《改行表示》 12.日比谷で観ましたが、観客ダイブとラストには拍手が巻き起こりました。 「LOTR」や「SW」ならよくある話だけど、それほどメジャーでもないこの作品でみられるとは思わなかった。それだけ皆ハマッたといえるのではないでしょうか。 自分もロックは全然詳しくないけど、十分楽しめた口です。 ジャックブラックの好演もさることながら「ロック」への熱い情熱を高く感じられる。 ブラックの役どころが特に良かった。 途中からブラックの子どもたちへの接し方も上からモノを言うというより、同じ目線で語っているように感じられ、演じる曲もザックが原案し、皆で一緒に完成させていく姿に自分も引き込まれた。 一番気に入ったシーンは、突然の曲変更で一番きつかった照明係に演者よりも一番に労をねぎらったようなところですね。 演者だけが光があたるのではなく、それぞれ一見地味な役ところにもクラスの子どもたちを配置し、クラス全体でライブを成功させたというのが伝わってくる。 だから、子どもたち皆活き活きと演じていたような気がする。 ブラックも「ロック」の精神を教えていたつもりが、子どもたちに改めて「ロック」の精神を逆に教わったのではないだろうか。 校長や同居人の「夢」や「大人」について語るサイドストーリーも描かれているのでより深みをましている。 【六本木ソルジャー】さん 9点(2004-06-25 14:36:32) (良:3票) |
11.《ネタバレ》 ジャック・ブラックによるロック版『いまを生きる』。だが、当然のごとくコメディに比重が置かれ、深さはない。プロットも大雑把で、決して出来はよくない。なのに……なぜなんだろう。クライマックスのコンテストシーンで鳥肌が立ち、全身が小刻みに震えだし、急に目頭があつくなってきた。そう、やっぱり映画って理屈じゃない。脚本の理屈では「そこそこ」でしかなくても、そこに「魂」が吹き込まれると、映画の奇跡が起きる。ブラック&ホワイト万歳! 【恭人】さん 9点(2004-05-28 23:10:07) (良:3票) |
《改行表示》 10.《ネタバレ》 最高に愉快な音楽映画です。 劇中で演奏するミュージシャンは大人から子供まで全部モノホン(本物)。 極めつけはデューイを演じるジャック・ブラックの狂気地味たハイテンション! 次から次へと機関銃のように飛び交うセリフの応酬! ライブで盛り上がる夜のバー、ロックで最高にハイになる音楽馬鹿の彼だが、彼は受け止めて貰えるほど愛されて(認められて)いなかった。 自分の音楽に酔っていた“現実”を思い知らされるデューイ、それでもロックへの情熱は燃え尽きない。 デューイは親友のネッドを騙してまで仕事を引き受ける。 だが待っていた職場は正に彼の運命、天職、音楽の才能に溢れた子供達との出会い。 子供達の才能を親と教師たちは無視していた。 しかし、誰よりも仲間を求めていたデューイは子供達の才能を見逃さない。 デューイにとっては利害の一致、子供達にとっては自分を認めてくれる恩人への恩返しだ。 しかしいくら何でも「夢は諦めろ」を先生がいうなよ。当っているかも知れないけど! それでも褒めて伸ばす、付きっ切りで教えるのは上手い。デューイもまた様々な子供達と出会う事で少しずつ成長していく。モチロン狂気に満ちた野望を抱えて。 「ロックは頭を試されるんだ」 QUEEN&レッドツェッペリン「左様」 「ダイエットは?」 「食うのが好きだからしない」 デブの鑑かコイツは。 やがては教師も掌握して磐石・・・かと思いきやそう都合よくいかないのが世の中です。 それでもデューイの魂は生徒に届いていた! 彼を経歴ではなく“魂”で教師として認める子供達の心意気! デューイも腹をくくる。デューイの情熱に親友の魂も蘇る・・・! でもあの半ズボンは無いわー(褒めてる)。 ダイブにはじまりダイブに終わる。 メタいセリフが飛び交うエンディングも最高だったぜ。 DVDの特典でツェッペリンにライブで許可を貰おうとするシーンが面白い。 電話を取らせないために火まで付けるとかどんだけだよ。 「“The”で始まる映画はコケるんだ」 遊星からの物体X(The Thing)「!?」 ジャック・ブラックがオーソン・ウェルズみたいになっててワロタ。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-10-08 17:52:42) (良:2票) |
