何度も脱出しようと試みる主人公を演じるP・ニューマンは「大脱走」のマックイーンに刺激を受けたか?「ショーシャンクの空に」の監督はこの映画の影響を受けたのでは?という思いが頭をかすめる。 ベトナム戦争や公民権運動などを背景としたアメリカン・ニューシネマ前夜ともいえる時代の物語。反逆をよしとする風潮の中、権力に屈せずひたすら自由を求める主人公の動機付けが弱い。 主人公の名前がルーク(ルカ)だったり十字架にかけられたキリスト風のポーズをとったり、刑務所を舞台に反体制と結びつけて神を語られてもなんだかなあ、キリスト教を語られてもなんだかなあ、という感じ。暗喩としては安易だな。 この種の映画において、罪人の脱獄と戦争捕虜の脱走が同一視されている文章を時折見かけるが、この二つは似て非なるものだと思うよ。 【風小僧】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2023-11-12 11:08:23) |
3.《ネタバレ》 退屈で陰湿で長い映画。脱獄を始めるまでの前半は無意味だが、これなら5点くらいだなと思っていたが、脱獄を繰り返すようになってから、連れ戻されたルークに対する看守の執拗な暴力といやがらせ、そしてルークの無謀さにうんざりし、一気に点数ダウン。そもそも、輝かしい軍歴を持つルークが、なぜ酔っぱらってパーキングメーターを壊して刑務所に入るなんていうアホなことをしたのかがわからない。また、瀕死の母親に会うための脱獄ならともかく、もう母親は死んでしまっているのに、刑期の終わりが近かったルークが無謀な脱獄を繰り返す心理がわからない。ただただアホなことをして命を粗末にしている。囚人仲間から見たらかっこいいんでしょうかね。バカとしか言いようがないと思うけど。おもしろいと思ったのは、パーキングメーターを壊したくらいで何年も刑務所に入ることとか、刑務所の中でお金が流通していることとか、卵の大食いが許されることくらいだ。卵の大食いのシーンは見ていて気分が悪くなった。 【チョコレクター】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2005-06-10 17:21:05) |
2.あまり楽しめなかった。刑務所という閉鎖的空間が舞台なので、暴力だけでなく、も少し各囚人の背景を掘り下げた様な人間ドラマがあって欲しかった。あと公共物の破損だけで懲役二年は厳し過ぎる感じがした。それと所長の声が変だった(狙ってる?)。 【プミポン】さん 3点(2003-04-13 17:42:45) |
1.メリハリに欠ける非常につまらない作品。ジョージケネディ、これでアカデミー助演男優賞獲ったんだ・・・・ 【いかりや800】さん 3点(2003-02-19 02:25:38) |