眠狂四郎 殺法帖の投票された口コミです。

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眠狂四郎 殺法帖

[ネムリキョウシロウサッポウチョウ]
1963年上映時間:82分
平均点:5.17 / 10(Review 18人) (点数分布表示)
公開開始日(1963-11-02)
アクション時代劇シリーズもの小説の映画化
新規登録(2004-03-14)【梅桃】さん
タイトル情報更新(2023-08-12)【イニシャルK】さん
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監督田中徳三
助監督土井茂
キャスト市川雷蔵(男優)眠狂四郎
中村玉緒(女優)千佐
城健三朗(男優)陳孫
小林勝彦(男優)金八
高見国一(男優)捨丸
扇町景子(女優)歌吉
真城千都世(女優)常盤津文字若
沢村宗之助(男優)前田宰相斉泰
荒木忍(男優)僧空然
南部彰三(男優)窯元蔵六
橘公子(女優)船宿の女将
木村玄(男優)根来竜雲
伊達三郎(男優)銭屋五兵衛
藤川準(男優)無頼漢
志賀明(男優)無頼漢
大杉潤(男優)無頼漢
西岡弘善(男優)無頼漢
滝川潔(男優)江戸の若い衆
布目真爾(男優)江戸の若い衆
黒木英男(男優)無頼漢
美吉かほる(女優)お美代の方
原作柴田錬三郎
脚本星川清司
音楽小杉太一郎
撮影牧浦地志
企画辻久一
配給大映
美術内藤昭
編集山田弘
録音奥村雅弘
照明中岡源権
その他IMAGICA(現像)
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【口コミ・感想】

