ベティ・ブルー/愛と激情の日々の投票された口コミです。

ベティ・ブルー/愛と激情の日々

[ベティブルーアイトゲキジョウノヒビ]
37.2 Degrees in the Morning/Betty Blue
(37°2 Le Matin)
1986年上映時間:121分
平均点:7.28 / 10(Review 74人) (点数分布表示)
公開開始日(1987-12-12)
ドラマラブストーリーロマンス小説の映画化エロティック
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-09-17)【Olias】さん
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監督ジャン=ジャック・ベネックス
キャストジャン=ユーグ・アングラード(男優)ゾルグ
ベアトリス・ダル(女優)ベティ
ジェラール・ダルモン(男優)エディ
ヴァンサン・ランドン(男優)リシャール警官
脚本ジャン=ジャック・ベネックス
音楽ガブリエル・ヤレド
製作ジャン=ジャック・ベネックス
クローディー・オサール
配給20世紀フォックス
字幕翻訳古田由紀子
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【口コミ・感想】

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1
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8.《ネタバレ》 観ていてほんとに苦しい苦しい作品でした。カっとなると何をするかわからない気性の激しいベティ。大抵の男はベティのような女は重すぎて逃げ出すんじゃないでしょうか。設定ではベティはやっと20才くらい、ゾーグは30才過ぎてるのじゃなかったかな。けっこう年が離れているからこそゾーグはベティを受け止められたのだと思う。ゾーグに対し「アバタもエクボ」的に惚れこむ情の深いベティ。当のゾーグは夢などとっくに忘れてしまったように惰性的にその日暮らしで生きている。それに苛立ち思うようにならず妊娠も間違いだったことが決定的となり精神に異常をきたしショック状態に陥ったベティをゾーグは開放してやるつもりであんなことをしたのだろうか。ベティのいなくなった部屋でひとり静かに原稿に向かうゾーグ。ベティとの激しく濃密な日々を書くことで世の中に認めらることになる。それを一番望んでいたベティはもういないというのがなんともドラマチックです。
envyさん 9点(2003-12-07 00:40:53)(良:2票)
7.十数年前に、2回目のデートでこの映画に誘ってくれた勇気ある男性がいた。今その人は私の夫だったりする。あの頃の愛と激情の日々(?)はもはや戻ってこないけれど、愛情の「あ」もないような日々が続いて心が渇ききってしまった時にこの作品を見返したりサントラを聴いたりすると、諦めの悪い自分の中の女がちょっと癒されるような気がする。男性の皆さん、この作品に感情移入しまくるような女とは覚悟しておつきあいを。
lady wolfさん [DVD(字幕)] 10点(2004-10-08 11:59:35)(良:1票)
6.狂気に満ちた愛の姿に胸をえぐられます。すばらしい。ベティが家具を窓から全部投げ捨てて家に火をつけるシーン、映像が鮮烈に美しい。
エンボさん 10点(2004-01-17 01:28:26)(良:1票)
5.最初は性欲のみで、つながっていた明るくて軽いカップルが、あるとき、男が書いた小説をベティが読んで、素晴らしい!と認めたことから、男は「自分の存在」を承認してくれたベティを愛し始めた。本来、恋する行為とは、明るくて、軽くて、楽しいのだが、愛する行為とは、見返りを求めないものであり、相手の苦しみをそのまま自分に同化させ、時には愛する者の死によって自分自身も滅ぼされる危険と隣り合わせであることを感じた。 ─狂気の愛─。 人は愛すれば、楽しみも苦しみも10倍になる。
花守湖さん 10点(2003-10-18 18:53:36)(良:1票)
4.この映画を見て、男と女は違う生き物なんだとつくづく思い知らされたような気がした。ベティは普段は可愛く笑顔いっぱいなのに、たまにどうしてそんなことで?ってことでヒステリックになり自分で感情を制御出来なくなる。うちの嫁さんにもこういう一面がある(これ見たら怒るやろなぁ)。もちろんベティほど凄くはないですが。こんなベティを女の象徴と言ってしまうと、女性からお叱りを受けそうだけど、そんなふうに感じました。そして自分をコントロール出来ない状態の女を、男が理解するのは当然無理なんだが、ゾルグは理解せずともすべてを受け入れる。そこに男と女の愛し方のの違いも垣間見えるような気もする。ゾルグは愛するがゆえ、すべてを受け入れざるおえなかったのかもしれないが、あの結末を見ると受け入れてはいけなかったのかも..。原作を読んでないので解かりませんが、ベティが壊れていくきっかけといい、原題といい、「女とは」というのがテーマのような気がしました。
R&Aさん 6点(2003-08-18 19:43:08)(良:1票)
3.私的にはかなり共感してしまった映画デス。恋をして、相手をどんどんすきになって、その人のみが自分の世界になってしまって、自分でヤバイって思いながらも止められない・・・。最愛の彼の手によって終わることが最高の幸福。・・・なんて、ちょっと病み気味の恋をする、突っ走り気味の私にはツボ。だけど、人には勧めない。「笑う犬」のミル姉さんの「映画一口メモ~」では、「ベティーブルーが好きだという女には気をつけろ!」とゆわれてたし・・・。さておき、サントラのよさもさることながら、ベティーのオーバーオールの着こなしが私的にかわいかったのでした(横からチチ見え)。原題の「37⁰;2」は妊娠しやすい体温だとか。(たしか。ね) 
花代さん 5点(2003-07-02 00:02:07)(笑:1票)
2.本能のままに人を愛するって羨ましいけど、ある程度大人になってからの愛し方は他にあると思う。今の少女たちはしっかり恋愛をしてしっかり失恋して傷ついておくべきでは?そうすることによって傷も浅くてすむよ。ベティが自分の恋愛が出来たのは全てを受け入れてくれる大人のゾーグだったから。
フィャニ子さん 10点(2003-06-30 11:45:06)(良:1票)
1.僕はこの「ベティブルー」の世界に否応なく惹きつけられる。言うまでもないが、これはゾーグの物語である。そしてこれは、「恋」と「愛」という感情と世界をめぐるリアルな物語なのである。「恋」は受難である。僕らはそれを受け入れた途端に、あの輝かしいキラキラとした、それでいて息苦しいほどに高揚した感情が単なる受難に変わるのを知っている。それは、恋という感情にとって、彼女が世界そのものだからである。それから、彼は恋の感情を追憶しているだけの自身に気がつくかどうか。気がついたら、終わりだし、気がつかなくてもそれはまた同じことなのだ。ベティは誘う女として登場し、ゾーグは彼女に恋をする。一緒に暮らし始めた頃から、彼女は、ひたすら一途な感情をゾーグにぶつけてくるようになる。時にそれは、ゾーグの理解を超えた激しさを見せ、彼を戸惑わせる。僕は、それをゾーグ自身の心の揺れそのもの、そのリアルな反映だと思っている。自らを傷つけるベティ、それもまさにゾーグ自身なのだ。この映画が奏でる優しいメロディに潜む恐ろしいほどにリアルな物語。それは、ゾーグという意識の物語でもあり、それはまた、ベティそのものでもあるのだ。
onomichiさん 10点(2002-11-12 01:19:59)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 74人
平均点数 7.28点
000.00%
111.35%
211.35%
322.70%
456.76%
51013.51%
679.46%
7810.81%
81317.57%
91216.22%
101520.27%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.75点 Review4人
2 ストーリー評価 8.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 7.33点 Review3人
4 音楽評価 8.25点 Review4人
5 感泣評価 6.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1986年 59回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1986年 44回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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