6.エンドロールのJourneyのDon't stop believingが印象に残った。たぶん聴く度にこの映画を思い出してしまう級に。罪を犯さずに一生を終えるか、それとも壁の向こう側での 生活を余儀なくされるかは、紙一重だと思う。本作のシャーリーズ・セロンは圧巻。演者として一皮剥けるのにいい作品だったのでは。彼女の生い立ちも不遇であり、スターとして栄光を掴むまでは苦労したと語っているし、それを考慮すればキャスティングも頷ける。映画自体は非常に後味の悪いものだが、観ておくべき映画のひとつだろう。体重増加が宣伝うんぬんの意見が多々あるが、ひとつの映画が生まれることは奇跡のようなこと。そして更に、その映画を観に、多くの観客を劇場に呼ぶのはとても容易なことではないのだ。映画だってビジネスなのだから、大いに宣伝してもらいたいと思う。仕上がりが悪く観に行くほどの映画でなければ、ダマされたー!と思うこともあるだろうが、本作はそういう類の作品ではないのだから。 【SAEKO】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-05-09 00:25:26) (良:1票) |
5.彼女たちは出会った方がよかったのか,それとも出会わなかったほうがよかったのか。観客は,二人の行く末をわかっていながら,あ,あ,と見ていることしかできないし,結末も後味はあまりよろしくない。けれど最後まで見てしまう。実話,とか超絶メイクの話題性もあるだろうけれど,彼女らの不安定な絆は妙に惹きつけられるものがあった。演技派二人が作り出した危ない関係は,バッチリ観客の心を捉えたようです。 【さそりタイガー】さん [地上波(字幕)] 7点(2009-06-21 20:20:32) (良:1票) |
4.シャーリーズ・セロンは、体重を増やして肌と歯並びを汚くすれば醜い中年女になるけど、そのへんのおばさんがダイエットして、肌の手入れをし、歯をきれいに直しても、美人女優にはならんわな、などとしょうもないことを考える。 無教養で粗暴で身勝手な主人公を見ていると「トラッシュ」と呼ばれる所以がよくわかる。しかし、同じ境遇なら、だれでもこうなるかもしれない、という可能性も同時に見えるように作られているので、正直、あまりのイタさにへこむ。とくに、事務職に就職しようと奔走するあたりなど、コメディすれすれである。 クリスティーナ・リッチも、セロンほどじゃないにしろ、役のためにかなり太めになっていて、ぱっとしない田舎のおねえちゃんを演じている。相手が同じ女性だから依存心の固まりみたいに見えるが、これが男女のカップルだったら、小娘のずるさや身勝手さも、あまり目立たないような気がする。 主人公が刑務所から恋人に電話するシーンで、女優の本来の美貌がかいま見えたように思えるのは、見ている側が愛というものに幻想を抱いているせいかも。 【yhlee】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-22 17:23:29) (良:1票) |
3.悪くない。シャーリーズ・セロンの演技だけで評価するなら10点だろう。どこまで本当の話なのか分からないが7人を殺害したアイリーンではあるが殺された相手はみんな女を「買った」男たちである。(事実が映画通りだとすれば最後のおじいさんは違う)アイリーンの身勝手さで殺された男たち。女性に対して身勝手な男たち。そこをじっくりと考えるとアイリーンの悪態にも同意出来る部分がある。人を殺していいということではないのだが。ひとついえるのは、「教育」は大切だと思った。もし、アイリーンが「堅気になろう!」とした時にそのやる気を受け入れる所があれば・・・罪を犯した人間に必要な事は罰だけではない、と感じた。 【蝉丸】さん [DVD(吹替)] 7点(2005-12-18 19:42:43) (良:1票) |
2.C.セロンのメイクはジョン・ヴォイトにしか見えず、さらにはぼってりとした体型と ガサツな仕草、喋り方で本当はどんな顔してたかも思い出せなくなってしまった。 女優魂を感じる作品。力のある映画だが、少々綺麗事のようにも思える。 【GO】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-06-16 22:34:48) (笑:1票) |
1.このセロンにオスカーあげなきゃ殺される。 【紅蓮天国】さん 7点(2004-10-03 15:26:34) (良:1票) |