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5.あははは、↓「気さくで明るすぎる狂四郎」、そうですね。口数がやたら多いし、笑顔は冷たく無いし、化粧(?)も薄いし、髪型もわりとマトモ、円月殺法では刀の残像も出ない。エキセントリックなところが少なく、なーんや、市川雷蔵ってけっこう男前やんか、と気づかせてくれます(何を今さら。でも後のシリーズを見ると、キツいのありますからねえ)。しかし、やたら大声の独り言、やたらキザなセリフなどは、すでに健在。いやあ、楽しいなあ。ストーリーの方は、癖のある人物を何人も配置して変化をつけ、先を読ませません。だが、残念ながら、先が読めないのも道理、さっぱりまとまりがなくバラバラのまま終わっちゃった感じ。クライマックスもあまり盛り上がらず(バックには謎のような風の音が!)、変なカンフー坊主との一騎討ちも冴えないなあ。映画の軸になるのは、玉緒ちゃんとのロマンスなんでしょうが、映画のラストがコレでは、『女王陛下の狂四郎』とでも呼びたくもなり、あわや、1作のみで降板、なんてことにもなりかねない? まあ、まだハメのハズしかたを模索中の映画、ってな感じですかね。 ところで、音楽の一部が、どうもストラヴィンスキー『春の祭典』にソックリに聴こえるのですが????
鱗歌さん 6点(2005-01-05 22:42:04)(良:2票)
4.いちおう抜け荷がらみの話なので、悪の側がひっそりと動くのは分かるが、それにしても厚みがない。悪いお殿さまと悪い商人・銭屋が剥き出しで存在して、それを取り巻くグラデーションが感じられない。ナンバー2なり、その手下どもなりのピラミッドが想像され得ない。玉緒さんはかつて縁があったんだから唐突に城内に現われるのも分かるけど、狂四郎も唐突に江戸藩邸内に出現する。手下は何をしているのだ。チームが存在しない若山富三郎も所在なげで、いちおう狂四郎と吊り合う一匹狼的存在のようだが、なら何をしたいのか・なんでそこにいて飛んだり跳ねたりしているのかが、よく分からない。二人ともけっきょくのところこの事態に対する態度がよく分からないので、最後に砂丘で向かい合っても盛り上がらない。砂地での争いって足跡が残るのでカメラマンが撮影するの面倒だと思うが、すぐに踏み荒らされていて誰の足跡か分からないようになっていた。けっきょくモヤモヤしたまま、崖っぷちに狂四郎が立てば、終わったんだな、とは思えるのであった。/今ほかの方のレビューを読んでたら、鱗歌さんが音楽が「春の祭典」に似てると指摘されていた。まったく同じ印象を持ったので嬉しかった。坊さん連中がぞろぞろ塀ぎわを歩くあたりだと思うが、『羅生門』の「ボレロ」より似ていて、盗用ギリギリの線。これから同曲を聴くと『ファンタジア』ではなく、坊さんの行列が出てきそうだ。
なんのかんのさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2013-09-15 09:46:41)(良:1票)
3.《ネタバレ》 【黒猫クロマティ】さんのコメントを読む前にこの作品をビデオレンタルしたのですが、結構良かったですよ。確かに狂四郎のキャラは安定してない感じがしたし、なんで短銃で撃たれて平気なんだ?とかラストの崖からの絶叫は説明的過ぎるしちょっとオマヌケだぞ、とか、色んなツッコミ所もあるにはあったけれど、狂四郎の「こういう事でもねぇと、俺はいつも自分が死んでしまったような気になるんだ・・・からっ風が、この胸板を吹き抜けていくんだ・・・」という台詞に象徴的な虚無感、そして(自分をも含めた人間、そして世の中に対する)怒りが裏に秘められた退廃的ニヒリズム(あり?虚無感とニヒリズムって、同義語か?まあいいや)に、ワタクシは強烈に惹きつけられてしまったのでした。それと、技術的なことをうまく説明するの下手なんですが、ちさ(中村玉緒)が父親と対決するシーンでカメラを斜めにして二人をとらえているカットは、えもいわれぬ迫力がありました。ともあれ二作目以降は、これよりさらにグレードアップしているようですね。「座頭市」「昭和残侠伝」シリーズに続いて、またまた観続けるのが楽しみなシリーズものを見つけてしまったぜ。嬉しい。
ぐるぐるさん 8点(2004-08-26 20:01:10)(良:1票)
2.記念すべき市川雷蔵の眠狂四郎シリーズ1作目。なのだが、大不評の今作。何がダメかって狂四郎が気さくで明るすぎるのだ!と言うことで本シリーズに興味を持った方にはいつも2作目以降をお薦めしている。それにしても田中徳三は一体何処へ行こうとしていたのやら。アクション時代劇がやりたかったのか?それにしてはショボいアクションシーン。陳孫みたいなインチキヤローには円月殺法を使うまでもないゾ!原作読み直して出直しやがれだ(実際田中徳三は68年の「眠狂四郎女地獄」で出直すんだけど)。
黒猫クロマティさん 4点(2004-03-15 12:57:49)(良:1票)
1.《ネタバレ》 市川雷蔵かっこよかったわー。 女優顔負けのすんごいアイラインだったけど。 ホホ。 中村玉緒もかわいかったわー。 面影は確かにあるんだけど、今の玉緒とはまるで別人ね。 アタシ、こういう時代劇系の映画ってあんまり見たことなかったんだけど、けっこうおもしろいわね。 話の筋は今の大企業とか政治家とかに置きかえても通用しそうだし、案外きちんとしてるのね。 それにしてもあの安岡力也みたいなお坊さんには笑ったわ。 いきなり灯篭壊すし、少林寺拳法はインチキくさいことこの上ないし。 てな感じでいろいろツッコミ入れながら見てたんだけど、最後はなんだか切ないのね。 意外にしんみりしちゃったわ。
梅桃さん [地上波(邦画)] 6点(2004-03-15 12:06:41)(笑:1票)
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【点数情報】

Review人数 18人
平均点数 5.17点
000.00%
100.00%
215.56%
315.56%
4422.22%
5316.67%
6738.89%
715.56%
815.56%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 0.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review2人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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