9.《ネタバレ》 非常に面白かった。子どもの能力や個性は違うのは当たり前。個人の個性を見抜き、適材適所で自己の重要性、責任感を認識させ、達成感を味あわせる。誰もが演者に成れるわけではないが、裏方にも自分のできる仕事はあり、それはとても大切なこと。内気で前に出られなかった少女が実はものすごい才能を持っていて、このことがきっかけで前に出られるようになる。伝統校ゆえに校長も規律に縛られ、自由に考えることができない。反抗期の象徴であるロックを通じて、自分自身を表現することを覚える姿には素直に感動できます。まぶしすぎる子ども達の輝きの前に、主人公も最後には自分の才能のなさを自覚し、ミュージシャンで成功することをあきらめる。これも大きな成長なのだと思います。ステージで自らやりたいことをして輝く息子を見てうれしくなってしまう両親。教育って本当に難しい。 【バチケン】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-04-09 12:06:25) (良:2票) |
《改行表示》 8.これは“分かってる奴”が撮った作品だ!ロックとはNo FutureでHow low?な絶望・孤独・怒り・悲しみ・否定・退廃の淵から立ち上がるものであるが、同時にそうした全ての負の要素をギリギリでプラスに転化させ、I am alive!と叫ぶことだ。分かりやすく言うと、なーんのとりえもない奴に「生きる力」を与える音楽ってこと。とゆー理屈は実はどーでも良くて、僕はあの「School of Rock」のイントロで、いつも泣いちゃうのさ。 【ぐるぐる】さん 9点(2004-05-04 18:19:22) (良:2票) |
7.《ネタバレ》 ロックとは「反抗」らしい。その辺、ロッカーで無い私には良く分かりませんが、少なくともこの映画は管理教育に対する反抗なんて狭い料簡のお話ではないです。子供たちがバンド練習を始めるあたりから、俄然盛り上がって行きます。自由に表現することの楽しさがビンビンと伝わって来ます。共同作業が主体性を生み、疾走感を伴なって突破力を獲得する。タイトル通り、立派な教育にもなっている。サイコ―です。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2013-08-16 01:37:40) (良:1票) |
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6.劇中で流れるノリの良いロック音楽の数々&ジャック・ブラック演じるデューイのハジケっぷり&子役たちの可愛さなどは、こういう音楽青春映画にありきたりな単純なストーリーやラストの強引な展開なども全て吹き飛ばすくらいのパワーがあり、見終わった後の至福感と体の底から感じられるアドレナリンはまさに映画鑑賞で味わえるものならでは。素晴らしき哉、ムーヴィ!!と思ってしまいました。こういう、良い映画を見た後の至福感がたまらないから、映画鑑賞はやめられないんだよなぁ~。上に書いた点の他にも、エンドロールの最後の最後まで終わらない演出なども高評価出来ます(それにオープニング・クレジットもちょっと斬新だったっけ)あ、個人的には、マルコ役の子が可愛くて好き。とにかく元気になりたい時に間違いなく勧められる一本ですんで是非どうぞ!ロック好きは必見。「フラッシュダンス」「フットルース」好きも必見。夜になるとヘッドホンを付けて音楽をかけ、グワングワン頭を振り回して凄まじいノリ方しながら音楽聴いてる俺みたいな人はさらに必見!!!!!(笑) |
