1.「蛇の道」の続編的な映画。Vシネ?哀川翔出てますがヤクザモンではございません。一見、普通っぽいけど普通じゃない男の狂気を描いた映画。淡々とした緊迫感がつねに危ない雰囲気をかもしだしてて、しかも、登場人物全員、まるで電気スイッチを消す感じで人を殺す様が、さらに狂気を感じさせるねん。哀川翔演じる主人公が、また、危ない感じで、ボーッとして何を考えてるかわからん感じのまま、無造作に銃を撃ち人を殺す。ダンカンもくたびれたいい加減なおっさんが、普通の日常の感覚のまま殺し屋をやってる感が出てる、それは背筋にゾクッとくる狂気の怖さがある。そしてたまに、笑っていいものか悩むようなコミカルな描写があったり、どーなっていくのかわからない展開と観てるこっちも虚無的な感覚になってくテイストなどとあいまって、不思議と退屈はせーへん。観終わった後は、意表をつくオチに一瞬、どんな気持ちになっていーものか悩んでしまうし。深夜に観るとしばらく映画の事を考えながら眠りにつく事ができるかも。多分、こーゆうの好きな人は好きだと思う。観てない人は「蛇の道」からどーぞ。さらに哀川翔演じる新島直巴の狂気を感じれるかも。 【なにわ君】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-11 00:37:02) |