《改行表示》 12.《ネタバレ》 ハウルの正体は結局黒い鳥で良かったん?主人公であるソフィーに、映画の基本設定となる魔法をかけたはずの荒れ地の魔女をそんな適当に扱っていいん?メインキャラなんじゃないん?カルシファーとハウルの関係は結局どんなんなん?引っ越し先がソフィーの帽子屋だったって事は、ソフィーが家を抜け出したのが原因で廃業したってことなん?ソフィーはなんで城を一回壊したん?ソフィーはなんでカルシファーに城をもう一回動かすように頼んだん?黒いボタンのドアはなんやったん?かかしの正体が魔法をかけられた隣国の王子で、ソフィーに惚れとるって設定は不可欠やったん?さらっと流されとるよ?ハウルとハウルに魔法を教えた師匠はお互い反発しとるみたいやけど、この師匠とハウルはそれぞれ国の戦争にどんなふうに関わっとらん?国同士の戦争ってそんな簡単に終結するもんなん?つうか宮崎駿、何をしたかったん? 【キュウリと蜂蜜】さん 5点(2004-11-22 21:39:35) (良:3票)(笑:2票) |
11.《ネタバレ》 近年のジブリがつまらなくなった最大の理由は鈴木敏夫プロデューサーの影響力(横やり)が強くなったからだとずっと思っていたが、今年「猫の恩返し」,「イノセンス」,「ハウル」と観て完全に確信した。どれも荒唐無稽でストーリーが破綻している、一番嫌に感じるのは”誰が見ても楽しめる”という根本的な考えが欠如している点。今回で言うと、小学校で習う”何時・何処で・誰が”という基本から出来ていない。観客に想像力を求めるにしても度が過ぎており、あれではストレスが溜まるだけ。宮崎駿らしく雰囲気・キャラクター・音楽と個々では十分楽しめるが、本来の映画の楽しみ方とは違うだろう。ハウルの存在・戦争の理由一つ付け加える事によって大きく違ってくると思う。戦争=化け物と嫌悪感をすり込んでいるだけにしか感じないし、結局大魔術師の一言で止めさせるのも脱力感しか残らない。本映画で一番話題になっている声優についてだが、正に滑稽としか言いようがない。ちなみに私はCMの声で映画館に行くのを辞めた。60歳を過ぎた女性に少女の役を任せるという常識では考えられない暴挙。それが出来るとしたら長年やっているプロの声優だけだろう。テストで聴いてみて「どう聴いても老けている」と判断する者はいなかったのか。倍賞千恵子は確かに頑張っていた、ただそれは同情に似た感情であり、そういう余計な事を考えさせられる事自体が苦痛なのである。宮崎駿という大看板が既にあるのである。色が濃い有名役者を使うのでなく、変な先入観無しに観たいものである。 【まさサイトー】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-11-19 17:20:01) (良:4票) |
《改行表示》 10.《ネタバレ》 ゲドほどじゃないけど、話のすじがいまいち理解できなかったです。特に最後の方、子供ハウル以降の流れは頭が「?」で埋め尽くされました。おかげで、映画館を出た後、家族とあれやこれやと議論できたので、その意味では、見る側に想像の余地を持たせ多彩な解釈ができる映画、と言えるのかもしれませんが。 ちなみに私は、ソフィーが魔女にかけられた呪いは外見を老けさせるものではなく、中身の年齢というか心の若さを外見に現すものなのではないかと(勝手に)解釈しました。妹と違い、自主的にやりたいことも楽しみもなく、ただ細々と家業をしているだけの彼女の心が、実年齢相応に若くエネルギーに満ち溢れているとは思えないし。魔女はそんな彼女の内面を見抜き、ある意味ぴったりな呪いをかけたのかな。そしてハウルと出会い、彼に恋をし、彼女本来の若さとエネルギーがどんどん目覚めていき、その為に後半になるにつれてソフィーの姿が一瞬若返ったりして、最終的に元に戻れたのかな、と思います。髪はそのままだけど。(以上解釈終わり)。 これだけ語っといてなんですが、面白かったか面白くないかで言えばはっきり言って微妙。上にも書いたように後半はよく分からないし、他の方も書かれていますが王室付き魔女(だっけ?)が「戦争は終わり」と言えば終わりなのも気に入らない。だけど城のキャラは全員良かったです。何考えてんだかわかんないけど妙に子供っぽいハウルを好きになるソフィーの気持ちはよく分かる(笑キムタクも予想外に上手かったし。ただラスト、ソフィーキスしまくりじゃないか? 【深々】さん [映画館(邦画)] 5点(2009-05-03 18:45:19) (良:2票) |
9.『となりのトトロ』や『紅の豚』に出てくる不思議な登場人物たちはみな、“この世界のどこかを探せば実際にいるのでは?”なんて思わせてくれるリアリティや神秘さや楽しさがあった。『天空の城ラピュタ』に出てくる世界や雲の上のラピュタは“この広い空のどこかを探しまわれば出会えるのでは?”なんて思わせてくれる夢やロマンや希望があった。そんな夢や希望や楽しさに包まれていたジブリの世界に僕はいつも魅了されていた。だから好きだった。だから大好きだった。ではそれがこの映画にあるのか?全てが作り話で、全てが非現実的で、全てが遠い世界の話で・・・子どもに夢を与えていたジブリはもうこの時代ではつくれないのだろうか?薄汚れて荒んでしまったこの世の中では、もう子どもに夢や希望を与えられないのだろうか?ぼくは思う。ジブリなら与えられると。だからどうか、ジブリよ、戻ってきてくれ。 【ボビー】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-10-23 21:17:57) (良:2票) |
