4.登場人物の生活に実感がない、というのは別に現代を描く場合悪口とは限らないが、ふわふわしながら繰り返される「生」も実感がないとなると、とらえどころがなくなり過ぎて。ついに現代は「死」まで実感を失ったということなのか。生も退屈な繰り返しでしかない、とか。この映画を材料にして現代を語ることは出来るかもしれないが、この映画そのものは何も語っていなかった。時代は音楽で表現するのが一番だけど、かつて無音楽映画の傑作を作った人と思って見ると、うるさい。けっきょくこの人の映画のうつろさは、意識的なものじゃなくて、単に作家の反映だった面が強いのかもしれない。恋人役のデビット伊東ってのが、ちょっといい横顔をしている。 【なんのかんの】さん [映画館(邦画)] 5点(2012-01-24 09:54:16) |
3.《ネタバレ》 約15年ぶりに再見。たぶん、15年前に採点してれば4点だったと思うが、今見返すと3点かな。w これね、マンガで読めば、藤子・F・不二雄らしいお話だしちょっとイイ話なんだと思う(未読ですが、たぶん)。でも映画にするとダメダメ。って言うか、映画にする必要無いな。TVの2時間ドラマで十分。クリスマスのドラマSPで良かったんじゃん? って感じ。いや、まずそのクリスマスらしさが何も無いんだな。 それに、人生を何度もリプレイする話でアソコまで引っ張っといて、最後にあのご都合主義は無いだろ?! そこまでのお話を全てひっくり返す、驚愕のご都合主義!w 時代時代のヒット曲を被せて過去を演出する手法も、私のようなオッサンにとっては確かに懐かしいが、在り来たり。見所は、斯界の巨匠達の豪華な顔ぶれが揃うパーティシーンくらいか。 【TERRA】さん [地上波(邦画)] 3点(2007-08-24 19:19:50) |
2.悪くはないんだけど、ずれてますねー。 【たかちゃん】さん 3点(2004-05-31 20:05:41) |
1.和泉元彌とデビット伊東がぶっちゃけありえない。女優殺しである。まあ、まともな男優を用意したとしても、面白くないことに変わりはないのだろうけど、もう少し配役に気を配ってみても損はないと思ふ。クリスマスになると毎年必ず街に流れる耳慣れたテーマソングも、清水美砂にとっては早く過去の想い出にしたいだろう。 【もとや】さん 3点(2004-04-08 10:01:05) |