74.戦争映画ってものを別の角度からとらえたユニークな作品だとは思うけど、はっきり言ってジョークがあまり笑えないし、理解できない。根本的にアメリカンな思考回路の持ち主じゃないと楽しめないのも事実。でも、実際にいたんですよね、こういうDJの人が。 |
73.ロビン・ウィリアムズを語る上で「いまを生きる」とこれはハズせないと思うけど、この2つはロビンの映画の中では対極に位置しているように捉えられることも少なくない。でも舞台が違うだけでストーリー展開や人物造型は似ている、というかほとんど変わらない。何人かの方が書いているようにトークはこの映画のキモではない、というのはすごく同感なんだけど(後述)、その後のロビン本人をイメージ付けたという意味では「いまを生きる」よりも重要なんだと思うなあ。スタンダップジョーク出身のロビンだから出来る笑いの要素が、映画の中の兵士たちを勇気付け、ベトナムの人たちを笑顔にしていく様は、その後彼が言われるようになる「幸せ配達人」そのものなんだと思う。まさにこれは俳優ロビン・ウィリアムズを形作った原点。で、「いまを生きる」はこれの発展形ね。 閑話休題。この映画そのものについて言えばマシンガントークはあくまでも映画のスパイスであって、キモはやっぱり「ひとりの兵士が見たベトナムの情景」。私はこれ以外だとベトナム物は「プラトーン」と「フルメタルジャケット」しか見てないけど、それでもベトナムの街の人をそのままに、淡々と描いたこの映画はちょっと変わってるなあと思いつつ、戦争の悲惨さというよりは哀しさが一番分かりやすく伝わってきた映画でもあった。この前イラクで亡くなった橋田信介さんの本を読んでいるんだけど、橋田さんはイラクやその他の国の人たちとのやり取りを飄々とした文体で滑稽に、だけど実際あったそのままを書いてる。その分すごくリアルに現地の人たちのイメージが湧いてきて親しみを覚え、「こいつらが武器持ったりして戦ってるのか~、なーんか、やるせないよなあ」って気持ちになってくる。それと同じような感覚がこの映画にあったんです。実際、アメリカに刃向かっているのは普通の市民と同じ少年だったから。 ベトナム映画はこれでひとつの区切りがついたけど、もし今のイラク情勢が落ち着いて、映画として作られるような日が来たならば。こういうタイプの映画が結構出てくるかもしれない。イラクでも武器を持っているのは、普通のイラク人だからねえ。 |
72.あのね・・・DJの部分が全然面白くないの。 ここが面白くなかったらこの映画の魅力は半減だよね、きっと・・・・。アメリカンジョークって分からん。 【あずき】さん 4点(2004-07-19 23:01:52) |
71.あまりおもしろくなかったです。 |
70.ストーリーのあちらこちらに意外性が散りばめられていて、 わりと楽しめた作品です。 【しまうまん】さん 8点(2004-06-19 20:59:51) |
69.なるほど小ネタ情報は結構助かりますね。やはりそうでしたか。 【tetsu78】さん 6点(2004-06-14 02:38:04) |
68.一個人では出来る限界のことがある。どんなに破天荒なDJっぷりで米兵の心を癒しても、それはベトナム人たちにとっては人殺しを助長する行為でしかない。最後の最後で明かされる真実の前に、黙って帰ることしかできなかったクロンナウアに、人間臭さを感じた。 【ライヒマン】さん 7点(2004-06-06 22:21:31) |
67.グッドモーニング・ベトナァァーム!!!!!!!! 【ギニュー】さん 5点(2004-06-03 00:00:13) |
66.そうかー、バリー・レビンソンだったのか。私はほとんど終始一貫、この人の作品は好きかもしれない・・と今頃気づいた。 この映画のセリフは英語にうとい私には字幕以上のことはほとんどわかっていなくて、それは半分くらい理解できてないのと同じだろうと思うけど、英語が出来るにしたって人によってレヴェルはまちまちなんだから、そんなことはどうでもいい。 本作での、知らなかったかもしれないけれどここにこういう人たちがいて、そしてこんなことがあったんだよ、という語り口は、わるくなかったと思う。
