4.《ネタバレ》 ○無理やりな設定に慣れるのに多少時間がかかったが、それからは気楽に楽しめる。○序盤から教師になりすますまでの間に、音楽好きのダメ男以外の良い要素がく見込められたら良かったはず。その後、子供たちを褒めるなど良い場面もあるが、音楽好きと分かった校長を酒に酔わせて自分の良い方ばかりへ持って行くところがあまり共感を呼べない。例えば居候先の男の急病で教師を任されるなどもう少し主人公に共感できる要素があればその後の展開も意味合いが変わってきたはず。○子供たちの個性を描いた後のラスト演奏シーンはやはり盛り上がる。その後放課後教えているシーンも後味が良い。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-01-05 22:32:21) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 見る前の想像とちょっと違ったかな。楽器はリコーダーくらいしかしらない子供たちが、自由もへったくれもありゃしない校則で拘束された学校とムカツク教師にロックで宣戦布告だ!みたいな感じを考えていましたが、実際はいきなり高度な楽器を使いこなしているし、教師も皆、人が良さそう。じゃあ校長はと言うと、キャラ設定は面白いけど別に極端な悪役を担っている訳でもない。ですからロックで解放するぜ!という気持ちよさはいまいち薄い気がしました。 それでも楽しかったと思えるのは、ジャック・ブラックの演技と子供たちの愛らしさですね。終わり方も好きです。 『課外授業ようこそ先輩』という番組がありますが、それを毎週見ている僕としては、それのアメリカ版といったノリで気楽に見ることができました。 【ゴリラの住む丘】さん [DVD(吹替)] 7点(2010-06-10 13:41:24) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 ジャック・ブラックの暑苦しさ全開。息子たちといっしょに見たのだが、とくに高校生に大うけであった。 ストーリーは予定調和的に進んでいき、予想を裏切る展開はほとんどない。だが、見ていてとても楽しい。いっしょに歌いたくなる。 ロックが好きだというだけがとりえ?で、人格的にも経済的にも破綻寸前という男が、ニセ教師になると、なぜか子供たちの自尊心をきちんと尊重して、ロックバンドという目的のために、クラス全員が夢中になり、自分から動くように、うまく誘導していく。もちろん全員がバンドのメンバーになれるわけはないから、裏方の仕事に回る子供も出てくるのだが、スタッフあってこそのバンド、ということを何度も強調して、それぞれの実力を引き出していく。いくら子供相手とはいえ、これだけ対人関係をコントロールできる人間が、こんなダメダメな境遇にいるわけないだろう、と思うのだが、これはほら、『ギャラクシー・クエスト』のロック版なんだよね。現実的なことにはまったく役に立たないオタクでも、それなりの場を与えれば、ちゃんと人並み以上のことができるんだよ、という。 ジョーン・キューザックの校長先生がキュートだった。 【yhlee】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-27 18:32:07) (良:1票) |
1.ディズニーばりに、かなりヌルイ脚本だったが、そこそこ楽しめた。脚本はヌルイが、全編ロックしていることに異論は無い。ただ、時代の真っ只中を生きたおじさんに言わせてもらえば、ロックってのは、こんな爽やかで気持ちのいい映画のテーマになるくらい「無害」なモノになってしまったんだなぁ・・とちょっと寂しくなってみたり。 【るね】さん 7点(2004-10-31 00:07:36) (良:1票) |