82.《ネタバレ》 実話であるだけに話が重い。犯罪というのはこういうことの積み重なりで起こることもあるのだと考えさせられる。動機のひとつともなっている恋人が自分では何もしないのくせに我侭で見ていて辛い。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-04-25 21:00:28) |
81.30ポンド太ってオスカー像がもらえるんなら、お安い御用だわな。 【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2006-04-01 21:10:12) |
80.後味悪かったけど、見てよかったぞ。 【タコス】さん [DVD(邦画)] 9点(2006-04-01 18:00:46) |
79.非常に採点のしにくい作品だ。プロデューサーでもあるセロンの思いもありこの映画は作られたのだろうがここまでイメージを壊し(はっきり言って超別人!)醜い姿になってまで演じるのは凄いと思うがこれがアカデミー主演女優賞にふさわしいかと言うと首を傾げたくなる。セロンも決してアカデミー賞を望んだわけではなくステップアップもしくはイメチェンのために演じたのが結果的についてきたというのが本当のところではないだろうか。「スタンド・アップ」でもノミネートされているが彼女にはそのような正統派の映画で取ってほしい。そういう意味で言うと「モンスター」には単なる演技を超えた、プロデューサーとしてこの映画を作った執念とか、すさまじい演技を評して「アカデミーど根性賞」みたいなものを彼女に贈ってあげたい。 【CHIROUくん】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-02-28 00:33:57) |
78. どんなモンスターもページをめくれば人間的な部分や、化け物になった理由があるのは良く分かる。 そのあたりは哀れみの視点でよく描かれていた。 しかしモンスターの容姿行動がこと細かく描写された、観客の好奇心を満たす本作品を前にして、眼をつぶり耳をふさぎ怒りと悲しみにに暮れる人達が実際に居て、晴れることの無い無念を胸に、このあからさまなメロドラマをどう受け止めているのかがとても気になった。 世の中の歪みを全て引き受けてしまった主人公の破れかぶれな復讐劇と捉えればおさまりも良いが、鑑賞後に何か釈然としないものが残った。 【Beretta】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-02-23 10:35:14) |
77.《ネタバレ》 すごい映画。アイリーン(シャーリーズ・セロン)、ほんとにすごいです。涙とまんなかったです。最後のおじいさんのはつらすぎる。ほんとやるせないきぶんです。裁判で・…セルビーがぜんぜんしらんぷりしてるとことか最高に悲しかった。すごく泣いたし感動したけど、2度目はみれません。 【ギニュー隊長★】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-01-17 22:02:26) |
76.悪くない。シャーリーズ・セロンの演技だけで評価するなら10点だろう。どこまで本当の話なのか分からないが7人を殺害したアイリーンではあるが殺された相手はみんな女を「買った」男たちである。(事実が映画通りだとすれば最後のおじいさんは違う)アイリーンの身勝手さで殺された男たち。女性に対して身勝手な男たち。そこをじっくりと考えるとアイリーンの悪態にも同意出来る部分がある。人を殺していいということではないのだが。ひとついえるのは、「教育」は大切だと思った。もし、アイリーンが「堅気になろう!」とした時にそのやる気を受け入れる所があれば・・・罪を犯した人間に必要な事は罰だけではない、と感じた。 【蝉丸】さん [DVD(吹替)] 7点(2005-12-18 19:42:43) (良:1票) |
75.オスカーを獲得しているC・セロンの演技は圧巻。映画を観ていて怖いと思った女優は、「バトル・ロワイヤル」の柴崎コウ以来。作品の方も実話をうまく再現しており、重いのと同時に大変深いものとなった。こういう作品を観ると犯罪心理学を勉強したくなるんだけど、作り手も僕と同じ気持ちだったのだろう。何故、アイリーン・ウォーノスは殺人を繰り返したのか、そこにはどういう背景があったのか。やはり人間には愛というものが必要で、愛がなければ人間でなくなってしまう。今までに愛を知らなかったアイリーンは人間ではなかったが、愛を知った途端に人間になってしまった。その愛を永久に保ち続けるためにどうすべきなのかわからなかった彼女。結局、殺人に走ってしまったのだ。やはり、愛を知らずにそのまま自分で命を絶つべきだったのか・・・。残酷な二者択一だ。とても暗い話ではあるけれど、一度は観ておくことをおすすめする。 【こばやん】さん [地上波(字幕)] 6点(2005-12-11 21:06:54) |
74.《ネタバレ》 …壮絶の一言に尽きますね。確かにこれでアカデミー賞を獲ったシャーリーズ・セロンは当然だけど、その反面「これがアカデミー賞なの?」という気もします。シャーリーズ・セロンとクリスティーナ・リッチの絡みと聞いたら普通もっと色っぽいものを期待しそうだけど、まさかあんなになるとは(とか言ってたら俺がブッ殺されそうだが)。物語は後半、まるで『チャップリンの殺人狂時代』のアンリ・ヴェルドゥのようにサクサクと男を殺していくアイリーンの姿が印象的です。幼い頃から大人にレイプされ、散々男に弄ばれてきた彼女。それだけにその鬱憤が一気に爆発したかのように次々と男たちを殺害していく。一度壊れた歯車は止まることなく加速し、やがて最後の命乞いをした客に「神様、お許し下さい」と呟きながら引き金を引く。彼については彼女も殺したくなかっただろうし、事実殺すべきではなかった。それでも殺さなければならなかった、もはや必然。これをアイリーンに殺された被害者の遺族の方達が観たら憤怒するだろうけど、何故こういうことが起きてしまったのかという犯人のバックグラウンドを知ることも含めて、いくら冷酷無比な殺人鬼とは言え夢や希望を打ち砕かれて生きてきた彼女には同情せざるを得ません(但し、この映画で描かれているキャラクターだけについて)。ここ近年の同性の悲劇のラブストーリーを描いた作品としては、デヴィッド・リンチ監督の『マルホランド・ドライブ』と双璧です。 【かんたーた】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-12-07 14:35:16) (良:1票) |
