4.《ネタバレ》 映画関係の雑誌でこの映画のタイトル、そして少しの内容説明だけで、観たくて観たくてたまらなくなった作品です。GW公開と聞いて前売り券も購入。そしてついに初日。朝一番で劇場に駆けつけました。パラマウント映画のロゴマーク出現、そしてオープニングタイトルまでまさに「ロック」してます。カッコいいです。 ロックに魅せられ、ロックそのものの主人公が名門学校の臨時教員となって、生徒の心の箍をはずし、コンプレックスをなくし、共に熱くなるという展開は、過去にも多くの作品あり。「今を生きる」「陽のあたる教室」「ミュージック・オブ・ハート」など。しかし、今作品がそれらと一線を画するのは、ジャック・ブラックのキャラクターの濃さと、むしろ反社会的なロックという音楽。確かに生徒、親御さん、頭の固い教師との和解などはあまりにも予定調和です。それでも見せてしまう、観てしまうこの勢いとこのテンポ。ロックの魂を心底感じさせるこの高揚感は一体何?ラストのロックバンドのコンテストシーンでは、涙、涙、涙。一途に、馬鹿に、必死にやっている人間ほどかっこいいものはない!デブでさえない主人公がもう素敵に見えてくるんだから。思わず拍手してしまいました。笑いもふんだんにあり、ロックの歴史も勉強できて、そしてエンドクレジットまでたっぷり楽しませてもらって、いやあ最高!宝物になる愛すべき映画。 最近、楽しいことないっていう人、見たらきっと幸せになるよ。 【映画小僧】さん 10点(2004-04-30 12:02:31) (良:3票) |
3.《ネタバレ》 イヤー面白い!ジャック・ブラック最高!! 売れないロック馬鹿野郎をジャックが好演してますね。むちゃくちゃハイテンション演技は大いに観る人を選びそうですが、ワタシにはドンピシャ。校長先生がいきなり教室に入ってきて、の、ギターをつかった変な授業のおかしいこと!もうぅメチャククチャ笑ったー。ちょっと感心したのは子どもたちとの接し方。頭ごなしに否定をせず、話しをしっかり聞いて、その子の意見を尊重している。結果的に隠れた特技(才能)を見出すことに成功しています。まぁそういいつつ、バンドコンテストに出たいという不純な動機(苦笑)がロック馬鹿野郎っぽくていいですね。ロックの名曲はいっぱい出てくるし(ツェッペリンへの特典お願い映像は必見!)なによりも子どもたちの楽しそうな笑顔が最高にイカしてます。最後のステージも最高に良かった! 愛すべきロック馬鹿野郎に乾杯!! オススメデス☆ 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 10点(2013-03-28 09:13:30) (良:1票) |
2.私、大学時代に(卒業してからも暫く)バンドやってました。ロックではなくHM(厳密にはもっとコアなやつ)なんですけど、この映画に出てくるネタくらいは基本なんで大体分かりました。ま、そんなことはどうでも良いんです。なんか、観終わった後、久々に感動の余韻が残る映画でした。映画そのものに、自分の心の奥底に閉じ込めてしまったものに、色んなところに感じ入る部分があって、思わずハートがアツくなりました。そうだ!大事なのはお勉強じゃないし、一流大学でも一流企業でもない。一生懸命になれる何かを一生懸命やることなんだ。またバンドやりたいなぁ…なんて突如思い始めた今日。でも明日になればネクタイ締めていつも同様に会社に行くんだろうな(涙)。とにかく、モロ私の琴線に触れまくりでした。なので、ちょっと甘めですけど、JBと子供達に免じて10点献上。持ってけ!このデブとガキどもめ! |
1.全国の音楽教師の皆さん。授業で「サウンド・オブ・ミュージック」や「アマデウス」を生徒に見せるのもいいですが、この「スクール・オブ・ロック」を見せた方が子供達にいろんなものを与えることが出来ると思いますよ!オーソドックスなストーリーながら、全てにおいて完璧と絶賛したい映画。今期ナンバー1の面白さです。ジャック・ブラックの暴れっぷりももちろん評価しますが、子供達もそれぞれのキャラクターがしっかり立っていて魅力的に描かれていた。というより、サマーたんが可愛過ぎて悶絶しそうになった。 【コバ香具師】さん 10点(2004-06-01 15:42:51) (笑:1票) |