8.正直云って期待はずれの作品です。途中までは様々な伏線が絡み合い、わくわくしながら観ていたのですが、その伏線はほぼ解決されることなく、“ハッピーエンドね”で終了ー。なんじゃそりゃ。視聴率が悪くて途中で打ち切りが決定し、強引に終わらせたドラマって感じでしょうか。何故もう少し上映時間を長くしてストーリーを深く掘り下げなかったのか。期待が大きかった分、憤りもでかい。一番気に入らないのは“終わりにしましょ”で戦争を終わらせたこと。戦争に関する説明がないのも手伝い、戦争が軽々しいものに感じられた。確かに城はよく動いていたし、背景もきれいだったけど、それではCGだけを売り物にして中身空っぽのそこらの映画と同じではないか? 【ふじも】さん 5点(2004-12-23 12:43:30) (良:2票) |
7.取り敢えず、ハッピーエンドだということは分かった。それと、ストーリーがいまいち消化不良でも、幻想的でカラフルでロマンティックな映像と、久石譲の音楽があれば、それなりに感動できることも分かった。これこそがジブリの魔法でしょう。 【紅蓮天国】さん 5点(2004-11-20 22:44:53) (良:2票) |
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6.ハウルの動く城は、二度みたが、崖の上のポニョと同様、だれが・なぜ・なにを・どうしたいのかが最後までわからなかった。なんで肝心なところがいつもこうなるのだろう。映像が魅力的なだけに惜しまれる。作者は過去にストーリー性も完璧な多くの傑作をものしている。こういうストーリー性が希薄な方向に変節したのは残念。昨日の自分の作品に飽き常に新しいものを求めようとしているのだとは思うが原点を忘れてはなるまい。 【郭公】さん [地上波(邦画)] 5点(2010-07-20 06:09:26) (良:1票) |
5.この度のTVオンエアにて初見。あまり評判のよろしくない本作のようですが、割とすんなり見ることが出来ました。と言っても、ストーリー的にはよく分かりません。ソフィーとハウルは出会うことが約束されていた「運命の2人」だった、んでもって、ソフィーの愛の力でハウルはまともな心を取り戻した、ってな感じですかね。え? ゼンゼン違う? まあ、子ども向けに作ってないことは確かでしょう。だってこれ、恋愛映画だもんね。で、宮崎氏は、図らずも恋愛描写ベタを露呈してしまったんだね。本作でよ~く分かったのは、宮崎氏にとって、女性というのは、母のように全てを受け入れてくれる聖女か、100%悪女の2種類しかいないんだね、ってこと。そもそも、愛がテーマなら、何より「プロセス」をきっちり描かないと。途中、ハウルはソフィーに母性を求めているとしか思えない描写が延々と続くけれど、これが2人の愛のプロセスだと言うのなら、この監督は、本当に「エロスの伴う男女の愛」を直視するのを避けているとしか思えない(不純異性愛とでも思ってんじゃないのかね?)。男女の愛は、母の愛のような「無償の愛」じゃないんだよ。独占欲が支配する結構ドロドロした世界なの。愛されなければ、愛するだけじゃ成立しないわけ。だからこそカブはあえなく自ら身を引いたんでないの? ホント、この人、自己矛盾に鈍いよなぁ。・・・などと、ほとんどどうでもいいことを感じていたのでした。 【すねこすり】さん [地上波(邦画)] 5点(2008-10-08 11:05:23) (良:1票) |
4.「ハウルの動く城」という題名と「動く城」の前代未聞のデザインを初めて目にしたときの衝撃とワクワク感は忘れられません。 絶妙にキャラ立ちした「城」が「動く」ことによって宮崎マジックはどんな冒険譚を魅せてくれるんだろうと期待に胸が膨らんだものです。 しかし本編を見て愕然、「動く城」って内容に何も掛かって無いじゃん。 デザインだけが突出した客寄せパンダの扱いだったんですか・・。 あげくの果てに生煮えの支離滅裂な難解ラブストーリーを見させられて、ガックリ疲れきりました。 巨匠の作ったものだけに「何かある」と思って一生懸命見ちゃうんです。 それに、見れば、皆さんの言っているようなテーマも浮かび上がってきます。 でもその中に、初めてポスターを目にしたときの高揚感を超えるものは何一つ無かった、って言うのが率直な所です。 【Beretta】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-01-15 18:54:51) (良:1票) |
3.「千と千尋」から感じていたが、これまた、さらに「説明不足」。観客は行間を読まなければならない。これが、監督の意図するものなのか、「老い」からくるものなのか定かではないが、子供が観るアニメとしては如何なものか。ただ、はっきり言えるのは、栄華を極めた「宮崎のジブリ城」から火の手が上がったのは確かだということ。ほら・・、城から煙りが・・見えませんか、私にははっきり見える(笑)。 【STYX21】さん 5点(2005-01-19 04:10:29) (笑:1票) |
2.ジブリ映画=絶対面白い!というわけではないということが、よくわかりました。いかんせんストーリー展開が…。でも売れるんだろうなあ。 【tonao】さん [映画館(邦画)] 5点(2004-11-21 21:00:51) (良:1票) |
《改行表示》 1.声優さんは良かったですよ。木村さんを含めて。 しかし、肝心の 「話」 が、あれでは・・。 まったく全てのエピソードが唐突でした。 【斜心01】さん 5点(2004-11-21 00:23:08) (良:1票) |