2004年現在のイラクの状況のことを思うと、映画というものの限界性も感じないではいられないが、しかし、2003年初頭に実は本作はNHK教育テレビで放映されたのだという。 私は「マーズ・アタック!」をやはり同時期にNHK教育で見たのだが、「やるじゃんNHK」と思った私の直感はやはり当たっていたような気がしないでもない。 歴史の表舞台はときの権力者がつくっていくものだが、本当に社会を支えているのは無名の多くの個人だ。みんな、自分の立場でできることを精一杯やっているじゃないか。或いは、それが捨て石に過ぎなくても、一人一人の存在は大きいじゃないか。この映画はそういうことを言いたかったのかなと思う。 ロビンが今よりとっても初々しくて(ま当たり前か)、そこもよかったと思います。 【おばちゃん】さん 7点(2004-05-30 21:24:12) (良:1票) |
65.ロビンのシャウト「グゥッッ~ド・モーニングゥ~べトナ~~ム」⇒うるさすぎてお爺ちゃんにビンタされちゃった。 【ピルグリム】さん 5点(2004-04-02 21:08:20) |
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64.良い映画だとは思うんですが何だか退屈でした。これ以上でもこれ以下でもないです。 【ゆきむら】さん 5点(2004-03-21 13:40:28) |
63.こういうベトナム戦争映画があってもいいんじゃないかな~。 【仮面の男】さん 6点(2004-02-26 15:45:54) |
62.いい映画だと思うけど、肝心のジョークが全然俺には分からない。 (ビデオ) 【zero828】さん 5点(2004-02-25 22:34:31) |
61.「ベトナム戦争帰還兵に対するオマージュ」というぐるぐるさんの観方 に賛成。話芸は重要だが,この映画のキーではないと私も感じた。また,それとは別の視点からこの映画を切り取ったanemomeさんのレビューがユニークだと思うのでちょっと一言。氏の文脈で言えば,この映画以降,戦争モノのテーマは「第二次大戦悲話」にシフトしていったと私は思う。品のない言い方だが,この映画は「ネタ」という意味では行き着くとこまで行った作品で,私は映画の良し悪しよりも,新鮮なネタを探していかなければならない商業映画の業みたいなものが気になった。第二次大戦ブームも一段楽した今,スタンスは違えど「笑い+戦争」というくくりでは同じといえる「ライフ・イズ・ビューティフル」のような映画が出現するのも当然なのかも知れない。 |
60.雰囲気でしか楽しめない。 【ノマド】さん 4点(2004-02-10 11:53:10) |
59.西側世界からみたアジア、という感じがありました。 【its】さん 6点(2004-01-23 21:54:57) |
58.結構評価低いですね。ヒューマニズムとナショナリズムについて考えさせられました。 |
57.このDJは超面白い人らしいが、日本人には何が面白いのやらさっぱり分からんのではないかい?笑えたのは大統領のインタビューのみだったわい。まぁラジオの選曲は良かったけどね。ロビンウィリアムズ嫌いな人の気持ちも分かるけど、この作品はそんなに斜めに構えなくても、いい演技してると思うけどなぁ・・・。 【ぷりんぐるしゅ】さん 6点(2003-12-19 08:02:27) |
56. ハリウッド映画のお約束、英語が堪能な現地美女がヒロインとして登場。 【ロイ・ニアリー】さん 5点(2003-12-18 12:23:28) |
55.アメリカンジョークって笑えねぇなぁ。となると、アメリカ人がやすきよみても笑えねぇのかな?まあ当然だろう。そりゃあ日本のお笑いレベルは世界一なんだからな。しかしこの映画それを差し引いてもいい映画だ。 【ケジーナ】さん 8点(2003-12-16 16:47:08) |