5.僕は今、もの凄く後悔している。その理由(わけ)は、あの素晴らしい演奏や美しい歌声から生まれる最高の音楽とパフォーマンスを、我が家のちっぽけなショボいテレビで観て、聞いてしまった自分に対し、怒りを感じ、そして映画館の巨大スクリーンでこの映画を観れなかった事に対し、とても後悔しています。こんなに一つの映画を映画館で観れなかった事に、これほどまでに言いようの無い怒りと悔しさを感じたのは我が人生の中で始めてです。今となってはどうにもならない事だけれど、ホント、マジメッッチャ悔しいです。はぁ~映画館で観たかったぁ~・・・・・・映画館で観れた人にジェラシーと劣等感を感じつつ、この映画の素晴らしさに敬意を込めて9点。 【ボビー】さん 9点(2004-09-23 05:40:20) (笑:1票) |
4.アメリカでちょっと時間が経ってから見ました。会場は15人程度と少なかったが、終了後全員がスタンディングで拍手してました。つられて自分も拍手しました。痛快で分かりやすいこの手の映画は大好きです。 |
《改行表示》 3.最初はダサかったジャックブラックがラストのバンドバトルですっっごくかっこよくみえました またジャックブラックだけでなく生徒も全員輝いていたのがとてもよかったです ロックの知識が無かった僕にもわかりやすかったです 最高でした ロックのききかたが変わりました 生徒の中ではケイティが特にかわいかったです ロックかっこいー 【ぺぷとりじ】さん 9点(2004-06-05 15:06:23) (良:1票) |
2.お腹一杯、大満足!ここにレビューしている皆さんも、S先生も、まったく馬鹿みたいに「ロック、ロック」って!!私も仲間に入れてちょうだいっ!!!御都合主義も予定調和もこういう映画の為にある手法ですから、何も言う事ございません。コンテストのステージ中、S先生がダイブしたシーンで、劇場客席からも一斉に拍手が沸き起こりましたよ。 【たまねぎ君】さん 9点(2004-05-13 11:37:52) (良:1票) |
1.遂に登場!「ハイ・フィデリティ」で変態的ロックおたく&ソウルシンガーを見事に演じたジャック・ブラックが、本職のロッケンローラーに戻って、その本物のロック魂を思う存分発揮した正真正銘のロック映画「スクール・オブ・ロック」! この映画は日本ではGW公開なので、まだ多くの人は観てないと思うけど、いやー面白かったなぁ。ジャック先生、最高です。落ちぶれたロックミュージシャンが代理教師を偽って小学校に潜り込み、なんと小学生とロックバンドを組んで地元のロックコンテストを目指す、という破天荒なストーリーなんだけど、まぁそんなストーリーはとりあえず置いておいて、とにかくジャック先生の一見狂犬のような容貌と躍動感溢れるボディアクションから繰り出されるパワフルなロックスピリットには圧倒されましたねー。笑えたし。やっぱりジャック・ブラックは「愛しのローズマリー」のさえないヤッピーなんかよりもロックが関わるこっちの映画の方がそのキャラクターを100%発揮できるんだろうな。まぁ、この映画はジャック・ブラックのオンステージですよ。そのアクの強いキャラクターにウンザリする人もいるだろうけど、僕は完全にハマリましたね。改めてロックって様式というかスタイルが重要なんだなぁって感じましたよ。ジャック先生も案外と趣味が幅広くって、AC/DCからザ・フー<ジャック先生のロック講義の中ではハードロックにジャンル分けされてましたねー>、ピンク・フロイドにブロンディ、ときたもんだ。ジェーン校長のスティービー・ニックス好きにも笑えたしね。ギターを使った授業は、なんか月亭可朝みたいだったよw。最後にステージでの演奏が盛り上がって、念願叶って観客へのダイブを受け止めてもらえたジャック先生。なんだ、これがやりたかっただけなの?? なんて、思っちゃったりしたけど、まぁご愛嬌。これもロックのスタイルなのだ。いやーとにかく面白い映画でしたぁ。 【onomichi】さん [映画館(字幕)] 9点(2004-03-27 23:26:21) (良:1票) |