73.やりきれない映画でした。細部のどこまでが実話に忠実かはわからないけど自分のために犯した罪に服する人に対して、最期までだまし続けて生を全うさせた方が幸せか、生きる望みを無くさせて、生に対する未練を断ち切らせた方がいいか、宗教的なことを考えてしまいました。このところ、恋人の片割れが死ぬお涙ちょうだい的な映画のヒット多いけど、この映画はひとつのはっきりした現実的な愛の映画でした。でも好きになれない映画でした。 【omut】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-11-30 03:13:52) |
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72.心も身体も「モンスター」でした。シャーリーズ・セロンは凄いですね。 |
71.シャーリーズ・セロンが醜すぎるそして怖すぎる。あれでは勃つ物も勃たない。アカデミー賞は獲ったし演技力も認められただろうが、若い女は年取って醜くなった将来の姿を想像させてはいけない。失った物の方が大きかったのではないか?映画自体は主役が変装しているみたいで最後まで乗り切れなかった。やっぱりミスキャストだろうね。 【Robbie】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-11-27 17:31:36) |
70.《ネタバレ》 後味の悪い映画でした。話自体は斬新なので、最近のワンパターンのハリウッドに飽きている人には丁度良いかもしれません。ただ、もう一度見ようという気の起きない映画ですが。実話と聞いて、さらにびっくりしましたが。 【お好み焼きは広島風】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-11-27 09:16:52) |
69.シャーリーズ・セロンさんの凄まじい役者魂に感動しましたと同時に「俺のセロンちゃんを返せ」と思いました。ずっとスティーブ・ブシェーミに見えてしまつた。 【ケムール人】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-20 20:26:36) (笑:1票) |
68.噂ほど、凄くは感じなかった..主人公の犯行動機も分からない訳ではないが..世界No.1のアメリカ!その屈折した闇の部分を訴えたかったのか... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-09-21 12:17:58) |
67.ブスで腹の突き出た下品なオンナに変身したシャーリーズ・セロンはすごいんだけど、それ以外に観るべきものが見当たらない。この殺人鬼を題材にして美人にブスメイクをしてまで伝えたかった事は何でしょう。あんなボール球は振れないよ、チェンジOKでクリスティーナ・リッチ出てきたらもちろん逝っちゃうけどね。 【亜流派 十五郎】さん [DVD(字幕)] 1点(2005-09-19 16:04:59) |
66.確かに賞は獲得する問題作なんでしょうね。でも、なんだかセロンから訴えてくるものが伝わらなかった。 【★ピカリン★】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-09-01 23:00:18) |
65.シャーリーズ・セロンがかなり鬼気迫る演技しててすごい。もう前の顔なんて思い出せないくらいに。しかも切な過ぎる。裁判のシーンなんて相手役に腹立ってきた。まぁあれで良いんだろーなー。同情してしまうが途中の殺人はどう考えても無用だし。でもリッチもあんな金あるなら解るだろーに。どこまで本当かわからないが、よく出来てると素直に感じた映画。 【マキーナ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-08-22 22:22:04) |
64.この映画、連続殺人鬼の映画やで。しかも実話。だから猟奇的な怖い映画なんかな~って思ってた。でもびっくりしたわ。泣いてもーたし。ここでいろんな方のレビュー読んでさらに泣いてもーたし。真実がどーやったかは誰にもわからへん。でも、ここで描かれてるんは、単なる殺人鬼の横顔じゃなく、どこにもつながってない孤独な世界に思えた。つながっていたいやん、誰だって、けして救われない殺人鬼ですらも。絶望的な孤独を知ったとき、初めて、映画の中のモンスターの意味を少しは知ることができるのかもしれへん。そして、セロン、リッチの二人なくしてはこれほど悲痛で人をひきつける世界は表現できなかったかもしれん。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-08-19 11:42:14) |
63.同情といった意味での涙がでた。悲しすぎる。セロンの変貌ぶりに驚いたのは、最初だけで、最後はもう、アイリーンにしか見えなくなっていたのがすごい。セルビーのわがままにもうんざりしたけど、あんな風にしか生きられなかった不器用すぎる主人公には、涙しかでない。人を殺すことは本当に間違ってるってことを、誰か、彼女に教えてあげてほしかった。 【あしたかこ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-08-19 00:53:23) |