4.戦争の時代を経てこういった映画を作りたくなったのだろうか。でも描いているのは個人の殺人であり、終盤まではあくまでこの人物である。 チャップリンの中では特異はイメージだが、こういった作品を志向したかったのかもしれない、多くの作品を作ったあとなら。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-04-26 15:27:59) |
3.後味が奇妙なことこの上ない、なんとも咀嚼し難い作品。コミカルな場面は真正喜劇、でも並行して恐い恐い企みも進行しているので、この男をどう捉えたらよいやら混乱しっぱなしでした。いろんなメッセージが窺い知れるけど、ストレートには伝わりづらいような。この程度で追放とは、当時のアメリカは赤狩りヒステリーの絶頂だったのだなあ。殺さずにいた彼女が軍需産業の豊かさにあずかっている皮肉な展開、このチクリとした感じはとてもチャップリンぽいと思いました。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-12-20 23:29:35) |
2.ブラック・ユーモアの作としてはそれほど笑えません。例外は釣りと結婚式の場面で、ここだけパントマイム風の笑いなので、全体の中で完全に浮いています。前半はやや退屈ですし、どうも時間をもてあましたのか? 最後までギクシャク感がつきまといますが、考えると、むしろそれが狙いなのかもしれません。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-10-29 20:38:53) |
1.チャップリンのコメディとしてみなければそんなに面白くないかも。釣りと温室のシーンが印象に残るが、他はコメディとは呼べない。これをべたべたのコメディにするぐらいの力技をみせてほしかった。 【Skycrawler】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-05-25 08:17:00) |