4.《ネタバレ》 こんな大人のラブロマンスがあったとはねー。演技面ではもちろんマーシャ・メイソンが中心なんだけど、ジェームス・カーンがそれをしっかり受け切っていて、さらに子役の彼も巧く絡んでいる。イーライ・ウォラックの使い方も絶妙。前半は、障壁乗り越え系(?)のロマンスとして堂々と進行し、あれ?ちょっと上手くいきすぎじゃない?と思っていたら、まさかの方向に話が進展する。終末部では、ビリヤードやナイフなんかの冒頭導入アイテムを用いて回帰を示し、祭りの後的な一抹の虚しさを感じさせ、「でも、でも最後に何とかなるよね?」と願わせておいて、本当に何とかしてくれました。お見事。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-11-27 03:21:16) |
3.《ネタバレ》 ニューシネマが盛んな頃に、こんな爽やかなラストの映画があったとは。結婚を認めない上司とのやりとりで言ってましたが、優秀な水兵と娼婦が結婚することが多かったんですね。それにしても「ゴッドファーザー」のソニー兄ちゃんがこんなに優しい役をするとは。子役が優しい主人公に心を許すようで、許さないようで、という微妙な表情をうまく出してました。 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-06-11 23:14:14) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 公開したばかりの頃に見ましたが、今でもモーリン・マクガバンの歌うYou're So Nice to Be Around と港の煙ったような雰囲気が印象的です。お尻に注射をうたれてしまうジェームズ・カーンも、自分の息子をおいたまま出て行ってしまう、どうしようもない売春婦マーシャ・メイスンも、とてもかわいいです。この時代、ダメな中年女性の自立と焦燥が入り交じった名作映画が多いと思います。グッバイ・ガールの時の女の子も、この映画の男の子も上手です。ベトナム戦争の影が残っているせいか、シングルの母親とませた子供、その母親と親密になる男性というシチュエーションが多かったけど、どの映画も面白いです。 【omut】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-09-18 06:33:15) |
1.ジェームズ・カーンが普段の暴れ役とは違ったナイーブな一面を見せる。マーシャ・メイスンのちっとも可愛くない息子がなかなかいい味。 【mimi】さん 7点(2004-10-03 04:43:32) |